UGREEN Nexode Power Bank 12000mAh 100W (PB724) モバイルバッテリーレビュー:かわいいドット風ディスプレイ付き!100W出力も可能でちょうどいいモバイルバッテリー!
UGREENさんから、先日リリースされたモバイルバッテリーを3モデル頂きました。それぞれのモデルについてレビューで紹介していきます。
今回は、そのうち最もバッテリー容量の小さいモデルであるPB724をレビューします。容量(12,000mAh)も出力(最大100W)もちょうどいいモバイルバッテリーです。
Amazonでの通常価格は9,980円で、2024年8月30日時点ではスマイルSALEで25%オフの7,485円。さらに5%オフになるクーポンをいただいてます。どうぞご利用ください。
クーポンコード:OREFPBUG
使用期間:2024年8月29日~9月4日
目次(見たいところからチェック!)
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
UGREEN Nexode Power Bank 12000mAh 100W(PB724)のスペック
メーカー | UGREEN GROUP LTD |
---|---|
型番 | PB724 |
サイズ | 約 4.55 × 4.6 × 11.5 cm |
重さ | 約309g |
バッテリー容量 | 12,000 mAh |
バッテリーエネルギー | 44.4Wh(14.8V × 3000 mAh) |
入力 | 5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓3.25A(65W Max) |
出力 | USB-C1:(単体使用時) 5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓5A 100W Max USB-A:(単体使用時) 5V⎓3A、9V⎓2A、12V⎓1.5A、10V⎓2.25A 22.5W Max |
合計出力 | 20W Max |
パッケージ・内容品
白い箱に製品画像が載ったパッケージ。金色の100Wの文字がまぶしいです。
内容物一覧です。モバイルバッテリー本体、USB Type-C to Cケーブル、マニュアルなどの紙類が入っていました。
製品本体
モバイルバッテリー本体です。本体表の上部の黒い部分にはディスプレイが内蔵されています(ディスプレイについては後述)。裏面にはゴム足がついていて、机に置いても滑らないように工夫されています。
ディスプレイです。バッテリー残量の数字がドットで表示され、待機時には顔が表示されます。バッテリー残量によって表情が変化するようになっていて、満充電だとハート目の顔に、20~99%だと微笑んだ顔、20%未満だと目を閉じたような表情になります。待機時にボタンを押せば、残量をパーセントで表示できます。こういうのが何気に可愛いですね。
ディスプレイの表面はザラザラしていて、スモークがかかったような見た目になっています。バッテリーの充電中は、円の部分が明滅します。
本体左側面には100Wの文字、右側面にはボタンがあります。低消費電力の機器へ給電する際のモード切り替えなどには、このボタンを使います。
天面のポートです。USB Type-CポートとUSB Standard-Aポートが1つずつ用意されていて、USB Type-Cは最大100Wの出力が可能です。
付属ケーブル
本製品にはUSB Type-C to Cケーブルが付属しています。ケーブルのe-Markerのデータを読み取ってみたところ、最大240W(USB PD EPR)対応のケーブルでした。長さは50cmと短めですが、現状充電用としては最高スペックのケーブルが付属しています。
トリガーして使える充電規格を確認
USBテスターのKM002C LiteとKT001を使って、使える急速充電規格と、USB Type-CポートではUSB PDのPDOも調べます。KM002C Liteのファームウェアは1.8.9です。なお、実際に機器に接続した場合には動作が異なる可能性があります。また、検証にはPlugableのUSB PD EPRに対応USB-IF認証済みケーブルを使用しています。
USB-C
USB Type-Cポートでトリガーできた規格は、以下の通りです。
- Apple 2.4A
- USB BC Revision 1.2(DCP)
- USB PD 3.0
- Quick Charge 2.0(5V, 9V, 12V)
USB PDのPDOは以下の通りでした。
- 5V⎓3A
- 9V⎓3A
- 12V⎓3A
- 15V⎓3A
- 20V⎓5A
- PPS: 3.3-21.0V⎓5A
なお、Amazon.co.jpの販売ページでは、今回トリガーできた充電規格に加えて、Samsung AFC(9V, 12V)、Quick Charge 3.0とHuawei FCPが対応の充電規格として記述されています。
