特務機関NERV防災アプリにて月額制サポーターズクラブ開始!

ゲヒルンは2020年9月1日、『特務機関NERV防災』アプリをアップデートし、月額サブスクリプションによるサポーターズクラブを開始しました。月会費制のファンクラブ形式の制度となり、これを運営費の一部に充てます。

サポーターズクラブに入会すると新機能をいち早く使用できる「アーリーアクセス」などの特典がありますが、課金しないとすべての機能が使えないというわけではなく、数カ月後にはすべてのユーザーに無料開放されます。

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特務機関NERV防災
制作: Gehirn Inc.
価格: 無料

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防災アプリとしての収益化

特務機関NERV防災アプリの開発と運営には、様々な機関との回線費用、データセンターやクラウドの設備費、人件費などにより、年間で約6000万円の支出があるといいます。現在は別字行の収益から賄っていますが、これを独立採算として継続するために今回のサポーターズクラブが開始されました。

アプリの収益化には、課金柄や広告型などいくつかありますが、その中からサポーターズクラブという制度を選んだ理由は防災アプリとしての役割や運営の理念によるもので、詳しくは公式サイトの「サポーターズクラブの案内」に書かれています。かんたんに言うと、

  • 「あらゆる人にあまねく情報を届ける」というテーマがあるので課金ユーザーだけ使える機能は望ましくない
  • 災害が起きたときに利用されることが多いので、アプリ内広告は「災害が起きたときほど収益が上がる」ことになってしまう
  • アプリ内広告で無駄な通信を発生させてしまうと災害時のアクセスの邪魔になるほかネットワークの負荷にもなる
  • アプリと開発チームを大切に思うファンを育て、ともにアプリを成長させていこう

というような理由でサポーターズクラブという制度になりました。

なお、サポーターズクラブ制度が始まっても、アプリは今後もサポーターズクラブの入会・非入会によらず既存の機能が制限されたり広告が表示されることはありません。サポーターズクラブでは新機能をいち早く使用できる「アーリーアクセス」や、地点登録数の増加、さらに上位プランでは会員限定コンテンツへのアクセスなどの特典が提供されます。

サポーターズクラブ プランと特典

Eプラン
月額250円
  • 地点登録数の増加
  • デジタル会員証
  • アーリーアクセス
EEプラン
月額480円
  • 地点登録数の増加
  • デジタル会員証
  • アーリーアクセス
  • 会員限定コンテンツ
地点登録数の増加
これまで3箇所まで登録できた登録地点数が6箇所に増えます。
デジタル会員証
サポーターズクラブの一員であることを証明するデジタル会員証がアプリ内に表示されます。
アーリーアクセス
新機能をいち早く利用できる「アーリーアクセス」が提供されます。新機能が開発されたあと、一旦会員専用の機能としてリリース、無料ユーザーに先駆けて新機能を使用できます。その後、2~3ヶ月程度したあとに新機能を無料開放し、すべてのユーザーが機能にアクセスできるようになります。
会員限定コンテンツへのアクセス
NERV防災の開発の裏側、防災に貢献する活動の取り組みなどを紹介する会員限定コンテンツがアプリ内で閲覧できます。

サポーターズクラブの入会は、アプリのメニューからサポーターズクラブ入会案内を開き、サポーターズクラブ制度のEプランもしくはEEプランのところをタップすると入会の確認ダイアログが出ます。

アーリーアクセス第1弾は緊急地震速報のアップデート

会員限定のアーリーアクセスとして、9月1日より新機能「緊急地震速報の現在地予想」が提供されます。

初期微動(P波)と主要動(S波)の到達状況が地図内に表示されるとともに、現在地における予想震度および主要動の到達予想時間をカウントする画面が使用できます。

この機能もサポーターズクラブの怪異には本日より提供されますが、一定期間経過後にすべてのユーザーに無料開放されます。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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