ドコモ、dポイントを活用しドコモショップで契約できる「エコノミーMVNO」を開始!まずはOCNモバイルONEとトーンモバイルから

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NTTドコモは10月7日、dポイントを活用するエコノミーMVNOとの連携に合意したと発表しました。これに参加したパートナーMVNOではdポイントの進呈やdアカウントでのログインが可能になるほか、新規契約などがドコモショップでも可能になります。

エコノミーMVNOのパートナーとして、まずはNTTコミュニケーションズ(OCN モバイル ONE)とフリービット(トーンモバイル)が参加します。

ドコモのエコノミーMVNO

ドコモは昨年のahamo発表の頃から、大容量の「プレミア」(5Gギガホ プレミア)、中容量でオンライン特化の「ニュー」(ahamo)、そして小容量でMVNOと連携していく「エコノミー」の3つのコンセプトを用意すると言っていました。このエコノミーに位置するのが今回発表された「ドコモのエコノミーMVNO」です。

これはドコモが新しくサブブランドやMVNOを展開するというものではなく、MVNOがドコモと連携しサービスを提供していくという仕組みです。主な特徴は以下の通り。

  • 低廉で小容量の料金プランを提供
  • マイページへのアクセスやサービス認証等にdアカウントをメインで使用
  • dポイントクラブ加盟店となり、通信料、サービス利用に対してdポイントを付与
  • 通信料金へのdポイントの充当が可能
  • ドコモショップで各種手続き等を取り扱い

ドコモショップで各種手続きや端末販売が可能

ドコモショップではエコノミーMVNOの下記手続きが可能になります。

  • エコノミーMVNOの料金サービスの新規契約の受付(SIMカードの発行、開通を含む)
  • ドコモスマートフォン等の端末販売
  • ドコモショップで購入された端末の初期設定のサポート(APN設定やdアカウントの設定など)
  • ドコモ販売チャネル購入端末の故障受付

MVNO側としては全国約2,300店舗のドコモショップで契約できるという販路の広がりがかなり大きな意味を持ちそうです。

まずはOCNモバイルONEとトーンモバイルが参加

ドコモのエコノミーMVNOとして、まずはNTTコミュニケーションズ(OCN モバイル ONE)とフリービット(トーンモバイル)が参加します。OCN モバイル ONEは10月21日から、トーンモバイルは「トーンモバイル for docomo(仮称)」として12月を目処に開始される予定です。

OCN モバイル ONE:新プランと記念セールを開催

OCN モバイル ONEは月額550円のコースを新設します。新設するコースは、月間の利用データ量が0.5GB(60歳以上の方は12ヶ月間実質1GB)で、ひと月あたり最大10分相当の無料通話が利用できます。これはドコモショップだけでなく、これまで通りのネット上でも契約可能です。

コース 500MB/月
(新設)
1GB/月 3GB/月 6GB/月 10GB/月
基本通信容量 0.5GB
⇒60歳以上の方は
12カ月実質1GB
1GB 3GB 6GB 10GB
月額基本料 550円 770円 990円 1,320円 1,760円
国内通話 10円(税込11円)/30秒
無料通話 最大10分相当 なし
かけ放題 完全かけ放題:1,300円(税込1,430円)、10分/トップ3:850円(税込935円)
最低利用期間
/違約金
最低利用期間なし/違約金なし
OCN光
モバイル割
適用外 毎月200円(税込220円)割引

新設される500MB/月コースは60歳以上の方の場合、キャンペーンが適用され、12ヶ月間0.5GB増量となり、実質1GBが利用できます。2022年3月31日(木)までに契約者もしくは利用者の年齢が60歳以上となること、および「OCN ID」と「dアカウント」を連携することが条件となります。

また、コースが新設されることを記念したセール(新設プラン+端末セット)も開催されます。

期間:2021年10月21日(木)11:00~2021年11月1日(月)11:00
URL:https://simseller.goo.ne.jp/

機種名 かんたんホーム
設定済み
特価(税込)
AQUOS sense4 20,680円
AQUOS sense4 plus 31,900円
AQUOS R6 104,720円
Xperia 10 III Lite 36,520円

トーンモバイル:ティーン向けSIMサービス

トーンモバイルでは、家族が使用しているiPhoneを見守れるようになる「TONEファミリー」搭載のティーン向けSIMサービスの販売を開始する予定です。

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ドコモのサブブランドなどで新しくSIMを契約できてしまう、というのではなく少しだけ安心しました。それにしてもドコモショップでMVNOが契約できるようになるのは格安SIMの認知度を上げるためにもいいですね。

ドコモショップのスタッフの負担が跳ね上がりそうですが…。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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