【コラム】残価設定型プログラムが各社から登場!今後のスマホ購入はこれでいいかもしれない
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先週のことですが、auが「スマホトクするプログラム」と、ドコモが「いつでもカエドキプログラム」を発表しました。またソフトバンクも今週になって「トクするサポート+」のリニューアル(詳細な内容は10月発表)を発表しました。
これまでも「24回払ってそこで端末を返却すると残金は払わなくていいからお得」というプログラムはあったのですが、いまいち好きではなかったのでほぼ無視していました。しかし今回の発表を聞いた後から、だんだん「今後はこれを使った買い方がいいのではないか?」と思えるようになりました。
残価設定型プログラム
auとドコモで細かいところは違うのですが、どちらもあらかじめ端末ごとに「残価」が設定されており、端末代金から残価を引いた額を24回払いで支払い、そのあとに端末を返却すると残価の支払いは必要なくなります。
端末を返却しない場合は残価をさらに24分割して支払い、合計48回払いすると端末は手元に残ります。端末を返却しないと安くならないので実質レンタルだ、とも言われていますね。
また、今回のリニューアルで「回線契約なしでも使える」そして「端末返却後に別の端末を購入(機種変更)する必要もない」という特徴が加わりました。これで私にも利用しやすくなりました。
今回のプログラムに惹かれた理由
正直、今までは「端末を返さなきゃならないなんてレンタルだし、さんざんお金払って手元に残らないなんてなんか嫌」と思ってました。まぁ回線持ってなかったのであまり関係ありませんでしたが、機種変更が必要で延々と縛り付けられるというのも嫌でした。
それが今回になって惹かれた理由は以下の4点です。
- ハイエンド端末は高いけど、少しでも安く買える
- さすがに2年後にメインで使ってない
- 使ってない端末を手放す方向へ考えが変わってきた
- レンタルというよりは売却金額が保証されてると考えてもいい
ハイエンド端末は高いけど、少しでも安く買える
ハイエンドスマホ、高いですよね。10万超えは当たり前になってます。まぁスマホの性能と私自身の傾向から考えるとハイエンドはもう必要なく、ミドル端末で使いやすいものを選べばいいとは思ってます。
でもたまに欲しくなるスマホが出てくるんですよね。「必要」はないけど「欲しい」はあるんです。そういう端末を金銭的な負担を分散させて買えるのは魅力です。
さすがに2年後にメインで使ってない
スマホを返却したら手元に残らない、とは言ってもその「2年後」にそのスマホを使っているかと考えると、まぁ無いな、と。こんなサイトをやっていることもあって、今は1年ごとにメインのスマホが変わっています。(毎年Pixelで乗り換えてます。)
で、2年後には使ってないのですが(今もそういう端末が部屋にいくつかあるのですが)使わないのなら手元に残さなくてもいいだろう、と。ちなみにドコモの場合は22ヶ月より前に返却すると、翌月以降の分割支払金が割引されるので実質価格は更に安くなります。なので1年ごとに買い替えてもいいわけです。
使ってない端末を手放す方向へ考えが変わってきた
前までは使わなくなった端末も手元に残すようにしていたのですが、最近は「使ってないのならもったいない、使ってくれる人のもとに出したほうがいい」というような考えになっています。
まぁ、こういうサイトをやっているので、最新端末を買ってレビューしてネタにして、よっぽど気に入ったものでなければさっさと売却して次の資金にしたほうがいろんな端末を触れられていいはずなんです。
そういうわけで、今現在も進行中で手元の使わなくなった端末を処分しています。
レンタルというよりは売却金額が保証されてると考えてもいい
端末を返却しなくてはならないからこれは実質レンタルだ、という考えもあります。まぁそうなんでしょうけど、考え方を少し変えてみます。
フルの価格で購入して、24回後の返却は売却と考える、そのときの売却額が先に決められてる、2年後の売却金額が保証されているんだ、と。
今の最新端末を購入したとして、将来的に売却することが想定されるとしても、売却額がどれくらいになるかはその時にならないとわかりません。それがこのプログラムでは最初にわかっているのです。保証されているのです。で、もし2年後にその「残価」よりも本当に売却した額の方が高いのであれば、プログラムを利用せずに売ればいいんです。2年後にそれを選択すればいいだけの話です。
…
逆に、このプログラムで引っかかるところは
- 2年間の支払いが続くのでその間ずっと支払いしてるという精神的圧迫感
- たくさんの端末をいっぺんに買えない?(ドコモの場合は契約中の個別信用購入あっせん契約/割賦販売契約が合計で2契約までのよう?)
といったところでしょうか。高くても一括で支払ってしまうともう値段のことは頭から抜けるんですよね、私。でもこういった契約だとずっと支払いという精神的圧迫感が残り続けるんですよね…。
まぁそれくらいでしょうか。
今後は使ってみようと思います
今のところは一応メインがGoogleストア購入のPixelなのでメインスマホのためにプログラムを利用することはないのですが、Pixel 6はちょっと不安もあるんですよね。あとGalaxy Z Fold3 5Gはけっこう興味あるんですよ!いつでもカエドキプログラムを使えばけっこう安く買えるんじゃないでしょうか。
さてさて、どうなるでしょうね?
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。