築40年の家、スマートホーム化計画 その4:開閉センサーで置き配の荷物が届いたのをお知らせ
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築40年の一戸建てに引っ越したので、少しでも住みやすい家へと、スマートホーム化を目指しています。少しずつ進んでいくその様子を連載記事としてお届けしています。
今回は宅配ボックスを設置して、それに開閉センサーを取り付けました。これで宅配業者が荷物を宅配ボックスに入れてくれたときに、スマホに通知を出したり、アレクサがアナウンスしてくれるようになりました。なかなか便利です。
荷物が届いたらアレクサがお知らせ
引っ越しを機に宅配ボックスを購入しました。思ったよりも大きかったですね。
宅配便が来て、荷物をこのボックスに入れてくれる(ボックスが開かれる)と、仕事部屋にあるEcho Showでアレクサが教えてくれます。
これを実現するために導入したのが「SwitchBot 開閉センサー」です。
SwitchBot 開閉センサー
SwitchBot開閉センサーは、その名の通りドアなどが開いてるか閉まってるかを検知してくれるアイテムです。
センサー自体は70.5 x 25.5 x 23mmで、小さい…けど想像よりもちょっと大きかったです。本来はドアや窓などに設置するものですが、今回のような宅配ボックスの開閉検知にも使えます。
設置面には両面テープが貼られています。予備のテープも付属しているので、1回くらいは別の場所にも貼り替えできます。
SwitchBotアプリから+デバイスを追加で「開閉センサー」を選んで進めば設置方法も表示されます。この指示に従っていけば簡単に設置できます。
本来は横開きのドア等に対してセンサーを縦向きに揃えて設置するようなのですが、私の場合は縦に開く箱、そして蓋と本体に段差がありました。なのでセンサーと磁石を同じ向きに付けても、開閉検知がうまくいきませんでした。
そこで片方を縦向きにしてセンサーと磁石をなるべく近づけてみたところ、うまく反応してくれました。推奨外の設置方法ですが、今のところはうまく反応してくれています。
これで開閉の履歴がアプリに保存されるようになりますし、開けた(閉めた/開けっ放し/動体検出)ときにスマホに通知を出すこともできます。
ボックスが開いたらアレクサでアナウンス
スマホに通知が来るのもいいですが、Alexaと連携して仕事部屋にあるEcho Showにもアナウンスを出してもらうようにしました。
SwitchBotアプリのクラウドサービスをオンにすれば、Alexaアプリの定型アクションの実行条件として開閉センサーを選択できます。
そして条件が満たされたときに実行されるAlexaのアクションとして「宅配ボックスが開かれました」とアナウンスするように設定します。また、使用するデバイスとして仕事部屋にあるEcho Showを指定しました。
これで、宅配業者が宅配ボックスを開けたときに、Echo Showが「宅配ボックスが開かれました」とアナウンスしてくれて、画面にもそう表示されます。
まとめと課題
これで、仕事中に荷物が来てもチャイムで呼び出されて仕事を中断する必要もなく、荷物が来たことをすぐに知ることができ、自分のタイミングで取りに行けるようになりました。
私は基本的に家にいることが多いので不在で受け取れないということはほとんどないのですが、置き配のほうがお互いに楽だと思っています。ただ、以前住んでいたところはマンションの隅の部屋だったのが住宅街の一軒家になって、玄関前に放置される荷物が防犯的に心配になりました。
そこで宅配ボックスを導入したのですが、それと同時に「開閉センサーを使うと便利」と聞いて今回設置してみました。たしかにこれは便利です。スマートホームとしては地味な機能ですけどね。
なお、課題としては「宅配業者が荷物を宅配ボックスに入れてくれるか、宅配ボックスだと認識してくれるかどうか」があります。ボックスの側面にDELIVERY BOXと書かれていますが、茶色の本体に黒字なので目立たないですし夜は見えません。
Amazonで宅配ボックスを物色した際に、側面に大きく「宅配ボックス」と書かれたものが多いわけです。選んでるときはカッコ悪いなぁと思っていたのですが、実際に設置してみるとあれくらいないとダメだな、と考えが変わりました。今は箱に貼り付ける「宅配BOX」と書かれたシールを注文中です。
また、宅配業者的には勝手に宅配ボックスだと判断して箱に入れるのも実はNGなようで、一度は直接「次回からこの箱に入れてください」と言わないとダメなようです。まぁ、しかたないですね。
なんいせよ、これでまたスマートホーム化が進みました。便利な家になってきましたね。
次回は…?
これまで、照明を人感センサー付きやスマートライトにして、指紋で解錠できるスマートロック、自動で開くスマートカーテン、そして開閉センサー付きの宅配ボックスを設置しました。
事前に思い描いていたスマートホームがだいたい形にできました。なので連載としてはひとまず終了です。スマートホーム製品は(すでに所有してるものも含め)まだまだありますが、自分の生活と合わせて考えてみるとこんなものでしょう。なにかもっと他に便利になるスマートホーム製品と使い方があれば、ぜひ教えてくださいね。
なお、SwitchBot製品ばかりだったのは、その2その3で製品を提供していただいたPR記事兼だったのもありますが、1つのシリーズで揃えたほうがアプリも1つで済んで都合がいいからです。もう良くも悪くもSwitchBotから離れられませんね。
- 築40年の家、スマートホーム化計画 その1:間取りと照明、ハブの設置
- 築40年の家、スマートホーム化計画 その2:スマートロックで鍵を取り出さない生活へ
- 築40年の家、スマートホーム化計画 その3:SwitchBotカーテン3を使って朝日で目覚める
- 築40年の家、スマートホーム化計画 その4:開閉センサーで置き配の荷物が届いたのをお知らせ
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。