OREFOLDER

iPhoneのホーム画面カスタマイズで有名になったアイコンっぽいホーム画面を作ってみる

iPhoneがiOS 14になってホーム画面にウィジェットが置けるようになり、アイコンも変更できるようになったことで、ホーム画面カスタマイズが話題になっているようです。

そんな中、「6日間で1,000万円稼いだ、iOS 14用アイコンパック」というのが話題になっていました。LINEのクリエイターズスタンプ開始当初と似たような夢のある話です。

とは言っても、Androidならアイコンパックの価格なんて100円から300円くらいだし、種類も無数にあるから同じようなホーム画面も簡単に作れるよ。と思ってアイコンパックを探してみたのですが、意外とないものですね。

細い線で描かれたアイコンや、フラットなアイコン、白黒なアイコン、角が丸くなってるアイコンなど、特徴の1つ1つを取れば当てはまるものはあるのですが、全てを備えたものが見つかりませんでした。なので、組み合わせて作ることにしました。

そしてできたホーム画面がこちらです。

まぁ、なんとなくそれっぽくなったのではないでしょうか。

  • 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

アイコンを作る

前述の通り、元ネタのアイコンにそっくりなものは見つかりませんでした。なので以下の2つのアプリを組み合わせて作ります。

アイコンパックスタジオ
制作: Smart Launcher Team
価格: 無料

ダウンロード

フリーライン – アイコンパック
制作: Nate Wren Design
価格: 無料

ダウンロード

『フリーライン – アイコンパック』はその名の通り、普通のアイコンパックアプリです。細い白のラインで描かれたアイコンパックです。有料版もあります。

『アイコンパックスタジオ』は自分でカスタマイズしたアイコンパックを作り出せるアプリです。簡単に言えば、『フリーライン – アイコンパック』を『アイコンパックスタジオ』で改造してアイコンパックを作り出します。

詳しい使い方は省きますが、『アイコンパックスタジオ』ではアイコン画像と台座となる背景をカスタマイズして自分のアイコンパックを作ります。

そのアイコン画像としてPlayストアからインストールしたアイコンパックを利用でき、自分で黒い台座を作ります。

作成したアイコンパックはapkファイルとして出力できます。(あくまで自分用で、配布したりはできません。)そのままNova Launcherなどで適用することもできます。

今回はあくまでホーム画面のカスタマイズなので、Nova Launcherの機能で1つ1つ変更していきました。出力したオリジナルアイコンパックは「Exported Icon Pack」という名前でインストールされます。

カレンダー部分を作る

iPhoneのウィジェットでよく見るカレンダーです。これは『KWGT』を使って作りました。カレンダーの作成に手間取りましたが、なんとか動くようになったと思います。

KWGT Kustom Widget Maker
制作: Kustom Industries
価格: 無料

ダウンロード

こちらもKWGTの細かい解説は書きませんが、一応エクスポートしたものをおいておきます。また、カレンダー部分だけのコンポーネントもおいておきます。

bbbbbb.kwgt
制作:orefolder

サイズ:405KB
ダウンロード

caltest.komp
制作:orefolder

サイズ:373KB
ダウンロード

完成

というわけで完成しました。全部無料です。

まぁだいたい似たようなものができたのではないでしょうか。このホーム画面のようにアイコンを含めた全体のテイストを揃えるとまとまって見えます。ただ、最近「Googleのアイコンが似た色になって判別しにくい」と話題となったように、慣れないと使い勝手という面では苦労するかもしれませんけどね。

こうやってどこかのホーム画面を模倣するのもKLWP/KWGTのいい練習になります。なかなかいい課題でした。

モバイルバージョンを終了