TicWatch Pro 5 レビュー:2層式画面とSnapdragon W5+ Gen 1で長時間駆動のWear OS搭載スマートウォッチ

MobvoiよりTicWatchシリーズの最新モデル「TicWatch Pro 5」をレビュー用に提供していただきました。1週間ほど使ってみてのレビューをお届けします。

TicWatch Pro 5はWear OS by Google搭載のスマートウォッチで、Snapdragon W5+ Gen 1、2GBのRAM、そして2層式のディスプレイでバッテリー持ちも良いという特徴があります。

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外観

TicWatch Pro 5は1.43インチの円形ディスプレイをとう愛したスマートウォッチです。

ベゼルの正面部分がメッシュ加工でアクセントになってます。そして右側にクラウン回転ボタンと、その上にサイドキーがあり、これらを使った操作も可能です。

肌に接する面には各種センサーや認証マークなど。ベルト幅は24mmで市販のものと交換可能です。

重さは63gほど。

スペックと操作感

スマートウォッチというと微妙に反応が悪い印象でしたが、TicWatch Pro 5は想像以上にサクサクでした。スマホを操作してるときと変わらないくらいにスルスル動きます。

サイズ (mm) 50.15 x 48 x 12.2
重量 44.35g
カラー ブラック
ケース材質 ステンレス、7000シリーズアルミニウム、高強度ナイロン、グラスファイバー
ディスプレー材質 指紋防止加工ゴリラガラス(米コーニング社製)
バンド材質  固形シリカゲル(交換可能) 24mm
搭載OS  Wear OS by Google
対応デバイス Android 8.0以上(※iOS非対応)
チップセット Snapdragon W5+Gen1ウェアラブルプラットフォーム
メモリ RAM:2GB/ ROM:32GB
ディスプレイ 1.43インチ(466× 466) 326ppi
AMOLED(有機EL)+ 趙低消費電力ディスプレイ(FSTN液晶)の二層式ディスプレイ
通信方式 Bluetooth 5.2、Wi-Fi:2.4GHz 802.11b/g/n
衛星測位  GPS(アメリカ)、GLONASS(ロシア)、Galileo(EU)、BeiDou(中国)、QZSS(日本)
スピーカー
マイク
バイブレーター
センサー 加速度計、ジャイロセンサー、HD PPG心拍センサー、SpO2センサー、
皮膚温度センサー、低遅延オフボディセンサー、気圧計、コンパス
バッテリー容量 628mAh
耐久性 5ATM、オープンウォータースイミング対応、 / MIL-STD-810H

ディスプレイ

TicWatch Pro 5のディスプレイはAMOLED(有機EL)ディスプレイの上に超低消費電力ディスプレイ(FSTN液晶)がある2層式画面です。

普段は省電力なFSTN液晶が常時表示されています。腕を傾けるとバックライト点灯となり、時間の確認程度ならこれで十分です。

通知を読むなどスマートウォッチとしての機能を使うときには有機ELディスプレイを使います。こちらは明るさの自動調整もあり、外でも見やすいですね。

画面の常時表示や傾けたときにどの画面を出すか(またはオフか)は設定から選択できます。

このほか、表示するフォントサイズも変更できます。デフォルトでは小さい方から2番目ですが、それで読みにくいなら、もっと大きなフォントサイズにすれば読みやすくなるでしょう。

ウォッチフェイス

ウォッチフェイスは時計から直接以外に管理アプリからも変更可能。最初から多くのウォッチフェイスが用意されていますが、公式の『TimeShow』アプリから追加したり、Playストアでダウンロードもできます。

一部のウォッチフェイスは色や表示する項目などを自分でカスタマイズできます。

通知

スマートウォッチはスマホに届いた通知を手元で確認できるのがいいですよね。TicWatch Pro 5ではデフォルトのフォントサイズで11文字×9行程度を表示できます。

LINEなどはTicWatch Pro 5上でそのまま音声入力や顔文字などで返信できます。

バッテリー

Wear OS搭載のスマートウォッチはバッテリー持ちが良くないという印象でしたが、TicWatch Pro 5はチップセットにSnapdragon W5+ Gen 1を搭載し、2層式のディスプレイによる省電力のおかげでかなり良くなってます。

もちろん、人によって使い方が変わるので一概には言えませんが、私が使ってみた限りでは「充電せずに2泊は大丈夫、3泊は無理」といったところでした。1日で25-30%程度の消費でした。3日に1回の充電でも大丈夫です。

充電を始めると小数点以下まだバッテリー残量が表示されるので、充電されていく様子がわかりやすいです。だいたい1分に1%以上は充電されるので、毎日お風呂に入ってる間に充電しておくのがよさそうです。

充電ケーブルは専用のマグネットケーブルです。なので「外出時にケーブルもこのために余計に持ち歩かなくてはならなくて不便」というのがレビューでよく出てきそうです。が、上述の通り2泊程度なら十分持つので、ケーブルを持ち歩くなら3泊以上の予定のときだけでいいでしょう。そういう予定が頻繁にある人でなければ、気にしなくていいと思います。

