PCMarkのバッテリーテストを画面輝度100/150/200ルクスで比較してみた
当サイトではスマホのレビュー記事を書く際に、バッテリーテストとして『PCMark』を使用しています。このテストを実施するときは画面の明るさの自動調整はオフにし、測定機器を使って一定の明るさに統一しています。
この明るさについて、基準を見直そうかと考えており、試しにPixel 11で3つの輝度でテストしてみました。特に驚くような結果が出たわけではありませんが、その結果をご紹介します。
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OREFOLDERでのバッテリーテスト
PCMark for Android Benchmark
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制作: UL Benchmarks価格: 無料
OREFOLDERではスマホのレビューの際、『PCMark』を使ってバッテリーテストを行っています。このテストは、Web閲覧、写真編集、テキスト入力など、日常的な利用シーンに近い作業を自動で行います。テストはバッテリー残量が20%を下回るまで行われ、その結果からバッテリー残量100%から5%までの駆動時間が推定・算出されます。
テストの際は明るさを測定する機器を使って、画面輝度を100-105ルクスに調整しています。
ちなみに、レビューサイトによっては、たまに同じPCMarkを使っても「画面輝度を50%に設定してテスト」と書かれている場合があります。
これは同じスマホを持っている人なら再現しやすい一方、他のスマホとの比較では条件が揃っているとは言えません。なぜなら、同じ画面輝度50%でも端末によって実際の明るさは異なるからです。
…
このテストを行い、バッテリーの持ちがどうなのかを評価しています。ただ、最近のスマホはこのテストで15時間以上という記録を出すものも少なくありません。以前は10時間くらいで「普通」だったのですが、もう大抵は12時間以上ですし、10時間未満はほとんど見ません。
レビューする側の実情として、このテストはいつも寝る前にセットして翌朝まで続けるというものです。以前は8時間や10時間程度の結果が多く、寝る前にテストを開始すれば翌朝には終わっていました。ただ、最近は結果が15時間以上になる端末も珍しくなく、そのぶん実際のテスト時間も長くなっています。夜に開始しても翌日の昼頃まで終わらず、その間スマホを使えないこともあります。
これはちょっと長すぎるなぁ…ということもあり、もっと輝度を高くして実際のテスト時間を短くできないか、と検討しているところです。
100/150/200ルクスでテスト
そんなわけで、今回はPixel 11のレビューのためにバッテリーテストを行うついでに、輝度を変えた場合も試してみました。通常は画面の明るさを100-105ルクスに合わせているのですが、今回は約150ルクスと約200ルクスでテストしてみました。
ちなみに、それぞれの明るさがどれくらいか、あくまで私の感覚では以下のとおりです。
- 100ルクス:夜ならいいが、昼間、特に晴れた屋外では暗く感じる
- 150ルクス:良くも悪くも100ルクスと200ルクスの中間といった印象
- 200ルクス:晴れた昼間ならちょうどいいが、夜は室内でも眩しい
実際は明るさの自動調整をオンにしていれば端末側で自動的に見やすい明るさにしてくれるのであまり意識することはないと思います。
テスト結果は以下のとおり。
| Pixel 11の明るさ設定 | battery life | performance score | |
|---|---|---|---|
| 約100ルクス | 54% | 16h 24min | 17,882 |
| 約150ルクス | 63% | 15h 14min | 17,708 |
| 約200ルクス | 69% | 14h 39min | 17,616 |
なお、上記の明るさ設定はあくまでPixel 11で設定した値です。この値は機種によって異なります。
本題とは少し外れますが、個人的に少し意外だったのが、画面の明るさ設定と実際の輝度の関係です。Pixel 11では約100ルクスが54%、約150ルクスが63%、約200ルクスが69%でした。明るさ設定を同じ幅だけ上げれば輝度も同じように上がるわけではなく、設定値と実際の明るさは単純な比例関係ではないようです。
結果を見て
当然といえば当然ですが、画面を明るくするほどバッテリー駆動時間は短くなりました。ただ、思っていたほど大きな差ではありませんでした。約100ルクスでは16時間24分だったのに対し、約150ルクスでは15時間14分で1時間10分の短縮、約200ルクスでは14時間39分で1時間45分の短縮でした。
今回はテストにかかる時間を短くすることも目的だったので、200ルクスまで上げればもっと大幅に短縮できると思っていました。しかし実際には、測定上の明るさを約100ルクスから約200ルクスへ上げても、結果の差は2時間弱でした。たった2時間、されど2時間…。
もちろん、これはPixel 11での結果です。ディスプレイやバッテリー容量、省電力制御などは機種によって異なるため、ほかのスマホでも同じような差になるとは限りません。
今後どうするか
今回試した限りでは、100ルクスから200ルクスにしてもそこまで大きな時間短縮にはなりませんでした。とはいえ、これ以上明るくすると普段使う明るさから離れてしまうので、テスト条件としてはあまり適切ではなさそうです。
今後はしばらくは100ルクスでの測定は続けるつもりですが、できれば200ルクスでの測定も行いつつ、様子を見ながら基準を検討していきたいと思います。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。
















