SwitchBotハブミニがMatter対応になってリニューアル!

SwitchBot製品をつなぐ「ハブ」として利用できるスマートリモコン「SwitchBotハブミニ」にMatter対応版が追加されました。当サイトでは一足早くレビュー用に製品を提供していただきました。

正直、Matter対応だからといって今の時点で大きく変わることはないのですが、細かいアップデートや今後のことを考えれば、今から買うのならMatter対応版を選ぶのは悪くない選択です。

Amazonでの通常価格は5,980円ですが、2024年1月26日時点ではセール価格で4,980円になっています。また、Amazon限定のクーポンコードを入力することでさらに200円引きで購入できます。

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SwitchBotハブミニ(Matter対応)

SwitchBotハブミニ(Matter対応)は、SwitchBot製品をつなぐ「ハブ」となる機能と、赤外線リモコンを代替する「スマートリモコン」としての機能があります。

今回のMatter対応版は、主に3つの機能においてアップデートされています。

  1. Matter対応
  2. USBがType-Cへ変更
  3. 別売りの温湿度センサー対応ケーブルに対応

定価ベースでは従来版が5,480円でMatter対応版が5,980円と500円のアップです。より高機能なハブ2が8,980円なので、検討する際はそちらも比較対象に入れると良いでしょう。

左がMatter対応、右が従来版

なお、見た目は従来版とほぼ同じで、若干色味が違うか?くらいです。あとはMatter対応版のほうが少し重量がありますね。従来版は「これ中身入ってるの?」というくらい軽かったのが、「中にもなにかあるな」程度になりました。

Matter対応

今回のアップデートのメインは「Matter」対応です。Matterはスマートホームの新しい共通規格です。これまではスマートホームの規格は各社でバラバラな部分があり、それぞれで専用アプリをスマホにインストールする必要がありました。これが共通規格によりある程度まとまることになります。

GoogleホームやAppleのホームアプリもそれぞれ対応しており、Matter対応製品ならこれらのアプリで操作できます。これまでは製品ごとに「Google Home対応」「Alexa対応」などと書かれていたのが「Matter対応」でまとまる、というイメージです。

ただ、各デバイスの詳細な設定などはやはり専用アプリに頼ることになるようなので、専用アプリが全く不要になる、ということは無いようです。

デバイスのGoogleホームでのセットアップは、スマホを近づけるだけで案内が表示されます。ここから製品のQRコードを読み込ませるだけで登録できるので便利です。ただ、このセットアップは完了させないと複数の端末で何度も表示されるので、複数端末を持っている人にはなかなか厄介かもしれません。

スマートリモコンとしての設定をするにはけっきょくSwitchBotアプリが必要ですが、今後オンオフだけの単純なデバイスであれば、こうしてQRコードから登録だけで済むのであれば便利そうです。

USBがType-Cへ変更

接続するUSBケーブルがmicroBからType-Cになりました。ケーブルは付属していますし、頻繁に抜き差しするものでもありませんが、機能的に次の項が関係してきます。

別売りの温湿度センサー対応ケーブルに対応

Matter対応版のハブミニは、別売りの温湿度計内蔵ケーブルに対応します。これを使うと温湿度データも取得可能となり、それに基づいた家電の自動化が実現します。(室温が◯℃以上になったらエアコンを起動、湿度が◯%以下になったら加湿器を起動、など)

ハブ2では標準で付属しており、これと同じようなことができるそうです。

今後購入するならMatter対応版

正直な話、Matter対応になったからと言って「現時点で」めちゃくちゃ便利になるというわけではありません。すでにSwitchBot製品、とくにハブミニを持っているひとがあえて買い替える必要はないです。

ではどういう人が買うと良いのかといえば「SwitchBot製品が初めての人、または複数の会社のスマートホーム製品を使っていて、ハブ2を持っていない人」でしょう。今はまだMatter対応というのが名前だけ先行している感ありますが、将来的なことを考えれば、役に立ってくる「かも」しれません。

もしくは、温湿度センサー対応に魅力を感じて、でもハブ2を買うほどの予算がないというのでもいいですが、その場合は温湿度センサー対応ケーブルの価格次第ですね。(ハブ2用は980円)

もしまだSwitchBot製品、特にハブを持っていないのであれば、今後を考えれば従来品よりもMatter対応版を選んだほうが良いです。今後はきっとSwitchBot以外でもMatter対応のスマートホーム製品が増えてくる…はずですから。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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