
EarFun Clip レビュー:ボタン操作やマナーモードが使いやすいイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン
EarFunよりイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンEarFun Clipをレビュー用に提供していただきました。
EarFun OpenJumpに続いて2つ目のオープンイヤー型イヤホンになります。私もこれまでにいくつかイヤーカフ型のイヤホンを使ってきましたが、EarFun ClipはEarFunらしい「使い勝手の良さ」がしっかりと引き継がれていると感じました。
通常価格は7,990円なのですが、7月14日までのプライムデーにおいて19%オフの6,490円で購入できます。また、レジ画面にて以下のコードを入力するとさらに割引され、最終価格5,993円で購入できます。どうぞご利用ください。
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EarFun Clipの概要
EarFun Clipは耳をふさがないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。耳たぶを挟むクリップのような形で装着する「イヤーカフ」と呼ばれるタイプです。カラーはブラックとホワイトの2色。今回はホワイトを提供していただきました。主な特徴は以下の通り。
- 耳をふさがず外の音が聞こえる
- Hi-Res Audio認証 & LDACによる高解像度音質
- 10.8mmカーボンファイバードーム振動板ドライバー
- 物理ボタン操作
- 最長10時間、ケース込みで40時間の再生可能
- Google Fast Pair・マルチポイント対応、IP55防水
ワイヤレス充電 | |
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着脱検知 | |
左右 |
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低遅延モード | |
イコライザー |
マルチポイント | |
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管理 |
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防塵防水 | IP55 |
Bluetoothコーデック | LDAC、SBC、AAC |
オープンイヤー型のイヤホンは耳をふさがないのが特徴です。周りの音は普通に聞こえて、それに音楽がBGMとして追加されるような感覚です。なので、イヤホンをしたまま買い物のレジでやり取りするのも問題なくできます。
ただ、周りの音が聞こえるのは良くも悪くもで、自動車の多い道路脇などではそれらの音に潰されてイヤホンからの音が聞こえにくいという弱点もあります。
Bluetoothバージョン | Bluetooth 6.0 |
---|---|
最大動作範囲 | 15m(障害物なし) |
対応コーデック | LDAC、SBC、AAC |
サイズ | (充電ケース)66 x 48.3 x 28 mmmm |
重量 | 49.2g(充電ケース込み)、5.7g (片耳イヤホン) |
バッテリー容量 | イヤホン:60mAh x 2、充電ケース:490mAh |
最大再生時間 | LDACオフ—-最大10時間、 ケース込み40時間 LDACオン—-最大5.5時間、ケース込み22時間 |
充電 |
イヤホン単体:1時間 充電ケース(USB-C):2時間 |
防水規格 | IPX5 |
外観と装着感

EarFun Clipはブラックとホワイトの2色です。今回はホワイトを提供していただきました。

蓋のほうがちょっとだけ濃くなっています。遠目から見れば真っ白ですね。普通にスティックのあるワイヤレスイヤホンのケースとあまり変わらない大きさです。

底面部分に充電用のUSB-Cポートとリセットボタンがあります。

イヤーカフ型のイヤホンは左右の区別がないものもあるのですが、EarFun Clipはしっかり左右あります。内側にLRが書かれているだけでなく、アームの根本にLは銀でRは赤いラインが入ってます。これがデザイン上もいいアクセントになってますね。

バッテリーがある部分にEarFunのロゴが描かれています。耳の裏側になるのであまり見られることもありませんし、実際に身につけると90度回転するので、こうやって置いたときに見せる用ですね。
装着感
実際に装着してみると、すぐに気にならなくなります。他のイヤーカフ型に比べても後ろ側が大きいようですが、それで特に重いということもなく、むしろしっかりと耳たぶを挟んでくれる気すらします。
装着したまま首を振っても外れません。最近は5-7kmのランニングをEarFun Clipを装着して走ってますが、特に落ちるのを心配することもありませんし、走ってるうちに付けてるのを忘れるくらいです。
もちろん、耳の大きさや形は個人差があるので誰でも絶対にそうだとは言えませんが、個人的には耳掛け式よりも遥かに安定感があると思ってます。
物理ボタンで操作

