【2025年1月更新】格安SIMの速度測定：主要な格安SIMをスピードテストアプリで毎月2回実測チェック

初出公開日： 2021年01月17日
最終更新日： 2025年01月16日

格安SIMって安いけどお昼は使い物にならないくらいに遅いんでしょ？という声をよく聞きます。でも実際には格安SIMの会社によってだいぶ差があります。OREFOLDERでは格安SIMの定期的な速度測定（スピードテスト）を毎月2回、朝・昼・夜の混雑時間帯に実施し、その実態を調査しています。

測定に使用する格安SIMは時期によって異なりますが、だいたい主要なものを20回線程度、実際に管理人が契約して測定しています。最新の2024年12月現在は話題のahamo・povo2.0・LINEMOを含め14ブランド20回線を使っています。

目次（見たいところからチェック！）

2024年1月前半の速度測定結果

速度測定結果の詳しい内容は上記記事をご覧ください。簡単な内容は以下のとおりです。

今回のポイント

日時	2025年1月7日（昼の12時半前後にSpeedtest.netを3回、nPerfを1回実施）
場所	静岡県静岡市清水区
測定アプリ	Speedtest.net nPerf
測定方法	Speedtest.netはSIMごとに3回ずつ測定し、(3回の合計値+中央値×2)/5を値とする。それとは別にnPerfでのフルテスト
使用端末	Pixel 4a (5G)×20台
使用したSIM	ahamo（ドコモ回線） IIJmio（ドコモ回線・au回線） y.u mobile（ドコモ回線） OCNモバイルONE（ドコモ回線） LinksMate（ドコモ回線） b-mobile（ソフトバンク回線）日本通信SIM（ドコモ回線） nuroモバイル（ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線・NEOプランLite） mineo（ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線） UQ mobile（au回線） povo2.0（au回線） J:COMモバイル（au回線） Y!mobile（ソフトバンク回線） LINEMO（ソフトバンク回線） ※これらのSIMはすべて個人で実際に自腹で契約しているものであり、特定の会社等から提供を受けたものではありません。ただし、mineoについては速度測定用にパケットをある程度提供していただいてます。

ダウンロード速度の目安は、だいたい以下の通り。

格安SIMは昼の混雑時間帯では速度が落ちるものです。昼に1Mbpsを切っていると（昼に使うのであれば）厳しいです。3Mbps出ていればだいたい安心できます。

	POINT	DOWN (Mbps)	UP (Mbps)	PING (ms)	WEB (%)	HLS (%)
ahamo	75893	79.65	3.14	51	74.1	80.3
IIJmio	17870	4.06	4.12	58	42.5	27.2
OCNモバイルONE	46984	26.51	4.70	75	43.9	77.0
mineo	52521	18.16	6.64	63	56.5	80.2
LinksMate	46170	101.52	4.29	54	44.6	43.1
NUROモバイル	9934	1.46	3.56	44	20.5	26.2
NURO NEO	79058	49.75	7.60	50	76.5	83.4
y.u mobile	43380	111.71	5.98	45	50.7	26.6
日本通信SIM	10082	2.93	7.45	63	14.9	26.6

	POINT	DOWN (Mbps)	UP (Mbps)	PING (ms)	WEB (%)	HLS (%)
povo	65571	33.05	3.20	54	74.5	84.1
UQ mobile	75552	49.57	4.54	55	78.7	85.5
IIJmio	9400	1.63	1.93	111	34.8	41.4
mineo	39856	26.37	2.26	135	46.0	74.8
J:COMモバイル	15781	11.84	3.83	265	30.4	26.4
NUROモバイル	19007	5.26	5.56	50	37.7	26.5

	POINT	DOWN (Mbps)	UP (Mbps)	PING (ms)	WEB (%)	HLS (%)
LINEMO	84907	68.47	7.13	39	74.9	87.1
Y!mobile	103304	109.42	31.97	52	78.9	86.3
mineo	64729	72.53	11.65	76	68.7	60.8
NUROモバイル	13969	1.73	7.93	45	30.7	26.8
b-mobile	87769	73.52	33.67	80	77.1	79.9