SUUNTO RUN レビュー:36gの軽さとデザインが魅力のエントリー向けランニングスマートウォッチ
SUUNTOのランニング向けスマートウォッチ「SUUNTO RUN」を1ヶ月と少し使ってみました。
SUUNTO RUNは、ランニング特化の軽量GPSスポーツウォッチです。高精度な計測や分析機能に加え、日常の歩数・睡眠トラッキング、スマホの通知連携といった通常のスマートウォッチ機能も備えます。発売は2025年5月。
実際に生活の中で使うとともに日々のランニングでも使ってみて感じた良かったところ、イマイチなところをレビューします。
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SUUNTO RUN
SUUNTO RUNは、重量36g・厚さ11.5mmという軽量スリム設計を実現したGPSスポーツウォッチです。
視認性の高い1.32インチのAMOLEDディスプレイを搭載。デュアルバンドGPSによる高精度なトラッキングが可能で、トレーニングモードで最大20時間、日常使いでは最大12日間のバッテリー駆動を誇ります。睡眠や活動量の計測、スマホからの通知連携に加え、4GBのオフライン音楽保存機能も備え、日常でも走るときでも活躍できる一台です。
カラーはグレー・ブラック・ライム・コーラルオレンジの4色あり、ストラップがシリコン素材とナイロンテキスタイル素材のバージョンがそれぞれ別で販売されています。
価格は2026年6月10日時点で34,650円です。2026年5月1日に価格改定で値下げされており、買いやすくなりました。ちなみに、私はこの価格改定の直前に43,890円で購入しました…。
| 寸法 | 46 x 46 x 11.5 mm |
|---|---|
| 重量 | 36g |
| ベゼル素材 | ステンレススチール |
| ガラス素材 | ゴリラスチール※ |
| ケース素材 | ガラス繊維強化ポリアミド |
| ストラップ素材 | シリコン/ナイロンテキスタイル |
| ディスプレイ | 1.32インチ(466×466) AMOLED |
公式サイトでゴリラスチールとなっているが、ゴリラガラスの誤記?
詳細なスペックは公式サイトをご覧ください。
外観
SUUNTO RUNは1.32インチの円形ディスプレイを搭載したランニングスマートウォッチです。ランニングウォッチは1.3インチから1.5インチが多く、サイズは46mmなので平均的な大きさといったところでしょうか。
4色あるカラーのうち、私はコーラルオレンジを選びました。普段使いとしては派手なのですが、ランニング用途だとこれくらい派手なほうが気分もアガるのですよね。靴や靴下が蛍光色のランナーも多いです。
右側の側面に3つのボタンがあります。中央のボタンはダイアル式になっており、くるくる回して画面をスクロールするといった操作が可能です。
左側面にはSUUNTOロゴのみ。
上側面には何もなく、下側面はSUUNTOロゴがあります。ロゴがある左と下は、時計を左手に付けた時に見える方向ですね。
底面側には各種センサーや充電端子があります。ストラップは22mm幅のQuick Releaseに対応しています。
ストラップはナイロンとシリコンがある中、水で洗いやすいシリコンを選びました。バックルに通した後、先端部分のポッチを押し込むタイプです。
ナイロンストラップのほうがわかりやすいですが、シリコンストラップもSUUNTOロゴが大きく入ってます。
日中も見やすいディスプレイと直感的な操作感
SUUNTO RUNのディスプレイは1.32インチのAMOLEDです。ベゼルはそれなりにありますが、日中でも見やすく運動中でもはっきりっくっきり見えます。明るさは低中高の3段階で自動調整はありません。
SUUNTO RUNはディスプレイのタッチ操作のほかに右側面の3つのボタン(うち1つは回転ダイアル)で操作します。基本的に回転ダイアルが決定ボタン、下がキャンセル、上が場面によって異なる機能を割り当てられます。
ダイアルの回転による操作は、最初は少し戸惑いましたが、なれると使いやすく小気味良く感じます。よく使うウィジェットはこのダイアル回転(もしくは画面の上下方向スワイプ)で出てくるのでダイアルの使用頻度も高く、なれるのにそう時間はかかりません。
また、上ボタンと下ボタンについては、メイン画面時の動作を自分でカスタマイズできます。単押しと長押しでそれぞれ設定できるので、全部で4つの動作を割り当てられます。私は下の単押しを「通知」、長押しを「コントロールパネル」にしています。
スマートフォンの通知
スマートフォンの着信やアプリ通知を表示することもできます。どのアプリからの通知なのか、アイコンが表示されるのでわかりやすいです。ただ通知の内容は適当なところで省略されてしまい、全文を読むことはできません。省略される位置も通知によって異なリます。
スマートウォッチ上で通知を確認というよりも、あくまでスマホに通知が届いたこと、なんのアプリの通知なのかを知らせる、くらいに思ったほうが良さそうです。
ワークアウト機能
ランニングやオリエンテーリング、サイクリングに縄跳び、屋内トレーニングなど34種類のスポーツモードが用意されています。他メーカーだと100種類200種類あるものもありますが、まぁ34種類でも通常のトレーニングならだいたいはカバーできると思います。
右上のボタンを押すと、最後に行ったものと同じ種類のワークアウトのスタート画面になります。上の矢印とハートマークが緑に点灯すれば位置情報と心拍計が準備完了した証。位置情報の捕捉は空が見える場所なら10秒もかからないくらいです。
