社用携帯の導入は対面かウェブか?楽天モバイルとその他で大きな差異あり【MMD研究所調査】

MMD研究所は3月27日、「法人向け携帯電話の導入チャネルに関する調査」の調査結果を公開しました。この調査は20歳~69歳の経営者・従業員の男女32,647人、本調査ではメイン利用しているMNO4キャリアの社用携帯電話導入に関わっている400人を対象に2024年3月8日~3月13日の期間で実施されたものです。

  • docomo(n=100)、au(n=100)、SoftBank(n=100)、楽天モバイル(n=100)
  • アンケート調査により回収されたサンプルを会社員の人口構成比に合わせるために、予備調査のみウエイトバック集計しています。

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社用携帯の導入は「対面」が56.1%、「WEB」が35.1%

社用携帯端末の導入に関わった1,813人を対象に、契約場所について聞くと「対面」は56.1%、「WEB」は35.1%でした。

予備調査から抽出したMNO4キャリアの社用携帯電話導入に関わっている400人(各n=100)に契約場所について聞いたところ、docomo、au、SoftBankは「対面」が多く、楽天モバイルは「WEB」が多い結果となりました。

対面で契約した理由は、「契約内容が分かりやすい」「安心する」「手続きが簡単」

社用携帯電話導入に関わっている人のうち対面で契約した1,018人を対象に、対面で契約した理由について聞いたところ(複数回答可)、「対面の説明の方が契約内容が分かりやすいから」が36.9%と最も多く、次いで「対面で契約した方が安心するから」が30.9%、「対面の方が手続きが簡単だから」が27.7%でした。

WEB契約した理由は、「手続きが簡単」「他の方法よりもスムーズに契約が完了する」「待ち時間がもったいない」

社用携帯電話導入に関わっている人のうちWEBで契約した636人を対象に、WEBで契約した理由について聞いたところ(複数回答可)、「WEBのほうが手続きが簡単だから」が33.1%と最も多く、次いで「他の方法よりもスムーズに契約が完了するから」が25.0%、「待ち時間がもったいないから」が24.2%でした。

対面の場合と比べてみると、それぞれの特徴、どこを重視しているのかが見えてきます。

docomoは「セキュリティ対策がしっかりしている」、au、楽天モバイルは「通話料金が安い」、SoftBankは「通信料金が安い」

MNO4キャリアの社用携帯電話を導入した時に感じた魅力について聞いたところ(複数回答可)、通信会社別でみると、docomo(n=705)は「セキュリティ対策がしっかりしている」、au(n=392)と楽天モバイル(n=106)は「通話料金が安い」、SoftBank(n=401)は「通信料金が安い」がそれぞれ最多となりました。


MMD研究所の調査ではより詳しい結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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