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SwitchBotより、温湿度、快適指数、天気予報、日時を一括表示できる「SwitchBot 温湿度計 Pro」をレビュー用に提供していただきました。
SwitchBotからはこれまでもいくつかの温湿度計が販売されていますが、今回のProは温湿度に加え天気予報を表示でき、さらに別の場所に設置した温湿度計の値も一緒の画面に表示できます。使ってみるとこれが意外と便利でした。
通常価格は3,480円で、2024年10月2日までは発売記念の10%オフ(3,132円)で購入できます。
- 複数ヶ所の温度&湿度を同時に表示
- 12時間先までの天気が分かる
- アラート通知機能
- データはCSVでエクスポート可能
大きな画面でいろいろ表示する温湿度計
SwitchBot 温湿度計 Proは92 x 79 x 25 mmで、大きな画面に温湿度、快適指数、天気予報、日時を一括表示できるデバイスです。SwitchBotのこれまでの温湿度計に比べ、明らかに情報量が増えました。
背面側にはピンに引っ掛けて壁に設置できる穴と簡易スタンドがあります。
スタンド部分はその開き具合で自由に角度を付けられます。スタンドを畳んだ状態でも自立します。
スタンドの下に電池ボックス。単三電池×2本を使います。電池寿命は約1年とのこと。
ほかの温湿度計より一回り大きい
SwitchBotのほかの温湿度計と比べると上の写真の通りのサイズ感。温湿度計プラスと高さはほぼ同じで横に約1.4倍広がりました。表示されている数字の大きさは、プラス>Pro>無印 といったところ。
画面自体の明るさや見やすさは変わりません。できればそろそろE-Inkの温湿度計も出してくれると、個人的には嬉しいんですけどね。
温湿度、快適指数、天気予報、日時を一括表示
大きな画面に温湿度、快適指数、天気予報※、日時を一括表示します。時刻は12/24時間の切り替えが可能。温湿度に関しては2ヶ所の状態を表示できます。
天気予報の表示は別途ハブ製品が必要
表示する温湿度はSwitchBotアプリで温湿度計 Proの設定から変更できます。データソースとして選択できるのはSwitchBotの温湿度計シリーズとハブ2、そしてホーム位置の温湿度(天気予報等と同じくネットワーク上で取得した値)です。
つまり、SwitchBotの温湿度計を別に持っていれば、本機を置いてる場所ともう一つの場所の温湿度を表示できます。いや、本機の温湿度を表示せずに別の2ヶ所の温湿度でも可です。
今回は「SwitchBot 防水温湿度計」を一緒に提供していただいたので、ガレージの日陰に設置しました。これで室内と外の温度を同時に表示できます。
外の温湿度が屋内でわかっていれば、出かける前に服装の調整も失敗が少なくなります。私の場合、外との温度差でエアコンを止めて窓を開けたほうがいいのかの判断材料にも使っています。ペットを飼っている人なら、そのペットがいる部屋の温湿度を常に表示させておくのもいいかもしれませんね。
アプリでデータ管理、快適度やアラートの設定も
- SwitchBot
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制作: SWITCHBOT INC価格: 無料
『SwitchBot』アプリを使えば、これまでデータの確認や、各種設定、他のSwitchBot機器との連携もできます。
アプリとデバイスの連携は簡単で、右上の+ボタンからデバイスの追加で温湿度計Proを選択、あとは画面の指示に従っていけばすぐです。
過去の記録をグラフ表示、エクスポートも可能
アプリで「温湿度計Pro」を表示すると、過去の温度湿度がグラフで確認できます。日や週、月、年といった単位で表示できます。データはデバイス本体に68日間分、アプリに2年間分を保存できます。年表示でグラフを見ると、季節の移ろいを感じられて面白いですよ。
ちなみに、このデータはcsvでエクスポートできるので、データをPCで管理したい人でも大丈夫です。
快適度とアラートを設定
快適な温度と湿度の範囲を自分で設定しておけば、その状態を温湿度計Proの画面内に▼で表示できます。ちなみに画面上にはDRY(乾燥)、COMFORT(快適)、WET(多湿)しか無いので、温度が快適範囲の外にある場合は湿度がどうであれ▼の表示はなくなります。
アラートに関しても温度湿度それぞれで範囲を設定できます。アラートは音を鳴らすだけでなく、音は鳴らさずに画面表示を点滅させることも可能です。
SwitchBot 温湿度計 Proの良かったところ、イマイチなところ
実際にしばらく使ってみて感じた、良かったところやイマイチなところは以下のとおりです。
- 表示が大きい
- 複数個所の温湿度をまとめて表示
- 時計や日付と行ったサブ情報もあり
- 角度によっては画面が見にくい
- プラスにあったマグネットは無くなった
最初は「別の場所の温湿度がわかっても、あまり意味ないんじゃないか?」と思っていました。しかし実際に使ってみると意外と気にするものですね。外の気温で出かける気になったり、エアコンのオンオフを考えたり。これからの季節は服装の選択にも役立ちそうです。
イマイチな点は、わりと無理やり出したものですが、やはり見る角度によって画面が暗く見えたりします。SwitchBot製品に限らず、この手の画面は商品ページの写真よりも少し暗いと思ったほうがいいですね。E-Inkだとくっきり見えるので、いつかE-Ink版が出るのを期待したいです。
あとは、そういえば温湿度計プラスはマグネットが仕込まれていて磁石のくっつくドアや冷蔵庫などに貼り付けられたのですが、Proでは省かれてしまったようです。
まとめ
SwitchBot 温湿度計 Proをレビューしました。温湿度以外にも快適指数、天気予報、日時を一括表示でき、別のSwitchBot温湿度計の値を表示できるというのが大きな特徴のデバイスです。
別の温湿度計の値を表示できるというのは思った以上に良かったです。もちろん今までもアプリを開けば確認できたわけですが、やはり卓上でパッと複数地点を把握できるのは良いです。ディスプレイ表示のない防水温湿度計との相性も良いですね。
こういった点からも、最初の温湿度計というよりは2台目3台目の温湿度計として購入するのがいいのかな?と感じました。すでにSwitchBot温湿度計シリーズを持っていて、まとめて表示したいと思っていたのならピッタリです。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。