管理アプリ

最初にTicWatch Pro 5の電源を入れると、スマホにセットアップの案内が出ます。わざわざ管理アプリを探して…といった面倒がなく、簡単にセットアップできます。

TicWatch Pro 5の管理アプリは『Mobvoi Health』です。ダークモードにも対応します。

歩数・アクティブ時間

歩数・エクササイズ時間・アクティブ時間・登った階数・距離とカロリーがまとめて「アクティビティ」として表示されます。週ごとや月ごとでも表示できて、見やすいですね。

睡眠

睡眠の記録も自動で測定してくれます。起きてからも布団でゴロゴロしてるとまだ寝てると判断されるので、起きたらサッと起き上がったほうがいいです。

深い眠りや浅い眠りをグラフで視覚的に表示してくれます。また一言アドバイスもあるのですが、「2日連続で寝るのが遅かったですね」など、ちょっとキツイこともあります。

睡眠中の心拍数や血中酸素濃度も記録されています。そう毎日チェックするものでもありませんが、時々見ておいたほうが良いですね。

睡眠データについては、起床後すぐには反映されません。だいたい起きてから20分ほどでTicWatch Pro 5に通知が表示され、そこで確認できるようになります。(時計でもアプリでも。)

このタイムラグがちょっと気になりました。ほかのスマートウォッチではたいてい起きてすぐに睡眠データを確認していたので、ルーティーンが変わってしまいます。

その他健康管理

心拍数や血中酸素濃度は単独でも確認できます。

フィットネス機能

TicWatch Pro 5での運動は『TicExercise』というアプリで記録します。100種類以上のワークアウトに対応。

バックライトの色が心拍数に連動

ワークアウト中も基本的には省エネ画面で表示され、クラウンを回転させて表示内容を切り替えます。

面白いのが、ワークアウト中の心拍数によってバックライトの色が変化することです。
と変化して行くので、パッと見で自分の心拍数を大体把握できます。運動中に必要なのは細かい数値よりもだいたいの領域ですからね。

ワークアウト記録

記録したワークアウトの内容はアプリで細かく確認できます。心拍数やペース、走行ルートなどのほか、回復までの時間も表示されます。このルートはスピードによって色分けされていますが、地図の拡大ができないのが難点。

運動を検知すると自動で記録

自動記録の場合は記録リストにAUTOと表示されます

手動でワークアウトを開始しなくても、5分程度歩いたり走ったりしていると、自動で記録が始まります。その記録はちゃんと5分前の運動開始から記録されるので、記録忘れがありません。

自動で記録が始まると、通常のワークアウトモードに変更できます。自動記録ではルート記録されませんが、ノーマルに移行すればそこからルートも記録されます。

Strava連携

管理アプリのMobvoi Healthでは、StravaやGoogle Fitと連携できます。これをやっておくと、TicExerciseで記録したワークアウトが自動でStravaでも記録されます。これまでStravaでトレーニング管理していた人も使いやすくなってます。

Stravaはスマートウォッチにも対応しているので、TicWatch Pro 5上のStravaアプリからワークアウトの記録も可能です。ただし、その場合はMobvoi Healthにワークアウトとして記録されませんし、運動中の省エネ画面は通常の時刻表示になります。ワークアウト中の情報を確認したい場合は画面をタップなどしてAMOLED画面を表示する必要があります。

TicWatch Pro 5の良かったところ・イマイチだったところ

良いところ
  • 2層式画面で省エネ、2泊は十分持つ
  • Wear OS搭載でサクサク&様々なアプリに対応
  • 自動で運動記録
  • 心拍数連動でバックライトの色が変化
イマイチなところ
  • アプリ一覧がリスト式で探すのが面倒
  • 管理アプリの日本語が一部変
  • 走行ルートの地図が拡大できない

スマートウォッチの最大の弱点であるバッテリーが、2層式ディスプレイなどのおかげで2-3日は持つようになってます。1週間程度持つスマートバンドに比べたらまだまだですが、毎日お風呂に入ってる間の充電で賄えるので、個人的には十分だと感じてます。

フィットネス系の機能も充実しており、自動で記録してくれたりバックライトの色が変わるのも面白いです。専門のスポーツウォッチに比べるとまだもう一歩な点もあるのですが、スマートウォッチとしては十分でしょう。

まとめ

Wear OSにSnapdragon W5+ Gen 1、2GBのRAMと高性能で動きもサクサク、そして2層式ディスプレイでバッテリーの持ちも良いスマートウォッチです。

私自身が使ってないので試せてませんが、Google PayでのNFC決済もできるなど、まだまだ機能はたくさんあります。こういった多機能をしっかりと使いたい人には十分おすすめできるスマートウォッチです。

本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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