Dangbei Freedo レビュー:コンパクトで天井投影も可能なバッテリー搭載ポータブルプロジェクター

Dangbeiのポータブルプロジェクター「Dangbei Freedo」をレビュー用に提供していただきました。

バッテリー搭載でどこでも使用でき、モバイルバッテリーでも急速充電できるほか、165°の広い傾斜角度で天井投影も可能です。Google TV搭載なので様々なコンテンツをすぐに楽しめますし、スマホからキャストしたり、HDMIで外部機器の映像を投影することもできます。

通常価格は93,800円で、2025年1月20日までは予約販売限定価格として74,800円で購入できます。

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Dangbei Freedoの概要と外観

Dangbei Freedoは、Dangbeiブランドとして初のGoogle TV搭載ポータブルプロジェクターです。コンパクトながら60Whのバッテリーを内蔵しており、電源コードを接続してもコードレスでも、室内外を問わずに楽しめます。

また、Google TV搭載なので、Wi-Fiに接続するだけでAmazonプライムビデオやYouTubeなどを大画面で楽しめます。Google Castでスマホから投影することもできます。

輝度 450 ISOルーメン
解像度 1080P(1920×1080 FHD)
色域 >90% DCI-P3、124% Rec.709
画像サイズ 40″〜180″ (推奨サイズ 60″〜100″)、投影比: 1.2:1
対応フォーマット HDR 10、HLG
入力 USB2.0 (Type-A) x 1、HDMI ARC x 1 DC-IN(USB Type-C) x 1
オーディオ スピーカー:6W、360°サラウンドサウンド
ドルビーデジタル:対応
ドルビーデジタルプラス:対応
自動補正 オートフォーカス、オート台形補正(±30°)、リアルタイム台形補正、スマートスクリーン適応、インテリジェント障害物回避
RAM 2GB DDR3
ストレージ 16GB eMMC5.1
搭載OS Google TV
バッテリー 60Wh
映画再⽣時間:ECOモードで2.5時間
⾳楽再⽣時間: Bluetoothスピーカーモードで6時間
サイズ 131 x 109 x 239mm
重さ 1.4kg

本体と付属品がセットで発布スチロールのような耐衝撃ケースに入っています。取っ手も付いてるので持ち運びに便利です。

中には本体のほか、ポーチと充電器、リモコン(単4電池×2)、取扱説明書が入っています。充電器はUSB Type-Cで65W出力でき、アダプタとケーブルは分離不可能なタイプです。もちろんスマホ等の充電にも使えます。

本体の大きさは131 x 109 x 239mmです。500mlペットボトルと並べてみましたが明らかにそれより大きいですね。1Lのものと比べるべきでした。

底面にはゴム足があり、安定感があります。中央には三脚や天井付けのためのネジ穴があります。各種認証の番号がおかしいのはサンプル機のためだと思います…。

側面にはUSBとHDMIポートがあります。Google TVだけでなく、HDMIで接続して外部機器の映像を投影も可能です。

丸い部分の下にUSB-Cポートがあり、ここから充電します。逆側の丸い部分が電源ボタンになっており、そこのLEDの光り方でバッテリー残量もわかります。

リモコンはよくあるタイプなので、FireTV等を使ったことがればすぐに慣れます。ホームボタンと間違えてアプリボタンを押してしまうことはありましたが…。YouTube、Netflix、Prime videoについては専用ボタンがあってすぐにアクセスできます。

リモコンの右にあるボタンはフォーカス設定のもの。自動フォーカスもあるのでなぜ赤く目立つボタン?とも思いますが、自動調整がうまくいかない時に画面を見ずに設定するためにボタンが有るのは良いです。

リモコンの電池は単4電池×2で、これは付属しています。

広い傾斜範囲で天井投影も可能

Dangbei Freedoはスタンド一体型で、-30°~+135°まで角度を調整できます。真上にも投影できるので、天井に映し出すことも可能です。壁がモノで埋まっている方でも、天井は空いてるという場合もあるのではないでしょうか。

