Xiaomi Mi 11レビュー:軽さはやっぱり正義!マクロレンズの性能がよくて撮るのが楽しい!

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Xiaomi Mi 11はSnapdragon 888を世界初搭載し、ハイエンドながら薄い!軽い!が売りのスマートフォンです。1ヶ月ほど前にファーストインプレッションを掲載し、その後しばらく使用してきましたのでレビューをお届けします。

Xiaomi Mi 11のメリット
  • 薄い!軽い!
  • マクロレンズの性能に驚き
  • パンチホールディスプレイが小型化&120Hz駆動に対応
Xiaomi Mi 11のデメリット
  • Harman Kardon製のスピーカーは高音がキンキンするかも…?

外観と付属品

Mi 11のインカメラはパンチホール式の物を採用しています。勘のいい方ならお気づきかもしれませんが、Mi 11に搭載されているパンチホールはちょっと小さめです。先代機種のMi 10 Proでは画面を見ているとパンチホールが目に入りましたが、Mi 11ではパンチホールが気になる頻度が減り、没入感が向上しました。

また、WQHD+/120HzのAMOLEDディスプレイはきめ細やかで美しく、流れるようにスクロールされるため、使っていて気持ちいいです。

Mi 11は4面カーブディスプレイが搭載されています。左右の湾曲は使用していてもわかりますが、上部の湾曲は言われてみればあるな…程度のものです。

背面にはやや強めのグラデーション。また、カメラユニットは巨大化しており、従来のモデルからデザインが一新されています。

右側面には電源と音量調整ボタン。

上部にはスピーカー穴とマイク穴がついています。

下部にはSIMスロットとType-Cポート、それにスピーカー穴です。Mi 11はステレオスピーカーなので上下にスピーカー穴があります。

左側面にはなにもなし。

付属品はマニュアル、SIMピン、ケースのみでした。

このほかの写真はファーストインプレッションの記事も参考にしてください。

マクロレンズの性能に驚く

Mi 11の売りともいえる機能の1つにマクロレンズがあります。同社のPOCO F2 ProやMi 10にも搭載されていましたが、それらと一線を画しているのがMi 11のマクロレンズです。

実際に撮影してみました。これ、スマホで撮ったんですよ?と言われても半信半疑になるクオリティーですよね。マクロレンズの完成度が非常に高いあまり、メインではないのに毎日持ち歩いてしまいます。撮るのが楽しい!

カメラ性能

Mi 11はメイン、超広角、望遠の3レンズが搭載されています。カメラ性能をチェックすべく、複数のシチュエーションで獲ってみました。

メインカメラ

メインカメラで撮影したものです。これ、スマホで撮影したんですよ?と説明されても信じられないレベルでキレイです。恐るべし。

2倍ズーム

2倍ズームで撮影。画質の劣化を感じないくらいキレイですよね。

超広角

超広角レンズは臨場感のある広々とした写真を撮影することができます。

マクロ

前の項でも触れましたが改めて触れます。マクロレンズは現状最高峰の性能をだと言っても過言ではないくらいキレイに写り、撮るのが楽しくなります。使っていてかなりワクワクしました。

夜景

夜景は第一印象から華やかで、先代機種の弱点でもあった白飛びをしっかりと改善しています。

撮影した写真サンプルはこちらにまとめてあります。原寸大で確認したい方はこちらもどうぞ。

独自カスタムOSの「MIUI」は機能がたくさん!

Xiaomi端末には独自カスタマイズがなされた「MIUI」が搭載されています。
全体的なデザインはiOSをモチーフにしており、直感的に操作することができてわかりやすいです。

デュアルアプリ・セカンドスペース

MIUIにはデュアルアプリ機能とセカンドスペース機能が搭載されています。デュアルアプリはアプリを複製することができ、セカンドスペースはもう1つのホーム画面を作成する機能です。セカンドスペースについては、ちょっとわかりくいかもしれませんが、端末内にもう1つの端末を作成、PCで言うところの複数ユーザー機能です。1つのスマホで公私を分けるときに役に立ちそうですね。

アプリ一括終了機能

アプリ一覧を開く画面は画像のようにアプリがタイル状に並び、慣れるとかなり操作しやすいです。また、下部にあるバッテンを押すと、起動中のアプリを一括で終了することができます。

ゲームターボ

ゲーミングスマホのような機能も搭載されています。ゲームターボを有効にすることでゲームパフォーマンスを向上させたり、ゲーム中は通知を切ることができたりと、ゲームに集中するための機能が詰まっています。

ロングスクリーンショット

何気に便利な機能がこれです。私はスクリーンショットをよく撮るのですが、2枚の量になってしまうのを1枚で済ませることができるのは助かります。地味ではありますが、万人受けする機能であることは間違いないでしょう。

スペックとベンチマーク結果

Mi 11の主なスペックは以下のとおりです。

OS MIUI 12, Android 11
CPU Snapdragon 888
RAM 8GB
ストレージ 128GB / 256GB
ディスプレイ 6.81インチ 3200×1440 (QHD+) AMOLED
メインカメラ 108MP広角+13MP超広角(FOV 123°)+5MPマクロ
フロントカメラ 20MP
バッテリー 4600mAh
サイズ 約164.3 × 74.6 × 8.06 mm
重量 約196g
対応バンド 5G: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n41, n77, n78, n794G:
FDD-LTE Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 20, 28, 32, 66
TDD-LTE Band 38, 40, 41, 423G: WCDMA Band 1,2,4,5,82G: GSM 850 900 1800 1900 MHz

ベンチマークアプリは『Antutu Benchmark』『3D Mark』『GeeKBench』を使用しています。

結果はAntutu(ver9)が816,017点、3D Markが5,791点、GeekBenchはシングルが1,111点、マルチが3,577点でした。ついにここまで来たか…。

バッテリー持ち

PC Markでバッテリー持ちも確認してみました。結果は10時間1分。ちょっと減りが速いような気もしますが、体感上はそこまで減りが速いわけではないです。参考程度にどうぞ。

指紋認証・顔認証

Mi 11は画面内部に指紋認証センサーが埋め込まれおり、センサー部に指を乗せると、一瞬でロックが解除されます。また、顔認証も搭載されてますが、こちらはFace IDのように3D認証ではなく、2D認証なのでセキュリテイは低下します。認証速度はかなり速いです。

Harman Kardon製のスピーカーは中高音の響きがいいけど…

Mi 11にはHarman Kardon製のスピーカーが搭載されています。ただ、実際に聴いてみると、中高音の響きはいいものの、寒色に偏りすぎて聴き疲れを起こしそうです。

先代機種のMi 10 Proと聴き比べてみると、Mi !0 Proは低音の深みがあったのですが、Mi 11にはそれがありません。この点はちょっと残念でした。

まとめ:Mi 11はスタンダードなハイエンドスマホ!

Xiaomi Mi 11は軽い!薄い!カメラ性能よし!音質とディスプレイもよし!と、スタンダートなスマホでした。個人的に「軽い」は正義だと確信しており、本体が軽いと外に持ち出す気分も軽くなります。先代機種のMi 10は重量が欠点でしたが、Mi 11ではそれを見事に改善していて大満足です。

また、カメラの白飛びも改善されており、デザインやロゴも一新されたことから、新生Xiaomiを体験することができました。

参考情報

本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

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CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。

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