Amazfitのトレイルランナー向けモデル「Amazfit Cheetah 2 Ultra」をレビュー用に提供していただきました。
長距離のトレイルランニングや複数日にわたるレースに挑むような、本格的なトレイルランナー向けモデルです。最近は他社でも上位モデルの価格が上がっており10万円超えのものも少なくありません。そんな中、Amazfit Cheetah 2 Ultraはしっかりとした性能と十分な機能を持ちながら99,800円と、10万円を切る価格になっています。
今回はもうしばらくトレイルランには行ってないものの、かつてはハセツネなんとか完走レベルだった私が1週間ほど利用してみました。主にロードでの利用になってしまいましたが、そちらでの活躍も十分にできるランウォッチです。
Amazfit Cheetah 2 Ultraの価格は99,800円です。当サイトの読者向けに5%オフ 94,810円で購入できるクーポンをいただきました。どうぞご利用ください。
有効期間:2026年5月21日(木)~2026年6月30日(火)23:59
クーポン:CHEET2S10
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Amazfit Cheetah 2 Ultraの概要
Amazfit Cheetah 2 Ultra(以下Cheetah 2 Ultra)はAmazfitのトレイルランナー向けGPSランニングウォッチ上位モデルです。1.5インチのディスプレイはサファイアガラスで最大輝度3000nit、ボディはグレード5のチタン合金でバンドを含まない重量は52g、バンドはシリコンバンドとナイロンバンドの2種類が付属します。円偏波アンテナのデュアルバンド6衛星測位システムによる高品位な測位、そして日常使用で30日間、GPSウォッチモードで最大60時間持続するバッテリー性能を持ちます。
同時に発表されたランナー向けの上位モデルAmazfit Cheetah 2 Proも含めた主な仕様は以下のとおりです。
詳細なスペックは公式サイトをご覧ください。
外観:チタン合金のボディとサファイアガラス
Cheetah 2 Ultraのディスプレイは1.5インチのAMOLEDでサファイアガラスを採用しています。ボディはグレード5のチタン合金で、これらにより耐久性が高く、ハードな練習でも傷つきにくくなっています。
タッチ操作に対応するほか、物理ボタンも4つ備えています。トレイルランニングではグローブをしたままでも操作することも多いですし、なんだかんだ走るときは画面を見ずに操作できる物理ボタンのほうがやりやすいですよね。
左右のボタンには小さな凹凸があり、触感だけでボタン位置がハッキリわかります。また、左側面にはスピーカー、右側面にはマイクがあります。
シリコンベルトは遊革は2つ。ベルトのデザインがあまりスポーティーすぎず上品です。その中で遊革にあるロゴがいいアクセントになってます。
ナイロンベルトも付属しており、好みで取り替えられます。バンド自体は22m幅でクイックリリース対応です。
大きい割に意外と軽い
重量はスペック上は59.5g、バンド含めないと52gです。実測ではシリコンバンド含んで70g、ナイロンバンドだと58.2gでした。スペックで描かれてる重量はナイロンバンドのものですね。
同時に発表されたCheetah 2 Proがシリコンバンドで61.5gでした。バンド含めないとCheetah 2 Ultraが重いですが、ナイロンバンドにすればこちらのほうが軽くなります。
ディスプレイはくっきり見やすい
ディスプレイは1.5インチのAMOLEDで最大輝度は3,000nitです。十分な大きさですし、明るさ自動調整もあり直射日光下でもしっかりと画面が確認できます。また、Cheetah 2 Proと違って完全フラットです。
テキストサイズは変更可能で、既定値に設定した場合、通知画面で横に全角11文字程度表示できました。Cheetah 2 Proより1文字多いですね。
ワークアウト機能
Cheetah 2 Ultraのワークアウト関連機能はかなりたくさんあります。基本的にCheetah 2 Proと同じでランニングウォッチとして欲しい機能はだいたい揃っているのではないでしょうか。
- トレーニングテンプレート
- Zeppコーチ
- 仮想ペーサー
- 運動データのアナウンス
- 自動ポーズ
- 自動ラップ
- 運動中画面のカスタマイズ
- ギア管理
- オフラインマップ
- ターンバイターン
- 自動ルート再検索
- 周辺スポット(POI)検索
- ルート自動作成
私が気になった機能をいくつか紹介します。
170以上のスポーツモード
Cheetah 2 Ultraは、ランニングをはじめサイクリングやスイミング、ストリートダンスにボクシング、オリエンテーリングなど170以上のスポーツモードに対応しています。正直これだけたくさんあっても使うのは2,3個なのであまり意味がない…と思うかもしれませんが、マイナーなスポーツをやっていて、それが対応しているとちょっと嬉しいのはあります。