広⾊域でリアルな⾊彩

白い壁などに40〜180インチで投影できます。(推奨サイズ 60〜100インチ)スクリーンまで1.6mの距離で60インチ、2.1mの距離で80インチ、3.3mの距離で120インチです。

明るさは450 ISOルーメンで、昼間のそれなりに明かりが入る場面でもちゃんと見ることができます。とはいえ、やはりなるべく部屋を暗くしたほうが見やすいですし没入感もあります。

Dangbei FreedoはDCI-P3の90%以上、Rec.709の124%以上の⾊域をカバーし、⾮常にリアルな⾊彩を再現します。

実際に見てみても、非常に鮮やかで、ポータブルプロジェクターだからといって映りに不満が出ることはありませんでした。ただ電源に接続しない状態でECOモードになると輝度が落ちて鮮やかさも減るので、できるだけ電源に接続して使いたいところです。

Google TV搭載

Dangbei FreedoはGoogle TVを搭載しており、Wi-Fiがあれば単体で様々なサービスのコンテンツを再生できます。

Google TVのOSバージョンは11で、セキュリティパッチレベルは2024年12月です。発売時点でほぼ最新になっています。OTAアップデートもあるようなので、そのあたりは安心ですね。

オートフォーカスやオート台形補正、障害物回避といった機能もあります。デフォルトの設定で電源が入るたびに自動で補正されるので、設置時に細かい調整は不要で、気軽に始められます。(障害物回避はデフォルトではオフになっていたので、必要な場合は設定でオンにしてください)

モバイルバッテリーで充電可能

Dangbei Freedoはバッテリー搭載のポータブルプロジェクターなので、電源ケーブルを接続しなくても使用できます。そして充電はUSB-C接続なので、モバイルバッテリーでも充電できます。

内蔵バッテリーは60Whで、ECOモードで2.5時間の再生が可能となっていますが、モバイルバッテリーで充電できるのなら、外でも充電しやすくて良いです。

ただ、モバイルバッテリーでの充電は65W出力が必要なようで、もっと小さい出力のモバイルバッテリー(35W)では電源オフ状態で接続してもまったく充電しませんでした。65W出力のモバイルバッテリーはそれなりにお値段するので、なかなかつらいところです。

Dangbei Freedoの良かったところ、イマイチなところ

良いところ
  • コンパクトながら100インチ以上に映せる
  • 広い可動角度で壁でも天井でも投影可能
  • Google TVで様々なコンテンツを楽しめる
  • モバイルバッテリーの急速充電に対応
イマイチなところ
  • 昼間の部屋だと明るさが足りないことも
  • 付属の電源アダプターのケーブルが長くない
  • 充電は65W必要

バッテリー内臓ながらコンパクトでキャリングケースも付属し、どこでも使用できるプロジェクターです。あまり大きなプロジェクターは置き場所が…という人でも使いやすいと思います。天井にも投影できるので、広い壁がない場合でも大丈夫です。(天井は天井で照明が邪魔かもしれませんが…。)

電源がUSB-Cでモバイルバッテリーで充電できるのが便利ですね。外で使うときはスマホも持っているでしょうし、モバイルバッテリーを共用できるのは良いです。

ただ、家の中で使う時に付属の電源アダプターを使おうとしたのですが、このケーブルが微妙に短いのが気になりました。だいたい1.5mなので、映し出す壁にコンセントがあるとプロジェクターと壁の距離が近すぎてしまい、小さな画面になってしまいます。なので映し出す壁とコンセントの位置には注意が必要かもしれません。

なお、自分で電源アダプタと長いUSBケーブルを用意すれば、それを使うこともできますが、そのときは65W以上の電源アダプタが必要になります。

まとめ

Dangbei Freedoをお借りしてしばらく使ってみました。コンパクトで気軽に持ち運べる大きさながら映像も音も十分に満足できました。

キャリングケースも付いているので、家の中を移動するだけでなく外でも使いたいという人にちょうどいいポータブルプロジェクターです。

通常価格は93,800円で、2025年1月20日までは予約販売限定価格として74,800円で購入できます。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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