INNOCNより新作モニター「CB27Q1」をレビュー用に提供していただきました。
本機は27インチ/QHD/144Hzという高水準な解像度・リフレッシュレートのIPSパネルを搭載。さらに最大178°の広視野角、ΔE<2の色再現性、HDR400、昇降・ピボット(回転)対応スタンドなど、クリエイティブ用途にも応える性能を兼ね備えたモデルです。
実際に1週間ほどメインPC(当サイトの記事執筆・Webブラウジング・ゲーム)で使ってみました。27インチのQHDは文字やアイコンの視認性を損なわずに作業領域を広げられ、非常に快適です。また、『Battlefield 6』などのFPSゲームで遊ぶ際には、144Hzのリフレッシュレートがしっかりと活躍してくれました。詳しく見ていきましょう。
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CB27Q1の特徴・スペック
INNOCN CB27Q1はホワイトを基調にした27インチのQHDモニターです。最大144Hz(OC)のリフレッシュレート、ΔE<2、HDR400に対応するIPSパネルを搭載。ゲームからクリエイティブ用途までマルチにこなすパフォーマンスモデルです。
| サイズ | 27インチ |
|---|---|
| 解像度 | 2560 × 1440(QHD) |
| パネル | IPS |
| リフレッシュレート | 最大144Hz(OC) |
| 応答速度 | 7ms(GTG) |
| HDR | HDR400 |
| 色域 | sRGB 99%、DCI-P3 91%、Adobe RGB 85% |
| 接続方法 | USB Type-C(映像入力・最大15W給電)、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4 |
| スタンド | 高さ調整、スイベル、ピボット、チルト |
| VESA | 100 × 100mm |
INNOCN CB27Q1の通常価格は32,390円です。2026年10月21日時点ではタイムセールで20%オフの25,980円となっています。公式サイトでは27,980円で販売されています。
27インチ・QHD・144HzのIPSパネル
ΔE<2やHDR400に対応しているだけあり、画面は明るく鮮やか。色域もsRGB 99%、DCI-P3 91%、Adobe RGB 85%をカバーしています。YouTube動画やU-NEXTでアニメを鑑賞するだけでも十分に満足できる画質です。
昇降・スイベル・ピボット対応スタンド
付属のスタンドは昇降(約15cm)、スイベル(左右±22.5°)、ピボット(±90°)、チルト(前傾5°/後傾20°)に対応しており、目線に合わせて最適な高さ・角度に調整できます。もちろん取り外しも可能です。
USB Type-Cを含む豊富な入力端子
取り外した状態。VESAマウントが出現します。その下にはポート類があります。
左からHDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-C(映像入力/15W給電)、電源、USB Type-C(音声出力用)です。
USB Type-Cでスマホや軽いガジェットを充電できるのは嬉しいポイントです。ただし給電は最大15Wのため、ノートPCをUSB Type-Cケーブル1本で充電しながら使う用途には向きません。
なお、本機はスピーカーを搭載していないため、別途用意する必要があります。音声出力は右端のUSB Type-Cを使用し、付属の変換ケーブルを使えば3.5mm接続のスピーカーやイヤホンも利用できます。
実際に使ってみて
実際に1週間ほど使用してみました。やっぱり27インチ/QHDはバランスがいいですね。24インチのQHDだとスケーリングを120%から150%に拡大しないと文字が小さく感じますが、27インチなら100%(等倍)表示のままでも違和感なく快適に使えます。
144Hzのリフレッシュレートはゲーム以外のシーンでも効いてきます。Webページをスクロールするだけでも動きが滑らかで、60Hz駆動のモニターよりも目が疲れにくく感じました。「最近目が疲れやすくなってきた……」と感じている方は、高リフレッシュレートモニターを試してみても良いのではないでしょうか。