USB-A
USB Standard-Aポートでトリガーできた規格は、以下の通りです。
- Apple 2.4A
- USB BC Revision 1.2(DCP)
- Quick Charge 2.0(5V, 9V, 12V)
- Quick Charge 3.0(5-12V)
- UCFS 33W(5-5.5V⎓3A, 5.5-11V⎓3A)
- Samsung-5V2A
- Samsung AFC(9V, 12V)
なお、Amazon.co.jpの販売ページでは、今回トリガーできた充電規格に加えて、Huawei SCPと、Huawei FCPが対応の充電規格として記述されています。
2024年8月30日追記:
UCFSは対応の充電規格としては記述されていません
単ポート使用時の出力は、USB Type-Cポートは最大100W、USB Standard-Aポートは最大22.5W、2ポート時の出力はそれぞれ最大10Wになります。
使ってみた感想
モバイルバッテリー自体の充電
モバイルバッテリー自体の充電(入力)は、最大で65Wまで対応しています。実際に0%から100%まで充電してみたところ、約1時間16分で充電が完了しました。めちゃくちゃ早いというわけではないですが、十分に高速に充電できていると思います。充電中はほんのり温かくなる程度で、思ったよりも低い温度を維持していました。
ゴム足
何気にかなり良いなと思ったのが裏面のゴム足です。モバイルバッテリーは特にゴム足などは付いていないものが多いのですが、このモデル(今回紹介する3モデル)はどれも裏面にゴム足が付いています。滑らないのも良いですし、接地面が傷つきづらいのが特に良いですね。モバイルバッテリーを使うときは机などに置いて使うことが多いと思うので、地味ながら便利なポイントでした。
パススルー充電
パススルー充電(コンセント→充電器→モバイルバッテリー→スマホなど)を試してみたところ、一応可能でした。ただモバイルバッテリーにも、接続先の機器にもほとんど給電できないような低い出力だったので、不可能ではない、という程度です。そもそもUSB Type-Cポートが1つしかないですし、このモデルのパススルー充電はアテにしてはいけません。
実際の機器の充電
Galaxy Tab S7、Xiaomi 13 Ultra、iPhone 12などの機器を実際に充電してみた結果が上記の表です。Galaxyの超急速充電2.0なども問題なく行えました。なお、iPhone 12はUSB Type-Cポート経由でのみ急速充電が可能なため、USB Standard-Aポートでは検証を省いています。
UGREEN Nexode Power Bank 12000mAh 100W(PB724)の良いところ、イマイチなところ
この製品の良い点とイマイチな点をまとめます。
- サイズ、容量のバランスが良い
- かわいい表示のディスプレイ
- (一応)パススルー充電対応
- 2ポート同時使用時の出力が低い
12,000mAhで最大出力100Wというのは、意外とこれまで少なかった組み合わせではないかと思います。10,000mAhクラスだと、最大30Wとか、大きくても最大65W程度の出力のモデルが多い印象ですが、本製品は最大100Wに対応しています。約309gで、持ってみるとその重量よりも軽く感じます。
USB Type-Cポートを単独で使う場合には最大100Wの出力が可能なのですが、2ポート同時使用となると急に合計20W(それぞれ10W)に出力が下がってしまうのが残念なポイントです。20Wだと一気に充電速度が落ちてしまいますからね…
まとめ
約309gと比較的軽量で、最大100Wの出力に対応した本モデル。高出力なモバイルバッテリーは高価な傾向にありますが、本製品はその中でも比較的安価に抑えられています。価格、サイズ、機能のバランスが良く、ディスプレイの表情もかわいい、非常にバランスの良いモバイルバッテリーです。
クーポンコード:OREFPBUG
使用期間:2024年8月29日~9月4日
- UGREEN Nexode Power Bank 12000mAh 100W (PB724) モバイルバッテリーレビュー:かわいいドット風ディスプレイ付き!100W出力も可能でちょうどいいモバイルバッテリー!
- UGREEN Nexode Power Bank 25000mAh 200W (PB722) モバイルバッテリーレビュー:超大容量!1ポートで140Wの給電も可能な最強クラスのモバイルバッテリー!
- UGREEN Nexode Power Bank 20000mAh 130W (PB721) モバイルバッテリーレビュー:パススルー充電も可能!ペットボトルサイズで高機能なディスプレイも搭載した大容量モバイルバッテリー!
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。