EarFun Clipは装着したときの後方上部に小さなボタンが付いてます。このボタンで音楽や通話の操作をします。
しっかりとしたクリック感があり、親指と人差し指で挟むようにして操作するので、非常に操作しやすいですね。イヤーカフ型はイヤホンの位置が気になることがあってついつい触ってしまいがちで、タッチタイプだとそのときに誤動作することがあります。EarFun Clipのボタン式ならその心配もありません。
EarFun Clipを受け取った当初は「左右自動判別ないのか…」と残念だったのですが、実際に使ってみるとこの物理ボタンが良くて、イヤーカフ型ではタッチ式よりもボタン式のほうが正解だと気づきました。
ちゃんと音も良い、LDACも対応

オープンイヤー型のイヤホンは耳の穴を塞がないこともあり、音質的にはカナル型イヤホンに比べると一段劣ってしまいます。ですが、そこはEarFunです。音もおろそかにしていません。
10.8mmカーボンファイバー複合膜ドライバーを搭載し、クリアな音質で再生するとともに、オープンイヤー型で特に弱いとされる低音も出てます。外で聞くと周りの雑音も入ってくるので音に集中できないというのはありますが、例えば室内であればBGMとして十分以上です。
音漏れ
音漏れに関しては、普通に室内で聞く音量であればよっぽど近づかないとわからない程度です。ただ外で使うとなると音量を上げがちになるので、そうすると近い人には「何か鳴ってる」のが気付かれます。混雑してる電車内では気をつけたいところ。
また、マナーモードという一時的に音量を下げる機能もあります。レジ前など周りの音や声をしっかりと聞き取りたい場合には利用すると良いでしょう。デフォルトではアプリからのみですが、キーのカスタマイズを行えばボタンでオン・オフできます。
LDAC対応
LDACにも対応します。ただしこれまでのEarFunのイヤホン同様にデュアルデバイス接続(マルチポイント)との両立はできません。
イコライザー
アプリからイコライザーの設定もできます。デフォルトでちょっと物足りないと思っても、ある程度調整できます。また、自分でカスタマイズしたり、かんたんなテストでパーソナライズされた設定にもできます。
アプリと操作
EarFun Audio
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制作: Earfun Technology (HK) Limited価格: 無料
EarFunの管理アプリでイコライザーや操作方法のカスタマイズが可能です。
アプリを使うとゲームモードやシアターモードのオンオフ、操作方法のカスタマイズやイコライザーの設定などが可能になります。アプリを使わなくても利用は可能ですが、できれば一度は確認してみたほうがいいです。
操作のカスタマイズ
1回押す、2回押す、3回押す、長押しを左右で、合計6個の操作を割り当てられます。それぞれ「無効」を割り当てることもできますし、左右それぞれですべて無効にもできます。なお、「ゲームモード」以下の項目は3回押しか長押しにしか割り当てられません。
このカスタマイズがあることで、他社のイヤホンに慣れている場合でもその操作方法に合わせることができるのが良いです。
EarFun Clipの良かったところ・イマイチなところ
EarFun Clipをしばらく実際に使って感じた良かったところ・イマイチなところをまとめます。
- 音が良い、低音もちゃんと出てる
- 物理ボタンによる操作が良い
- 装着感、安定感が良い
- コスパ良い
- ワイヤレス充電非対応
- 高級感はない
全体的には非常に気に入ってます。さすがEarFunといったところで、音もオープンイヤーのわりに良く、使い勝手の良いイヤーカフ型イヤホンです。とくにボタン操作が思った以上に良かったですね。外で外してから再装着するときに左右の確認をしなければならないというのはありますが、些細なことです。
唯一の残念ポイントとしてはワイヤレス充電非対応だということです。これまでのEarFunのイヤホンは大抵が対応していたので意外でした。できれば次作ではここも対応してほしいですね。
まとめ

EarFun Clipをしばらく使ってみました。ワイヤレス充電非対応だけは残念ですが、全体的に満足しており「これがイヤーカフ型の正解」と思っています。このまま散歩・ランニング時のメインで使っていく予定です。
これだけしっかり使えて7千円台なのでコストパフォーマンスという点でも優秀です。セールやクーポンを利用すればかなりお得です。オープンイヤー型イヤホンを2,3千円の安いもので試すよりは、もう少し出してEarFun Clipを買ったほうが高い満足を得られますよ。
通常価格は7,990円なのですが、7月14日までのプライムデーにおいて19%オフの6,490円で購入できます。また、レジ画面にて以下のコードを入力するとさらに割引され、最終価格5,993円で購入できます。どうぞご利用ください。
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参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。