Google Pixel 10a レビュー:背面カメラがフラットになっていよいよ完成したベーシックなミドルレンジモデル

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Googleが2026年4月に発売したPixel 10aを購入し、メインスマホとして4ヶ月ほど使ってきました。前作のPixel 9aとあまり変わらないのは確かですが、細かい改善によって「普段使いはこれで十分」がここに完成したように思えるスマホです。

ここまで約4ヶ月、実際に使ってみて感じたことなどをレビューとしてお送りします。

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概要とスペック

Pixel 10aは2026年4月に発売された、Google Pixelシリーズの廉価版になるAシリーズのスマートフォンです。見た目も中身も前作のPixel 9aとかなり似通っています。カラーはLavender、Berry、Fog、Obsidian、そして日本限定モデルのIsai Blueの全5色です。私はBerryを購入しました。

SoCはGoogle Tensor G4でRAMは8GB、ストレージは128GBと256GBがあります。ディスプレイは6.3インチでバッテリーは5100mAh、背面カメラは48MPのメインと13MPの超広角のデュアルカメラです。

Googleストアのほか、ドコモやahamo、au、UQ mobile、ソフトバンク、ワイモバイル、楽天モバイルでも取り扱いがあります。Googleストアでの価格は79,900円から。

OS Android 16(Android 17にアップデート配信済み)
CPU Google Tensor G4
RAM 8GB
ストレージ 128GB / 256GB
外部メモリ
ディスプレイ 6.3インチ 1080×2424 (FHD+) pOLED
リフレッシュレート:60-120Hz
リアカメラ 48MP(広角): ƒ/1.7, 82°, 1/2″ イメージ センサーサイズ
13MP(超広角): ƒ/2.2, 120°, 1/3.1″ イメージ センサーサイズ
フロントカメラ 13MP: ƒ/2.2, 96.1°
バッテリー 5100mAh
ワイヤレス充電(Qi)対応
有線:最大30W、ワイヤレス:最大10W
サイズ 約153.9 × 73 × 9 mm
重量 約183g
生体認証 指紋、顔
防水防塵 IP68
SIM nanoSIM + eSIM または eSIM×2
対応バンド
5G Sub-6: n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 75 / 77 / 78 / 79
4G LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 26 / 28 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66 / 75
3G 1 / 2 / 4 / 5 / 8
2G 850, 900, 1800, 1900 MHz
その他 おサイフケータイ
7年間のOS、セキュリティ、Pixel Dropアップデート

外観

今回購入したカラーはBerryです。けっこう鮮やかな色です。背面は複合素材のマットガラスで、いい感じに透明感があり、非光沢なので鮮やかながら落ち着きもあります。

サイドはサテン仕上げのアルミニウム製フレーム。左側面にSIMスロット。Pixel 9aは下側面だったのが移動してます。意外なところに変更点がありましたね。

上側面にはマイク穴のみ、下側面にスピーカーとUSBポートがあります。SIMスロットが左側面に移動したので、スピーカーもUSBポートの左右2つになってます。

右側面には電源と音量ボタン。他メーカーと違って電源ボタンが上なのは変わりません。

Pixel 10aの大きな特徴の1つが、背面カメラ部分がフラットだということです。本当に出っ張ってません。むしろ、実際に触るとカメラの黒い部分がちょっとだけ下がってるような感触さえします。(なので赤い部分と黒い部分の縁は確かに感じます。)

Pixel 9aと比べると、ちゃんとフラットというのがわかりますね。Pixel 9aもでっぱりはかなり抑えているのですが、完全ではありませんでした。Pixel 10aで完成した、と言えるかもしれません。

実際に持った感触と取り回し

実際に手にとって使ってみると、ごく自然に手に馴染むほどよいサイズ感です。これはPixel 9aを使ってた期間が長いのでその慣れもあると思いますが。Pixel 9aと同じように、側面はフラットなものの角は丸みがあるので手に突き刺さることもなく、側面のメタルフレームと背面のマットガラスは触って気持ちいいです。

大きさも重さも「普通」「ベーシック」といった印象です。大きな特徴はないけど自然と馴染む、そんなAシリーズらしさを感じます。

パフォーマンス

ベンチマーク

ベンチマークアプリで確認しました。

各種ベンチマークの結果は、AnTuTu Benchmarkのv11.1.5が1,546,967点、Geekbench 6のCPUがシングルで1,699点、マルチで3,475点、Geekbench 7のCPUがシングルで1,479点、マルチで4,061点、3DmarkはWild Life Extremeで2,637点、PCMarkのWork 3.0 performanceは15,154点でした。

Pixel 9aと比べると以下の通り。(Geekbenchはバージョン6での比較)

SoC Antutu Geekbench 3DMark PCMark
RAM Single Multi
Pixel 10a Google Tensor G4
8GB
1546967 1699 3475 2637 15154
Pixel 9a Google Tensor G4
8GB
1541748 1678 3643 2451 15849
  • AntutuはCPU、GPU、メモリ、ストレージの性能、GeekbenchはCPU性能、3DMarkはグラフィック性能、PCMarkはWeb閲覧など基本的な作業に関する性能を測るベンチマークアプリです。

