Nova Launcher のバージョン7.0における変更点:細かくいろいろなところが変わってます
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人気のホームアプリ『Nova Launcher』が9月の初め頃にバージョン7.0へのアップデートを配信しました。久々の大きなアップデートで見た目や機能が変わった部分もあり、戸惑う人も多かったようです。
今回のアップデートで追加された機能などを見ていきます。
- Nova Launcher ホーム
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制作: TeslaCoil Software価格: 無料
目次(見たいところからチェック!)
長押しからのメニュー、ウィジェットが微妙に変更
ホーム画面の開いてるところを長押しすると出てくるスクリーン追加の画面が少し変わりました。下に3つ並んでたボタンのうちウィジェットが、下から引き出す形になりました。引き出した後の操作は同じです。
設定画面の刷新
設定画面のアイコンが塗りつぶし系からアウトライン系に変わりましたね。ちなみに、設定画面で音量したボタンを押し続けると出てくる隠しメニュー「試験実装機能」は健在です。
ウィジェットを角丸に
設定→デスクトップ→ウィジェットの項目に角の半径という項目が追加されています。これを使うとウィジェットの四隅を丸く切り取ります。値が大きいほど角の半径が大きくなります。
これはAndroid 12でこういう機能があるようで、それを取り入れた形になります。が、ウィジェット側のデザインで角を丸くしてる場合など、それとかぶって変に切り取られたような形になることもあります。ウィジェット側の対応待ちではありますが、Nova Launcher側で角の半径を0にしたほうが無難でしょう。
Google系のアプリなら、だいたい問題なく表示されます。
検索ウィジェットで天気表示
検索ウィジェットもデザインが変更し、角の半径を自分で設定できるように。丸くも、四角くも、絶妙な角丸にするも自由です。
また、検索ウィジェットに天気も表示できるようになりました。ほかにもアプリドロワーやGoogleアシスタント、音声検索などいろいろありますが、全部入れるとなかなかカオスです。
デフォルトのスクロール効果が少しバウンドするように
デスクトップ→スクロールにあるスクロール効果はデフォルトでは「シンプル」になっています。ただ、バージョン7.0でこの挙動が変わったようで、わずかにバウンドするようになっています。「なし」に設定すれば、これまでのようにバウンドせずに横にスライドするだけになります。
ドロワーの向きが横のときもスクロール効果
アプリドロワーの向きを横にしていると、ここでもスクロール効果が働きます。デスクトップとは別設定なので注意。バウンドするのが嫌ならここも「なし」にするといいでしょう。
ドックの背景は画像が廃止に
ドックの設定も変わりました。四隅をそれぞれ別々に角の半径など設定できます。ドックの背景は単色のみで、画像を置くことはできなくなりました。
検索プロバイダーにDuckDuckGo
Nova Launcherの検索ウィジェットで使える検索プロバイダーにDuckDuckGoがあります。(前からあった気がしないでもない。)どうやらDuckDuckGoで検索するとNova Launcherへお金が入るようですね。DuckDuckGoはユーザーの履歴等を記録せず、検索結果のパーソナライズもしません。Google検索にはある、そういった機能が気持ち悪いと感じる人はDuckDuckGoのほうがあってると思います。
壁紙によってステータスバーの色を変える
外観と操作感→ステータスバー→ダークアイコンでステータスバーのアイコンの色を黒と白で選べます。これに自動が加わってます。(前からあった気がしないでもない。)自動に設定すると、壁紙が白いときは黒アイコン、壁紙の色が濃いときは白アイコンになります。ただ、さすがに『KLWP』で作成した壁紙のようなライブ壁紙では効果ないようです。
TeslaUnreadの対応廃止
未読数カウントで使えた『TeslaUnread』が設定から姿を消しました。統合の項目にもありません。
ホーム画面の左端にGoogleページ(Discover)を表示できる『Nova Google Companion』ではGoogleとコンパニオンを再起動という項目が加わりました。確かに時々なぜか開けない場合がありました。
下へスワイプでアプリ起動
ホーム画面上のアイコンをスワイプで別の動作を割り当てられる機能がありましたが、上だけでなく下へのスワイプでもまた別の動作を割り当てられるようになりました。
フォルダのデザイン変更
デザインがいくつか増えて、ラインのように見た目が以前と変わってるものもあります。
ドロワー内のアプリ非表示が簡単に
ドロワー内でアプリアイコンを長押ししたときのメニューが少し変わっています。「非表示」の項目が加わっており、ドロワー内で指定のアプリを非表示にするのが簡単になりました。
ショートカットで付くバッジを外せるように
Android 8.0以降では、ホーム画面に他のアプリからショートカットを作成すると、その作成元のアプリアイコンが小さく付くようになりました。これによってアイコン変更系のアプリがかなりダメージあったのですが…。
Nova Launcher 7.0ではこのバッジを長押しメニュー→編集→バッジで外せるようになりました。
こんなところでしょうか。意外とたくさんありました。バージョン7にアップした当初は「動きが遅くなった」「アプリアイコンが消えた」「壁紙が変になった」などいろいろあったようですが…。手元の端末ではどれも特に問題なかったのでよくわからないんですよね…。
仕様変更による戸惑いとしては、スクロール時に軽くバウンドするようになった(スクロール設定で「なし」にすれば元通り)、ウィジェットが切れる(ウィジェットの角の半径を0にすれば良くなる)、フォルダのデザインが変わった、ドックの背景が使えなくなった、TeslaUnreadが使えなくなった、といったところでしょうか。
総じて評価はよくないようですが、今後どうなっていくのでしょうか…。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。