ワークアウト中の画面も数字が大きくわかりやすいですね。表示は複数ページあり、画面のスワイプやダイアルで切り替えできます。
このワークアウト中の画面に何を表示するかはアプリでカスタマイズできます。
このほか、ワークアウトの機能としてゴーストランナー、POI、トラックランニングといった機能があります。
オフラインマップはありませんが、取り込んだルートをナビゲーションする機能や自分が辿った軌跡を表示するブレッドクラムの機能もあります。(アプリでスマホの方にオフラインマップをダウンロードする機能はあります。)
ワークアウトの記録はアプリで確認できます。軌跡や各種データを細かく記録してくれています。このあたりは別の記事で触れているのでそちらも参考にしてください。
アプリで管理
Suunto
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制作: SUUNTO価格: 無料
SUUNTO RUNの設定やデータの管理はSUUNTOアプリで行います。
ホーム画面には最上部に直近のアクティビティの概要が表示され、その下に各項目がタイル状に並びます。表示項目はカスタマイズ可能です。
歩数は日間のほか週間、月間、年間、などが選べます。棒グラフのほか積み上げグラフにもできます。
睡眠についても、よくある項目はしっかりと載ってます。睡眠段階のグラフに心拍数グラフを重ねられるのはちょっとおもしろい。
カレンダー(最下段左から2つ目のタブ)ではいつ走ったのかがわかりやすく、また1か月に走ったルートがまとめて表示されるのも面白いです。(黄色のラインが濃いところが複数回通った場所)
トレーニングゾーン(最下段中央のタブ)では1か月の距離や時間などを棒グラフ表示できるほか、強度やトレーニングの影響も1か月でまとめてくれます。
バッテリーと充電
SUUNTO RUNのバッテリーは日常使用で最大12日間、高精度の位置情報追跡を使ったトレーニングでは最大20時間です。複数日にわたる長距離レースには心もとないかもしれませんが、単日レースなら問題ありません。
実際に1ヶ月使ってみて、バッテリーの持ちはなかなか良いと思いました。少なくとも頻繁に充電が必要になることはありません。日常的にトレーニングする人でも5日ほどはもつと思います。週2,3回、1時間以内のトレーニングなら1週間に一度の充電で大丈夫でしょう。
充電は専用のマグネット充電器で行います。マグネットなので時計本体にぱちりと吸着されるのですが、この磁力がそう強くはないのか、わりと外れやすいです。しっかりと安定した場所で、充電が開始されたのをよく確認したほうが無難です。
SUUNTO RUNの良かったところ、イマイチなところ
実際に1か月ほど使ってみて感じた良かったところ、イマイチなところをまとめます。
- 36gと軽量
- UIの見た目が良く、ダイアル操作も軽快
- アプリの見た目も良い
- ワークアウト中の画面を細かくカスタマイズできる
- 充電ケーブルが外れやすい
- ストラップの留め具が外れやすい
- オフラインマップは無し
- トレーニングプランは期間が決まってる
ランニングウォッチは機能が多いと重くなりがちですが、SUUNTO RUNは36gと軽量です。これなら走ってる間に気になることもありません。重量を気にするランナーには魅力です。
また、個人的には時計自体の鮮やかなオレンジ、そしてUIもオシャレ感あって気に入ってます。色の使い方や余白の取り方もそうですが、数字フォントもいい感じに見やすくかっこいいものが使われています。
日本語部分に関しては、いわゆる中華フォントではあるのですが、あまりそうだとは感じさせません。
一方、普段使っていて気になったのが、先述の通り充電器が外れやすいのと、ストラップの留め具も外れやすいということです。ストラップはシリコンバンドの場合ですが、ちょっと引っ掛けると外れてしまいます。別のものに替えるのは容易なのでクリティカルなデメリットではないのですが、頻繁に外れたので気になりました。
こんな人にオススメ
SUUNTO RUNはこんな人におすすめできるランニングスマートウォッチです。
- ランニングを中心としたトレーニング向けのスマートウォッチが欲しい
- 比較的安価で機能は揃ってるエントリー向けのランニングウォッチが欲しい
- 軽量で見やすい使いやすいランニングウォッチが欲しい
- オレンジやライムカラーのちょっと派手な色のランニングギアが好き
- SUUNTOのデザインが好き
一方で、時計でオフラインマップを確認したかったり、時計自体の頑丈さ、数日間のレースに対応できるバッテリーが欲しいという場合は、もっと上のランクの時計を検討したほうがいいでしょう。
まとめ
SUUNTO RUNを約1ヶ月間、日常生活とランニングで使用しました。
本機は36gという軽量さとスリムな設計が特徴で、高精度なデュアルバンドGPSやカスタマイズ性の高いワークアウト機能を備えています。視認性の高いAMOLEDディスプレイや回転ダイアルによる操作感も良好で、アプリを含めてデザイン面や使い勝手に優れています。
一方で、マグネット充電器やシリコンストラップの留め具が外れやすい点、オフラインマップが非搭載である点など、一部に割り切りが必要です。
いくつかの注意点はありますが、機能が揃った軽量で扱いやすいエントリー向けのランニングウォッチを求めている人にとって、バランスの取れた選択肢と言えるでしょう。
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

















































