KDDI、楽天モバイルへのローミング提供を2026年9月末で原則終了へ

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KDDIは8月7日の決算会見において、楽天モバイルに対して提供してきたau回線のローミングサービスについて、現行の契約期限である2026年9月末をもって原則終了とする方針を明らかにしました。

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楽天モバイルへのローミング提供を2026年9月末で原則終了

KDDI側は、楽天モバイルの自社回線エリア拡大に伴い「ローミングとしての当初の役割は終了した」との認識を示しています。また、都市部や住宅地などの一部エリアにおいて想定以上のトラフィックが発生していたことから、自社ブランド(au、UQ mobile、povo)のユーザーに対して通信品質を維持・向上させる目的で、リソースの再配分を行う判断に至ったとしています。

都市部・主要エリアについては予定通り2026年9月末までにローミング提供を終了・順次縮小します。一方、郊外(ルーラルエリア)については、楽天モバイル側の基地局整備状況を踏まえ、地域や期間を限定した形での協力や個別協議の可能性が示唆されています。

今後は、楽天モバイルによる自社基地局整備の進行や衛星通信サービスの活用など、ネットワークの自主運用化に向けた対応が注視されます。

これまでの経緯

  1. 2018年11月:初期協定の締結
    携帯電話事業への新規参入にあたり、楽天モバイルは自社ネットワーク構築期間中のエリア補完を目的としてKDDIとローミング協定を締結しました。2019年10月のサービス開始以降、全国規模でau回線を利用した通信環境が提供されました。

  2. 2021年〜2022年:都市部での一時縮小と課題の顕在化
    楽天モバイルの自社基地局整備が進み、都道府県ごとの人口カバー率が規定に達した地域から順次ローミング提供が終了しました。しかし、屋根のある施設や地下、一部の都市部などで繋がりづらさが指摘される状況が発生しました。

  3. 2023年5月:新ローミング協定の締結
    通信品質の向上を図るため、両社は新たなローミング協定を締結しました。これにより、従来はローミング対象外となっていた東名阪の繁華街エリアや地下鉄、屋内等においてもKDDIの800MHz帯回線が提供されることとなり、協定期間も2026年9月末までと再設定されました。

参考情報

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