Googleカレンダーの祝日にクリスマスや大晦日、銀行休業日が表示されるのを(KLWPでも)消す方法
しばらく前から、「Googleカレンダーに七五三やクリスマスが祝日扱いで表示される」というのが話題になっていました。私も自分のGoogleカレンダーに七五三などが表示されていて、特に不思議にも思っていなかったのですが、そういえば祝日じゃないのに表示されてるのはおかしいですよね。
どうやらこれはGoogle側の仕様変更によりこうなっているようで、一応の回避設定があります。ただ、それだけでは完璧ではないのでもうちょっとちゃんと、なんとかしてみました。
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クリスマス等が祝日として表示される
Googleカレンダーは、カレンダーの1つとして「祝日」を表示できます。ただ、その祝日になぜか七五三やクリスマス、大晦日、そして(1月1日~3日の)銀行休業日まで入っています。これらは「国民の祝日に関する法律」に定められた祝日ではありません。
設定で祝日のみ表示に切り替える
調べてみると、どうやら2024年8月末あたりに仕様変更があったらしく、そのときに「日本の祝日」のカレンダーに「祝日」と「その他行事」が含まれるようになったようです。そして、設定でこれを「祝日のみ」にできます。
Googleカレンダーの設定から祝日→地域限定の祝日と辿って「すべての祝日」が選択されているのを祝日のみに変更します。
これで七五三やクリスマスはカレンダーから消えました。…と思ったのですが、なぜか大晦日や銀行休業日は残っています。Google的にはこれらは本当に祝日なのでしょうか…?
これらについては、個別にその予定を開いて右上にある三点メニューからこの祝日を非表示を選べば、個別に非表示にできます。面倒ではありますが、大晦日と1月1-3日の銀行休業日くらいなので、やっておくと良いと思います。
KLWPに反映されないので別のカレンダーを使う
Googleカレンダーをそのまま使う普通の人なら前述の方法で解決なのですが、それを設定してもKLWP上で表示されるカレンダーには反映されず、そのまますべての予定が表示されてしまいます。KLWPに限らず、Googleカレンダーのデータを使うものなら同じかもしれません。(未確認)なにかアプリ側で対応が必要なのかもですね。
これを解決するために、そもそもGoogleカレンダーで用意されている「日本の祝日」を使わず、「別の祝日カレンダー」を使うことにしました。
国立天文台の「今月のこよみ」を使う
Googleカレンダーは公開されている他のカレンダーを取り込むことができるので、祝日を表示できるGoogle以外のカレンダーを使います。
国立天文台の暦計算室に「今月のこよみ powered by Google Calendar」という祝日を表示できるカレンダーがあります。これを使います。
今月のこよみ powered by Google Calendarのページを開き、右下にある+ボタンをタップするとGoogleカレンダーに移動し、カレンダーの追加を確認されます。このときGoogleカレンダーのアプリが開いてしまうとうまくいかないので、ブラウザの設定でアプリではなくウェブページがそのまま開くようにしてください。
いくつかのカレンダーがありますが、必要なのは「国民の祝日および休日(国立天文台暦計算室)」だけなので、ほかのカレンダーのチェックを外してから追加ボタンを押しましょう。
これで、国立天文台暦計算室による祝・休日がGoogleカレンダーに表示されるようになります。もちろんクリスマスも大晦日も銀行休業日も表示されません。(Googleカレンダー側の祝日カレンダーは非表示にしましょう)
この方法なら、KLWPでも正常な祝日・休日を表示できます。これで解決です。
まぁ、大晦日や銀行休業日がGoogleカレンダーに表示されてしまったからといって大きな影響はないと思いますが、どうにも表示がうざいという人は今回の方法を試してみてください。KLWPやKWGTを使ってる人には国立天文台のカレンダーがおすすめですよ。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。