なお、このうち8つ(屋外ランニング、トレッドミル、ウォーキング、屋内ウォーキング、屋外サイクリング、プールスイミング、ローイングマシン、エリプティカル)については自動認識で記録することも可能です。
オフラインマップを表示
Cheetah 2 UltraはアプリからオフラインマップをWi-FiもしくはBluetoothでダウンロードして表示できます。
トレイルランニングに行く場合は事前にダウンロードしておくといいでしょう。ストレージは(システム含め)64GBと大容量なので広い範囲をダウンロードしても余裕があります。
地図の表示やスクロールは滑らか。拡大縮小などの操作は物理ボタンでも可能です。ノースアップ/ヘディングアップやライト/ダークモードの変更も可能。
位置情報の取得が早い
ワークアウトの種類を選ぶと位置情報の取得が始まります。場所にもよりますが、空が見えてる場所なら10秒もかからずに完了します。家のドアを開ける前に始めておけば、走り始める前に準備完了です。
Cheetah 2 UltraのGNSS(測位システム)は円偏波デュアルバンドで6衛星に対応します。なので高層ビル群のなかでも正確な位置情報を記録できる…とされています。私の住む場所は静岡の山が近い方なので高層ビルなどありません。
レビュー期間中に山に行く機会がなかったので住宅街をランニングしたときの軌跡です。2枚目(ファートレックラン)のほうは周回で同じコースを何周かしているのですが、だいたい重なって1本の線に見えます。空が開けているところなので当たり前ですが、こういったところでズレは少ないです。
トレイルランニングモード
今回は期間中に山に行く機会がなかったので試せなかったのですが、トレイルランニングモードというのがあります。ルートを設定し、ワークアウトでトレイルランニングを選ぶとこのモードになるようです。トレイルランニングでは上り坂や足場の悪い地形があるので、勾配、地形抵抗、獲得標高をベースに負荷係数を計算し、それをデータに反映します。
勾配区分標高マップやルートナビゲーション、ルートを外れた際のアラート機能(ターンバイターンやルート再検索)もこのモード内でフルに活用するため、この場合のバッテリー持続時間は最大33時間となっています。
音声案内は英語/中国語
実際に走り始めると、はじめと終わり、そして1kmごとなどワークアウトに合わせた音声案内が流れます。Cheetah 2 Ultraはスピーカー内蔵なので、基本的には時計本体から音が出ます。
音声案内はトレーニング内容によってはペースや心拍数が決められた範囲から外れた場合などに警告を出してくれます。ただ、この案内は英語または中国語のみです。難しい英語ではないですし聞き取れないわけでもないのですが、やはり日本語の方が望ましいですよね…。
LEDライト搭載
地味に嬉しいのが上側面部にLEDでフラッシュライトを搭載していることです。緊急時に懐中電灯代わりに使う事もできますし、夜間のワークアウト時に点灯させておけば周りに自分の存在を知らせられるので安全です。
実際、夜間に点灯させて走ってみましたが、一応足元を照らしてくれるものの腕を振ると照射範囲も変わりますし、ランニング時としては周りに自分の存在を知らせる用ですね。
ライトはコントロールセンターから起動するか、UPボタン長押しで起動できます。明るさは4段階で変更可能で、赤色にも変更できます。また、LEDライトでSOSの信号を発光(S:短く3回、O:長く3回、S:短く3回)することもできます。
様々なデータモニタリング、ゲイト解析
ワークアウトを終了すると様々なデータや解析を表示してくれます。通常のランニングの場合は、距離、勾配補正距離、総時間、乳酸閾値、ペース、勾配補正ペース、心拍数、運動後3分間の心拍数、心拍ゾーン、パワー、標高、勾配分布、ケイデンス、ストライド、垂直振動、垂直比、接地時間、リアルタイムパフォーマンス、トレーニング効果(有酸素、無酸素)、1kmごとの詳細(ペース、心拍数、時間)、カロリー消費、トレーニング負荷が表示されます。
トレーニングメニューを行った場合はセッションごとの詳細も自動で記録されます。その他に、主観的な運動強度やワークアウトノート、使用ギアを記録することも可能です。
これらのデータをもとにワークアウト負荷や疲労度といったグラフデータも表示してくれます。主観的な疲労具合だけでなく数値として出してくれることで自身の状態を把握しやすくなります。
トレーニングメニューとZeppコーチ
Cheetah 2 Proと同じくCheetah 2 Ultraにも17のトレーニングメニューが用意されています。これらを設定してワークアウトを始めれば、ペースや心拍数が設定から外れたときにアラートを出してくれます。また、メニューは自分でカスタマイズしたものを作成することも可能です。
