
趣味ランナー視点でスマートウォッチのトレーニング向け画面を比較【Galaxy / Samsung Health編】
2025年は年間1000km走ることを目標にし、月替りで様々なスマートウォッチを試しています。スマートウォッチのメーカーごとに違うアプリを試して比較し、自分に合うスマートウォッチ(の管理アプリ・メーカー)はどれなのか、見極めたいという企画です。
2025年4月はSamsungの「Galaxy Fit3」を身に着けて走りました。管理アプリは『Samsung Health』です。
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走る人の経歴
この記事を書いてる人について (ここをタップで開閉します)

この記事を書いてるorefolderは46歳のおっさん。若い頃はオリエンテーリングを主戦場にそれなりにトレーニングしていたものの、ここ5年以上はサボりがちで趣味ランナーとも言えないくらいに衰えています。
自己ベストはトレイルランニングではハセツネCUPが13時間15分くらい、フルマラソンは4時間15分くらいです。
サボらずにトレーニングするための理由付けとして、今回の企画を考えました。2025年の年間目標は走行距離1000kmです。目標としてはかなり低いのですが、2024年はほぼトレーニングしてなかったので、いきなり100km走れるわけもなく。怪我に気をつけながら少しずつ増やしていこうと思っています。
できれば年末辺りにフルマラソンを完走できるようにしたいですね。
Samsung Health
2025年4月はSamsungの「Galaxy Fit3」を身に着けて走りました。管理アプリは『Samsung Health』です。
Samsung Health
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制作: Samsung Electronics Co., Ltd.価格: 無料
Samsung HealthはGalaxy端末にはデフォルトでインストールされているので、Galaxyを使っている人なら知らず知らずに使っているかもしれません。
ホーム画面
ホーム画面はカードがリスト的に並んだレイアウトで、並び替えや表示項目の取捨選択が可能です。全体的な画面は見やすくわかりやすくできています。Galaxyのスマホを使っている場合はOne UIの見た目のままなのでスマホ本体との統一感もありますね。
歩数などは1日の詳細のほか、7日間、31日間、12ヶ月でグラフ表示できます。7日間は日曜始まりの7日間です(直近7日間も表示可能)。
ランニングの記録(概要)
ランニングの記録はホームの「今週のトレーニング」をタップすると確認できます。基本的に1週間で1つの塊となっていてトレーニング時間や、ランニングなら距離が表示されます。
月ごとにトレーニング時間(ランニングにしぼった場合は距離)をグラフ表示する画面と、カレンダー表示でいつトレーニングしたか/してないかがわかる画面があります。
これが見やすくわかりやすくて良いです。2025年4月は「2日走って1日休む」というペースで走るようにしていました。11-14日は雨だったり疲れが溜まっていたりで走れなかった期間です。そういったものがくっきりとわかりますね。
ランニングの記録(個別詳細)
個別の詳細では距離や心拍数、走った軌跡のほか、ラップや心拍数の記録も確認できます。
ルート図は衛星写真や地形図でも表示できたりしますが、ルートをペースで色分けといった機能はないようです。
トレーニング記録をSNSに投稿
共有ボタンから、走った距離やルートを画像化してSNSなどに共有できます。背景はルート図にしたりオリジナルの写真に変更も可能。また、トレーニングのデータを3つまで含めることができます。
データをGPXファイルでエクスポート
ランニングのデータはGPXファイルでエクスポートできます。エクスポートしておけば、それをインポートできるほかのトレーニングアプリなどでも利用できます。
逆に、GPXファイルからSamsung Healthにランニングの記録としてGPXファイルをインポートすることはできません。(ランニング時のルート設定用にGPXファイルをインポートすることはできます。)
Straveにデータを自動投稿
設定からStravaと連携すれば記録をStravaに自動で投稿できます。
わりと多くのスマートウォッチがStravaに連携できるので、乗り換えてもそちらでデータを見返すこともできます。
…こんな企画で様々なメーカーのアプリを比較しようと思っていますが、最終的には「記録の取得は別でも、データの振り返りはStravaでやればいいじゃん」になりそうなのが怖いですね。
データの手動追加も可
何らかの事情によりアプリで記録が取れなかった場合でも、あとから手動で記録をつけることも可能です。もちろん心拍数などの詳細データは無理ですが、ワークアウトの種類、開始日時、ワークアウト時間、距離が記録できます。
GPXファイル等でのインポートはできないのが残念です。
Samsung Healthの良かったところ・イマイチなところ
Samsung Healthを使ってみて感じた良かったところとイマイチなところをまとめます。
- 表示がどれも見やすくわかりやすい
- データの内容も十分
- GPXファイルでエクスポートも可能
- Stravaにデータを自動投稿できる
- Galaxyスマホとの相性はバッチリ
- 他の時計からデータをインポートできない
- 表示はスマホアプリのみ
PC(Web)での表示がないのは残念ですが、スポーツウォッチから派生したスマートウォッチでもなければこのあたりはないのが普通です。
月単位や週単位でのグラフやカレンダー表示が見やすくて気に入ってます。このあたりはスマホ表示のみだからこそ、でもありますね。
データはStravaに自動投稿できますし、GPXファイルでエクスポートできるので、ほかの時計やアプリに移る場合でも安心です。逆にインポートすることができないのは少し残念ですね。
Galaxyのスマホを使っている場合は、UIがOne UIそのままですし、そもそもプリインストールされているので親和性がバッチリです。そういった意味でも使いやすく感じるでしょうね。
まとめ
ライフログとしてもランニングの記録としても、表示が見やすいのがワタシ的には気に入りました。データがインポートできないのは欠点ですが、それほど重要でもないでしょう。PC表示は欲しいのですが、もうそれはStravaに任せたほうがいいんですかねぇ…。
2025年4月の走行距離と時間

ランニング回数…17回
走行距離…100.3km
タイム…9:48:11
年間1000kmまで あと767.38km
これはまた別のアプリで記録していた私の直近1年間の体重と体脂肪率のグラフです。2025年に入ってからしっかりと体重が減っています。10月終わりごろも一度減っていますが、少なくとも1年前の状態に比べると明らかに減ってます。
また、下腹部が少しぽっこりしていたのがいつの間にかなくなっていました。どうりで最近ランニングポーチが少し緩くなってきた気がするわけですね。
次回予告

2025年5月はAmazfitのスマートウォッチ「Amazfit Bip 6」で記録を取っていきます。ちょうど先月レビュー用に提供してもらったので、タイミング良かったです。すでに半月ほど利用していますが、もう1ヶ月使ってみます。
Huawei Band 10も気になりますが、これは6月かなぁ…?
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。