画面はもちろん鮮やかで、ついつい動画や写真を見たくなってしまいます。やっぱり画面がきれいだとテンションあがりますよねぇ。
筆者のデスクがベージュ基調の明るい環境ということもあり、ホワイトの筐体がよくなじみました。白系のキーボード・マウスで揃えてあげると、デスク全体に統一感がより高まります。
INNOCN CB27Q1のよかったところ・気になったところ
INNOCN CB27Q1を実際に使ってみて、良かったところや気になったところをまとめてみました。
- 27インチ・QHDで作業領域と見やすさのバランスが良い
- 最大144Hzでゲームだけでなく普段の操作も滑らか
- 設定画面を直感的に操作できる
- USB Type-Cで映像入力と最大15W給電に対応
- 昇降・スイベル・ピボット対応のスタンドが使いやすい
- 応答速度は7msで本格的なゲーミングモニターより遅め
- スピーカーは非搭載
- USB Type-C給電は最大15Wで、ノートPCの充電用途には向かない
良かったところ
まずは27インチ/QHDなところ。筆者は昔、奥行30cmほどの狭いデスクで27インチのiMacを使っていた経験があり、当時は画面が近すぎて身体が疲れやすく感じました。しかし、幅140cm×奥行80cmのデスクに替えた今は本機のような27インチがジャストサイズです。
デスクの奥行きにゆとりがある(60cm以上)なら27インチ、狭い環境なら24インチ、という基準で選ぶのがおすすめです。
最大144Hzのリフレッシュレートに対応するのも嬉しいポイントです。PCゲームをよく遊ぶ筆者にとっては、滑らかな描画の恩恵をフルに享受できました。応答速度は7msと、一般的なゲーミングモニター(5ms以下)に比べるとやや遅めですが、本機はクリエイティブからゲームまで幅広い用途を想定したモデルで、全体としては納得のいくバランスに仕上がっています。
設定画面を直感的に操作できるのもポイントです。経験上、モニターはなぜか直感的に操作しにくいボタン配置・設定画面になっていることが多く、操作ミスのたびにイラっとしていましたが、本機は1度もミスせずに操作できました。地味なポイントではあるものの、個人的にはUX/UIの作り込みは非常に重要な部分です。
15WのType-C給電に対応しており、デスク上や周辺に充電器を設置しなくても、モニターにつないでスマートフォンなどを充電できます。ゴチャゴチャを避けられるのは嬉しいですね。スマートフォンはもちろん、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ等の軽いガジェット類であれば、15Wでも必要十分です。
昇降可能なスタンドはモニターアームいらずで身体に合った高さに調整でき、無理のない姿勢で作業しやすくなります。多機能スタンドが標準装備されているのは大きな強みだと感じました。
気になったところ
一方で、気になったところとしては応答速度が7msと本格的なゲーミングモニターと比べるとやや遅めなこと、スピーカーを搭載していないことが挙げられます。FPSなどで応答速度を重視する方や、モニター単体で音を出したい方は注意が必要です。
また、USB Type-Cで給電できるのは良いのですが最大15WなのでノートPCを接続して充電しながら使うような用途には向きません。ここが65W程度あれば用途が広がるので、惜しかったところです。
ホワイトかつ、ゲーミングとクリエイティブを両立したい人へ
INNOCN CB27Q1はゲーミングとクリエイティブ用途を両立できるモニターでした。
白を基調としたデザインは、ナチュラルテイストやホワイトで統一したデスク環境にぴったりです。ここ数年でホワイトのモニターやキーボード・マウスが市民権を得てきましたが、それでもブラックの方が多く展開されています。本機のように「ゲーミング×クリエイティブ」を両立したモニターであれば、なおさらです。
クリエイティブ向けの色再現性と144Hzを両立した、少し珍しい立ち位置のモニターではありますが、ゲームのプレイ動画を編集してYouTubeにアップロードするスタイルも一般的になってきましたし、それなりに刺さる方もいるのではないでしょうか。
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