USBテスター FNIRSI FNB58を購入:見やすくて多機能、eMarkerの登録内容も確認できる
FNIRSIのUSBテスター「FNB58」を購入しました。以前から簡易的なUSBテスターは持っていたのですが、もう少しいろいろ…具体的にはeMarkerの登録内容が確認できる物が欲しくて買いました。使いこなす自信はありません。
価格:6,857円
私はAliExpressのFNIRSI Official Storeで購入しました。一応日本のAmazonでも検索すると出てきますね。
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FNIRSI FNB58
FNB58はBluetoothあり版となし版があり、私が購入したのはなし版です。800円くらい違い、パッケージに描かれたシルバーのものがあり版のようです。なし版は黒で、私はこちらのほうが好みでした。
大きな2インチのディスプレイが付いてます。
背面。
上側にPCと接続するためのMicro USBがあり、操作するためのボタンがあります。
下側はテストする機器に繋ぐUSBケーブルをさすポートです。
表示が大きく見やすい
これまで使っていたTC66も見やすいと思っていたのですが、FNB58は画面が2インチで大きく、320×240と高精細なので小さい文字でも読み取りやすいです。
私の場合、自分で読むというよりも記事に載せるためなので、写真で撮って見やすいというのは重要です。
もう少し細かい内容や、リアルタイムでグラフ表示もできます。
充電器に接続すれば、どの急速充電に対応しているか(緑が対応、赤が非対応)もわかります。
eMarkerの登録内容を確認
FNB58を購入しようとしたきっかけは、先日のダイソーのUSB 3.0ケーブルです。
このケーブル、USB 3.0で最大100W充電が可能とのことなのですが、X等で購入者の情報を見ると、eMarkerの内容を確認するとパッケージに記載されたのとは違う情報が出てくるというのです。
自分で確かめてない情報を確定情報のように記事にするのは良くないと思ったので、記事にはXでそういう情報がある、とだけ書いておきました。そして、ちゃんと自分の目で確認するためにeMarker登録情報の読み取りに対応したテスターを買おうと思ったのです。
そして、実際に件のケーブルを挿して確認したのが上の画像です。USB 3.2 Gen2で50V、5A、つまり250W?まで対応ということになっています。確かにパッケージの内容と違います。パッケージは20V/5Aです。
なので、最大100Wかと思っていたら240Wを要求してしまう、ということが無きにしも非ず…らしいです。ただ詳しい人によると、電流は5Aで同じなので20Vが50Vになっても発熱量はほぼ変わらないため、これが原因で想定以上の発熱や発火のような危険はおそらく無いだろう…とのことです。まぁ記載内容とeMarker登録内容が違うだけで問題ですが。
こちらは同じくダイソーで販売されているeMarker内蔵100W対応のUSB Type-Cケーブルです。
こちらはちゃんとUSB 2.0で20V/5Aと表示されています。パッケージの記載通りで安心です。
うん、これからはeMarker内蔵ケーブルを買ったらこれでちゃんと確認しないとですね。
PCと接続して使う
FNB58は管理アプリをインストールするとPCと接続してグラフ表示などが可能です。私はあまり使いこなせる気がしないのですが、FNB58自体のファームウェアアップデートもこの管理アプリから行います。
というわけで、将来の自分のためにメモしておきます。
管理アプリのダウンロード
- FNIRSIの公式サイトのファームウェアのページへ
- USB Testerの項目にある「USB_Tester_APP_PC_Software.txt」を開く
- 管理アプリのダウンロードURLが記載されているので、そのURLからダウンロード・インストール
ファームウェアアップデート
- FNIRSIの公式サイトのファームウェアのページへ
- USB Testerの項目にある「FNB58」のzipファイルをダウンロード。(2024年8月2日時点での最新はV0.68)
- FNB58のOKボタンを押しながらMicroUSBケーブルでPCと接続
- システムタブで中央のフォルダアイコンをクリック
- ダウンロードしたファームウェアのファイルを選択
- 下にある緑のアップデートボタンクリックでアップデート開始
まとめ
というわけで、USBテスター FNIRSI FNB58を購入したという話でした。詳しい使い方が知りたい場合は、日本語マニュアル作ってる人や使い方を解説してる記事もあるようなので検索してみてください。
ちなみに、同じように多機能なUSBテスターでしたらAVHzY CT-3の方が使っている人をよく見ます。たぶん使い方の情報などもそちらの方が多いのではないでしょうか。日本語表示もできますしね。私はなんとなくみんなが使っているものよりも…という気持ちで選んだだけです。
さて、これからちゃんと活用できるでしょうか…?
価格:6,857円
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。