次世代のバッテリーを搭載したコンパクトポータブル電源「ST1200 SST」が発表

ポータブル電源メーカーのヨシノパワージャパンは4月17日、新製品「B1200 SST」を発表しました。

B1200は軽量コンパクトなポータブル電源です。1085Whのバッテリー容量、1200Wの定格出力、2400Wの瞬間最大出力に対応。このスペックで11kg、296×204×256 mmのサイズを実現します。

2025年4月17日より予約を開始し、5月26日に発売予定です。価格は169,900円ですが、2025年5月26日まではキャンペーン価格99,900円で予約購入できます。

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B1200 SST

競合他社の類似製品と比べてもこのサイズ感

B1200 SSTは99%の家電をカバーするコンパクトなポータブル電源です。本製品最大の特徴としてヨシノパワーが独自開発した「三元固体電池」が搭載されています。

三元固体電池は現在主流のリン酸鉄リチウム電池とは大きく異なり、高い安全性・長寿命・65℃の高温/-20℃の低温にも耐えうる”次世代のバッテリー技術”です。

一番下が三元固体電池

ヨシノパワーのポータブル電源がコンパクトな理由は、次世代のバッテリー技術こと、三元固体電池が搭載されているからです。

この三元固体電池、驚くべきことに「リン酸鉄リチウム電池よりも圧倒的に小型」で、本体サイズの小型化に貢献しています。これは、ドイツのTÜV認証でバッテリー体積あたりのエネルギー密度に関する試験でS評価を獲得するレベルです。

ドライヤーも問題なく動作

また、消費者のニーズに応えるためのコストカットも徹底。その一例として、1200Wの出力インバーターを搭載しています。一般的なポータブル電源には、1500Wの出力インバーターが採用されていますが、実際のところは1200Wの出力インバーターでも99%の家電は動作するのです。こういった部分を徹底的にコストカットによって、低価格化を実現しています。

価格は169,900円。販売チャネルは公式サイト、Amazon、楽天です。販売チャネルを絞ることによって、価格を抑えることができるとのこと。なお、発売日の2025年5月26日まではキャンペーン価格99,900円で予約購入できます。

容量 1,085Wh
重量 11kg
本体サイズ 296×204×256 mm
エネルギー密度 87.74Wh/L(業界最高水準)
セル構成 16.2Ah / 3.72V / NCN 独自開発三元固体電池 2P9S構成
サイクル構成 4000回
動作温度範囲 充電:-5℃~55℃/放電:-20℃~65℃
保管温度範囲 -20℃~60℃ (4週間以上可能)
DC出力 USB-A×2、PD60W×1、PD100W (双方向) ×1、DC5521 12V/10A ×1、
シガーソケット×1
AC出力 120V 1000W (約70分でフル充電)

参考情報

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CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。

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