また、簡単な質問に答えていくと、目標に向けたトレーニングスケジュールを考えてくれる「Zeppコーチ」という機能もあります。自分だけだとただなんとなく同じ距離同じペースで走るだけになってしまう人でも、Zeppコーチの計画と指示があれば、ちゃんと科学的トレーニングができます。
私も最近は単なるジョグの繰り返しをやめて、Zeppコーチの指示でトレーニングしてます。なんとなくで走っていた頃よりも、目的意識があって走るのも楽しくなってきます。効果が出るかどうかは、まだ先の話ですが…。
ルート自動作成
Cheetah 2 Ultraには、ランニングコースを自動で作ってくれる機能もあります。マップの往復ルートを作成から向かう方角や距離を設定すると自動で作成してくれます。普段のコースとは変わるので気分転換にも良さそうです。
ルートを指定してのランニング時は、曲がり角などで時計から案内のでる「ターンバイターン」に対応していますし、ルートを外れてもルート再検索機能もあります。周辺のコンビニ等を検索する機能もあるので、知らない土地でのランニングも十分に楽しめそうです。
その他のワークアウト機能
このほか、週間レポートやこれまでのベスト記録(おそらくAmazfit製品で記録したデータのみ)、これまでの運動記録から予想されるレースタイムの予測などもあります。
ヘルス機能
管理アプリの『Zepp』ではCheetah 2 Ultraで取得した様々なデータを表示できます。(上の画像の体重はXiaomiの体組成計で記録したものです。Mi スマート体組成計 2まではZeppアプリと連携できるのです。)
BIOCHARGE
少し前からBioChargeという項目が表示されるようになりました。これは身体のエネルギー状態を表すもので、活動していれば減り、睡眠などにより回復します。以前あったレディネスは朝起きた時の体の調子を表すような値で1日の中で変化しないものでしたが、BioChargeは変化がグラフで表示されます。
似た機能ではGarminのBody Batteryがあります。両方を比べると、どちらも100点満点なのですが、AmazfitのBioChargeの方が値が高く出るようです。良い悪いではないですが、GarminのBody Batteryだと私の場合90以上が出ることはほぼないので、BioChargeのほうが高い値が出て気分がいいというのはあります。
睡眠記録
睡眠についてはその質がスコア化され、各種データを確認できます。昼間の仮眠もちゃんと記録されます。睡眠時間だけでなく、寝る時間起きる時間の規則性や睡眠中の心拍数もわかりやすく表示してくれます。
その他の健康データ
歩数やストレスといったスマートウォッチで計測できるデータはだいたい揃っています。独自の活動指標であるPAIもあります。
その他の機能
このほか、気になった機能など。
モーニング・イブニングレポート
朝起きた時と夜22時にそれぞれレポートが表示されます。朝は天気や睡眠時間など、夜はその日の活動のまとめのようなものです。わりと朝この表示を見るのが楽しみになっています。
Runtripと連携可能
Cheetah 2 Ultraに限らないのですが、AmazfitのGPSウォッチがランニングコミュニティのRuntripと連携できるようになりました。
Runtripのアプリから計測機器接続でZepp(Amazfit製品)を登録しておけば、Amazfitの時計で計測したデータをRuntripに取り込んで、そのままジャーナルも投稿できます。(Runtripアプリで計測する必要がなくなります。)
Runtripでランニング記録を投稿するとNiceRun(いいね!みたいなもの)がめちゃくちゃたくさんもらえるので、ランニングのモチベーション維持に役立ちます。
1つのスマホに複数の機器を接続できる
最近気づいたのですが、Amazfitは複数の時計を1つのスマホに同時に接続できます。なので、たとえば普段はBip Maxを使って山に行くときやトレーニング時はCheetah 2 Ultraに付け替えるということも可能です。時計上の歩数などの数値は同期されませんが、アプリ上では両方のデータが統合されます。(2つの時計を一緒に持って歩いても歩数が重複して記録されることはありません。)
ほかのメーカーのスマートウォッチだと1つのスマホに接続できるのは1台までということも多いので、これは便利です。(なので、もっとシンプルで軽い…Amazfit Band 7の後継を出してくれると嬉しいのですが…。)
Cheetah 2 ProとCheetah 2 Ultraの違い
Cheetah 2 Ultraと同時にランナー向けのCheetah 2 Proも発表されています。価格差は約2.5万円で、その分だけスペックも上がっています。大きなポイントは以下の通り
- 画面がProは1.32インチ、Ultraは1.5インチ
- ストレージも32GB→64GBと倍増
- Ultraは6つの軍規格認証を持つ耐久性あり