基本的にPixel 9aと性能としては変わりません。ミドルレンジモデルとしては、それなりに良い値というくらいです。

操作感と発熱

実際に使ってみると、普段私が使ってるような用途では問題なく動きます。特別キビキビしてるとも感じませんが、不満が出るような鈍さはありません。重量級の3Dゲームなどはやらないので、そこでの操作感はわからないのですが。

ただ、Pixel 9aもそうだったのですが、ゲーム中などある程度高負荷になると本体も(他の端末に比べても)熱くなりやすいです。ドラクエウォークを起動しながらポケットに入れておくと足に熱さが伝わってきて辛いことが何度かありました…。

カメラ

Pixel 10aのカメラは48MPのメインと13MPの超広角のデュアルカメラです。

UIと設定

カメラのUIは標準的で、0.5x, 1x, 2xをワンタップで切り替えられ、下部のタブでモードを変更できます。標準的な「写真」のほか「長時間露光」「一緒に写る」「ポートレート」「夜景モード」「パノラマ」があります。

最近よくある「透かし」はありませんが、天体写真やウルトラHDRでの撮影も可能で、RAWでも保存できます。

実際の写真例

いくつか撮影した写真を掲載します。基本的にオートであまり考えずに撮っているものばかりなので、「普通の人が普通に撮ったらこんな感じ」と思ってください。(掲載用に縮小しています。)

全体的な感想としては、普通にきれいな写真は撮れて、数十枚に1枚くらいは「お、これはよく撮れた」と思えるのが撮れる感覚です。狙ってこだわって撮ればその頻度も上がりますが。

何も考えずに撮っても「作品」にしてくれるカメラではありませんが、日常的にきれいに撮れて、たまにいい感じになってくれるカメラです。

なお、撮った写真をまとめてGoogleフォトにアップしてあるので、興味ある方はどうぞ。

バッテリー

Pixel 10aのバッテリーは5,100mAhです。最大10Wのワイヤレス充電(Qi)にも対応し、有線の場合は最大30Wで充電できます。

輝度を100-105ルクスに調整し、『PCMark』のバッテリーテストを行ったところ、100%→20%まで16時間19分でした。この数値を見るとわりとバッテリー持ちが良いように思えます。

ただ、私が普段使っていると、外でドラクエウォークしてた日の寝る頃には20%くらいになり、そうでなければ50%弱くらい、といったバッテリーの残り具合でした。1日持たないことはないのですが、毎日の充電は必須で、お出かけの際にはモバイルバッテリーがあったほうが安心です。

バッテリーの保護関係の機能としては、電源から普段取り外す時間に100%になるように調整するアダプティブ充電、バッテリーの充電量を80%に制限する機能があります。

Pixel 10aの良かったところイマイチなところ

実際に4ヶ月ほどPixel 10aをメインで使ってみて感じた良かったところとイマイチなところをまとめます。

良いところ
  • 普通に使う分には問題ない性能
  • 最新のAndroid環境
  • 通話スクリーニングがやっぱり便利
  • 背面フラット
イマイチなところ
  • Pixel 9aから変わり映えしない
  • ちょっと熱くなりやすいか
  • バッテリー持ちはそこそこ

性能については、重ためのゲームをするのでもなければこれで十分です。ハイエンドクラスと比べるとたしかに普段の動きでもキビキビさが足りない気がしないでもないですが、そう気になるほどでもありません。細かい動きまで気になる方ならハイエンドクラスを買ったほうがいいのでしょうけど。

重たい3Dゲームをやるのなら性能的に足りないでしょうし、そもそもPixelは向いてないという話もありますね。とはいえ、カジュアルゲームであればもちろん問題ありません。

PixelのAシリーズはいつもそうなのですが「これくらいで十分」が見事にマッチしたスマートフォンです。めっちゃいい!と勧めるものでもありませんが、特に欲するものがなければこれでいいでしょう。なにか「どうしてもコレが欲しい」という機能等あるのなら、それから他を探せばいいです。

Pixelとしての大きな特徴は、やはり最新の早い時期にAndroidが使えることです。メジャーバージョンアップもそうですし、Androidとしての細かい機能もまずはPixelからというのも多いです。

…と、上の文もPixel 9aのレビューのコピペなのですが、まぁ評価はPixel 10aでも同じです。これ自体はいいのですが、Pixel 9aと比べてしまうとほとんど変わりがないというのが残念な点でもあります。

個人的には背面カメラ部が完全にフラットになったのが嬉しいです。Pixel 9aもかなり小さな出っ張りでしたが、Pixel 10aは本当にフラットです。これによりPixel 10aはAシリーズとして完成したと言えるのではないでしょうか。よくよく思い出せば、Pixel 9aはたしかに未完成感がありました。なのでPixel 10aはPixel 9aのマイナーチェンジというよりは「完成版」として捉えたほうが良いのではないでしょうか。

まとめ

Pixel 10aを4ヶ月ほど使ってきました。

個人的には最高に無難なスマートフォンです。Aシリーズはいつも「これで十分」を突きつけてきますが、Pixel 10aはついにそれが完成した感があります。もちろん万人に勧められるというわけでもないのですが、特にこだわりのない人に勧める1台として、いい意味で無難です。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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