総務省 2023年度Q1(6月末)電気通信サービスのデータ:MVNOのシェア、IIJが20%に

総務省は9月22日、令和5年度第1四半期(6月末)の電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データを公表しました。

この中には移動系通信(携帯電話等)のシェアやMVNOのシェアといったデータもあります。携帯電話の契約数は2億1,268万(前期比+1.0%、前年同期比+4.6%)、そのうち5G契約数は7,476万(前期比+7.1%、前年同期比+44.8%)でした。

MVNOサービスの契約数は3,091万(前期比+2.5%、前年同期比+14.8%)、SIMカード型の契約数における事業者別シェアは、前回と同じくインターネットイニシアティブ(IIJ)がトップでした。

データの中から気になるものをいくつか紹介します。

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3G/LTE/5G/PHS/BWAの各契約数の推移

各キャリアとも停波が決まってる3GやLTEは契約数が減り続けています。5Gは順調に伸びており、2023年6月では7,476万契約となってます。

参考:3Gサービス終了日
ドコモ 2026年3月31日
au 2022年3月31日
ソフトバンク 2024年1月31日

携帯電話の契約数における事業者別シェアの推移

携帯電話の契約数でのシェアです。KDDIグループにはUQ mobileも入ってます。NTTドコモが0.3ポイントの減少でKDDIはMVNOが0.1ポイント増、ソフトバンクはMVNOと合わせるとプラマイゼロ、楽天モバイルは0.1ポイント増で2.3%です。

今期 前期比 前年同期比 MVNOを含め
NTTドコモ 35.5% -0.3ポイント -1.0ポイント 41.3%
KDDI 27.0% ±0ポイント +0.1ポイント 30.6%
ソフトバンク 20.7% -0.1ポイント -0.4ポイント 25.8%
楽天モバイル 2.3% +0.1ポイント ±0ポイント 2.3%
MVNO 14.5% +0.2ポイント +1.3ポイント 14.5%

MVNOサービスの区分別契約数の推移

MVNOサービスといっても実は色々あるのですが、いわゆる「格安SIM」はこの中の「SIMカード型」と見ていいでしょう。2023年6月では1,571万契約となっています。前回から微増ですね。

なお、このグラフは契約数が3万以上のMVNOからの報告を基に作成されているので、実際の数はもっと多くなります。

MVNO(SIMカード型)の事業者別シェア

契約数が3万以上のMVNOサービスの区分別契約数は、SIMカード型が1,571万(前期比+0.4%、前年同期比+5.0%)、通信モジュールが1,091万(前期比+4.3%、前年同期比+17.6%)でした。

SIMカード型の契約者数における事業者別シェアは、インターネットイニシアティブ(IIJmio)が最も高く20.0%(前期比+0.2ポイント)、次いでNTTレゾナント(OCN モバイル ONE)が12.2%(前期比+0.3ポイント)、オプテージ(mineo)が9.0%(前期比±0ポイント)、富士通が5.6%(前期比-0.1ポイント)、イオンリテール(イオンモバイル)が4.7%(前期比±0ポイント)となります。

2021年 2022年 2023年
3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月
IIJ
(15.8%)
IIJ
(16.6%)
IIJ
(17.3%)
IIJ
(18.1%)
IIJ
(18.8%)
IIJ
(19.0%)
IIJ
(19.7%)
IIJ
(19.8%)
IIJ
(20.0%)
NTT
(11.8%)
NTT
(12.2%)
NTT
(12.8%)
NTT
(14.0%)
NTT
(14.5%)
NTT
(10.1%)
NTT
(11.1%)
NTT
(11.9%)
NTT
(12.2%)
mineo
(9.0%)
mineo
(9.0%)
mineo
(9.0%)
mineo
(9.3%)
mineo
(9.3%)
mineo
(9.1%)
mineo
(9.1%)
mineo
(9.0%)
mineo
(9.0%)
楽天
(8.9%)
楽天
(7.8%)
楽天
(6.9%)
楽天
(6.2%)
富士通
(5.7%)
富士通
(5.6%)
富士通
(5.6%)
富士通
(5.6%)
富士通
(5.6%)
LINE
(6.1%)
BIGLOBE
(5.9%)
BIGLOBE
(5.8%)
BIGLOBE
(5.8%)
楽天
(5.5%)
BIGLOBE
(5.1%)
BIGLOBE
(4.9%)
イオン
(4.8%)
イオン
(4.7%)

IIJがついに20%がに到達しました。グラフを見ると一人勝ち状態ですね。また、2位のNTTレゾナントは2023年7月でNTTドコモに吸収合併されまています。このグラフもどうなるのか、楽しみです。


総務省のこれらの調査データは過去のものも含め公開されてるものです。なかなか興味深いものもありますし、遡って調べてみたり、MMD研究所の格安SIMサービスの利用動向調査と比べてみるのも面白いでしょう。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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