UGREENより、「UGREEN Nexode Mini 45W」をレビュー用に提供していただきました。USB-Cを2ポート搭載し、単ポートなら最大45W、2ポート利用時は25Wと20Wで充電できる小型サイズの充電器です。
45W出力にしても約4cm×4cm×5cmというサイズにしても、競合となるUSB充電器はたくさんあります。しかしこのサイズで2ポートで45Wという組み合わせが、なんともちょうどいい感ある製品です。
- 最大45WでノートPCも充電できる
- 約4cm×4cm×5cmの小型サイズ
- プラグが折りたたみ可能
- 思ったよりも大きい
- USBポートがコンセントと間違えそう
- ケーブルを抜き差しするたびに一度切れる
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UGREEN Nexode Mini 45Wの概要
UGREEN Nexode Mini 45WはUSB-Cを2ポート搭載した小型で持ち歩きに便利なUSB充電器です。
出力は単ポート時に最大45W、2ポート利用時は片方が25W、もう片方が20Wになります。C1ポートとC2ポートで違いはなく、先に挿したほうが25Wになります。
サイズ | 約39.5 × 39.5 × 49 mm (プラグ除く) |
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重さ | 約95g |
急速充電規格 | PD3.0/PPS, QC4+(QC4.0/QC3.0), FCP, AFC, APPLE 5V2.4A, USB BC 1.2 |
入力 | 100-240V~ 50/60Hz 1.2A Max |
出力 | ■単ポート出力: 5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/2.25A(最大45W) PPS:3.3-11V/4.05A ■2ポート同時出力: PD25W+PD20W、PD20W+PD25W (合計最大45W) |
外観
Nexode Mini 45Wは指でつまめる小型サイズの2ポートUSB充電器です。GaN採用のおかげでコンパクトサイズながら最大45Wの高出力を実現しています。
ただ、最初に箱を開けて実物を見た時は、正直思ったよりも大きいな、という印象でした。
デザインとしてはごくシンプルで、角は丸くなっていてやさしい雰囲気です。側面にUGREENのロゴがあり、反対側には何も書かれていません。
2つのUSBポートは縦長で並んでいます。USB-C1とC2のどちらもPCやスマホで使えると、アイコンで示されています。プラグ側にはスペックや各種マークが印刷されています。
大きさは39.5 × 39.5 × 49mmです。小型には違いありませんが、先ほども書いたように「思ったよりも大きい」という印象です。1ポートだったりもう少し出力が小さいと30 × 30 × 30mmくらいの極小サイズなUSB充電器もあるのですが、そういったサイズを想像していると「思ったのと違う」となってしまいます。
重さは95mmでスペック通りです。プラグも折り畳めますし、気軽にガジェットポーチに入れて持ち歩けます。
単ポート最大45W、2ポート25W/20W
Nexode Mini 45Wは急速充電の規格としてPD3.0、PPS、QC4+(QC4.0/QC3.0)、FCP、AFC、5V2.4A、BC1.2に対応します。
単ポートで利用した場合は最大45Wで充電できます。(45W必要な機器が手元になかったので上の写真では26W程度になっていますが…。)対応していればノートPCなどの充電も可能です。
2ポート同時に利用する場合は片方が最大25W、もう片方が最大20Wになります。これはC1ポートC2ポート関係なく、先に挿したほうが最大25Wになって、後から挿したほうが最大20Wになります。
Nexode Mini 45Wの良かったところ、イマイチだったところ
Nexode Mini 45Wを実際に使ってみて気づいた良かった点、イマイチだった点をいくつか。
- 最大45WでノートPCも充電できる
- 約4cm×4cm×5cmの小型サイズ
- プラグが折りたたみ可能
- 思ったよりも大きい
- USBポートがコンセントと間違えそう
- ケーブルを抜き差しするたびに一度切れる
小型サイズで25W/20Wの2ポート
スマホの充電であれば20Wもあれば十分でしょう。3台以上同時に充電することは稀でしょうし、2ポートあれば大抵の人は十分でしょう。それに加えて必要ならノートPCも充電できます。
主にスマホの充電のために充電器が欲しくて、でもノートPCの充電も機会があるかもしれない、という人にちょうどいい構成です。ノートPCを充電することが多い人はもう1ポートくらいあって最大出力も65W以上あると(多ポート使う場合でも)安心だと思います。
プラグが折りたたみできる
ガジェットポーチに入れて持ち歩くとすると、やはりプラグが折り畳めるのは安心します。30mmサイズの極小USB充電器だと、小さいけどプラグが折り畳めないというものも多いですからね。
コンセントと間違われる恐れ
他社の製品でも時々話題になることがありますが、USB-Cが2つ並んでるとコンセントと間違える可能性が出てきます。Nexode Mini 45WもコンセントプラグとUSBの穴が同じ向きをしていて、幅も同じくらいです。
購入した本人が間違えることはないと思いますが、よく知らない同居人が間違って差し込んでしまう…なんてこともないとは言い切れません。
抜き差しするたびに一度切れる
Nexode Mini 45Wは2ポートあるのですが、片方で充電中にもう片方のポートでも充電を始めると、先に刺さっていた方が一瞬接続が切れて再接続されます。抜き差しするたびに挿しっぱなしの方も一瞬だけ充電が切れて、例えばスマホならそのたびに画面がオンになるので、気になるといえば気になります。
まとめ
もっと高出力が欲しい人、多ポートが必要な人、最小が欲しい人には中途半端に思えるかもしれません。このあたりは使用環境によるので人それぞれですね。
私の場合は普段からスマホの充電が主ですし、だいたい2台までしか同時に充電しないので、価格的な面を考えてもこれくらいが「ちょうどいい」と感じました。
外出先でスマホの充電をしたい、ノートPCの充電も時々するけど65Wや100Wは必要ない、そんな人にオススメの充電器です。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。