- バッテリーの持ちがProはGPSウォッチモードで31時間、Ultraは60時間
ランニングだけで使っていると違いを感じることは少ないかもしれませんが、長距離のトレイルランニングでは耐久性やバッテリーの持ちは重要ですし、オフラインマップをダウンロードするためのストレージが大きいのも嬉しいポイントです。
また、個人的には外観デザインもUltraの方が好みです。Proはスポーツウォッチらしさがけっこうありますし、アウトドア向けのAmazfit T-Rexシリーズはいかにもアウトドア過ぎます。Cheetah 2 Ultraは落ち着きのあるデザインでベゼルも狭く、日常生活で使っても浮かないデザインなのが良いです。
Amazfit Cheetah 2 Ultraの良かったところ、イマイチなところ
実際にAmazfit Cheetah 2 Ultraを1週間ほど試用してみて感じた良かったところ、イマイチなところをまとめます。
- サファイアガラスとチタン合金の質感と耐久性
- バッテリー容量が大きい
- 豊富なトレーニングメニュー
- 円偏波デュアルバンド6衛星測位システム
- 機能は豊富だが見つけにくい
- それでも約10万円という価格
チタン合金の質感
Cheetah 2 Ultraはボトムケースとフレームがチタン合金でディスプレイはサファイアガラスです。耐久性はもちろん、質感やデザインもなかなか気にいってます。先にも書きましたが、比較的落ち着いたデザインなので様々なシチュエーションで装着しても問題ないカッコいいデザインです。
大容量バッテリーが嬉しい
Cheetah 2 Ultraはバッテリー容量780mAhで、通常使用なら最大30日間、GPSモードで最大60時間のバッテリー持続時間です。私の使い方だと7日間ほど使って残り58%でした。この間に1回50分ほどのランニングを3回と試用でウォーキングを何度もやっています。
Cheetah 2 Proに比べてもかなりバッテリー持ちがいいと感じます。私もかつてはハセツネに出場したこともあり、そのときは13-14時間ほどで完走したのですが、たしか当時はGPS時計をバッテリー節約モードにしていたと思います。Cheetah 2 Ultraはトレイルランニングモードでも33時間なので、これがあれば余裕でしたね。
機能は豊富だが見つけにくい
Amazfitに限らず、スマホやスマートウォッチはできることがたくさんある割にマニュアルが充実しておらず、機能は自分で探る必要があります。製品に同梱されているマニュアルはスマホと接続するまでしか書かれていなかったりしますし。
Cheetah 2 Proは公式サイトにユーザーガイドがあるのですが、Cheetah 2 Ultraについては5月23日時点ではまだ掲載されていません。発売日の5月29日になれば掲載されると思います。
10万円という価格
Cheetah 2 Ultraは99,800円です。たしかに他社の似たようなグレードのモデルは10万円を超えるものもあるので、それに比べればリーズナブルです。しかしそれでも約10万円。気軽に買うとは言えない価格ですね。
まとめ
Amazfit Cheetah 2 Ultraを約1週間、日々のランニングやウォーキングで試用してきました。
本機はグレード5のチタン合金ボディとサファイアガラスによる高い質感に加え、6つの軍規格認証をクリアした確かな耐久性を誇ります。高精度なGPSモードで最大60時間、通常使用なら最大30日間持続する大容量バッテリーは、ハセツネなどのロングレースや複数日にわたる山行でも残量を気にする必要がない圧倒的な安心感をもたらします。また、大容量な64GBストレージにより、広範囲のオフラインマップを余裕を持って携行できる点もトレイルランナーにとって実用的なメリットです。
一方で、約10万円という価格は気軽に購入できるものではなく、機能が豊富であるゆえに目的のメニューを見つけにくいと感じる側面もあります。また、日常のロードランニングが中心のライトユーザーにとっては、ここまでのタフネスやバッテリー性能はオーバースペックになるかもしれません。
しかし、他社のハイエンドモデルが10万円を大きく超えることも珍しくない中、プレミアムなタフ素材とGPSモード60時間というスタミナを備えて99,800円という価格設定は、100マイルレースや本格的なトレイルランに挑む方には良い選択肢となるでしょう。
Amazfit Cheetah 2 Ultraの価格は99,800円です。当サイトの読者向けに5%オフ 94,810円で購入できるクーポンをいただきました。どうぞご利用ください。
有効期間:2026年5月21日(木)~2026年6月30日(火)23:59
クーポン:CHEET2S10
参考情報
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。































































