Banggood様からレビュー用にXiaomi QIN 2 Proを提供していただきました。日本では発売されてない端末で、画面のアスペクト比が22.5:9というかなり縦長のスマートフォンです。
まだ届いたばかりですが、今回は開封の様子とファーストインプレッションをお届けします。なお、Banggoodではグローバル版のQIN 2 Proが取り扱われているのですが、今回はちょっとした手違いで中国大陸版が手元に来ています。なのでグローバル版と中身が一部異なっている部分があるのはご了承ください。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
開封
外箱の中央に「2」と大きく書かれており、Xiaomi製品でよく見かける「Mi」ロゴは見当たりませんが、「QIN」ロゴか左上に書かれていて、下部に「Qin AI Life」と書かれています。
底面に大きく書かれてる「多亲AI助手」はQIN 2 Proの中国語名のようですが、そこにAIが含まれてるほどにAI(XiaoAI)が強調されています。
箱を開けると即QIN2 Proとご対面です。
Xiaomiスマホは蓋を開けたら「Designed by Xiaomi」と一番最初に出てくるパターンが多いのですが、このスマートフォンは即ご対面でした。
付属品は充電ケーブル、ケース、冊子類、SIMピンが付いてきました。
デザイン
Xiaomi QIN2 Proのデザインは小型で縦にかなり長いです。
最近のトレンドであるグラデーションを施した背面ではなく、マットで落ち着いたプラスチックを採用しています。
スクリーンのアスペクト比は驚きの22.5:9というXperiaを超える超縦長。そしてインカメラは未搭載です。
QIN2 Proにはホワイトとブラックのカラーバリエーションがありますが、手持ちの端末を全て白で統一したいため、今回はホワイトカラーを選びました。Proの付かない無印のQIN 2にはこれに加えてブルーとピンクがあるようです。
上下はとにかく普通です。
充電ポートにマイク、スピーカーといった基本的なものを備えています。また、コスト上の理由なのかは不明ですが、イヤホンジャックは搭載されていません。上面にある大きい方の黒い部分は赤外線ポートです。
左側面にはSIMスロットがあります。
右側面には音量上下ボタン、電源ボタン、AIボタンがあります。間違えがちですが、赤いところが電源ボタンです。
電源ボタンとAIボタンが隣接しているのはちょっとややこしいですね。
SIMトレイはnanoSIMが1枚のみのタイプです。
起動して少しいじってみる
電源をオンにして立ち上げてみようと思い、ボタンを押したのですが、起動せずに焦りました。
前述した通り、側面にはAIボタンと電源ボタンが隣接しているため、押し間違えてAIボタンの方を押していたようです。
こんどこそ起動。
起動すると「QIN」のロゴが。
初回セットアップ時には操作のチュートリアルが出現します。全部中国語、しかも難しい方なので書いてあることはさっぱりです。それにしても、やっぱりスクリーンショット画像を見ても超縦長ですね。
ホーム画面は独自のQIN Launcherで、リスト型にアプリなどが並びます。UIはかなり簡略的なものとなっており、必要最低限といった感じです。
また、中国国内向けモデルなので、Google PlayをはじめとするGoogle系サービスは搭載されていません。
中国版のストアアプリも入っていないため、アプリをダウンロードしたいのであれば、.apkファイルをダウンロードするしかないようです。
通常のグローバル版であればPlayストアがインストールされており、普通にアプリのインストールは可能ですし、ホーム画面もAOSPの見慣れたものに変更可能なようです。
設定から英語に変更することも可能です。日本語はありませんね。グローバル版ではもっと多くの言語が選択できますが、やはり日本語はないようです。
初期状態だとナビゲーションキーが表示されないジェスチャータイプの操作になっているので、ナビゲーションキー派の人は設定から変更する必要があります。
Twitterアプリの『Yukari』をインストールしてみました。
動作は軽快なのですが、現状は日本語入力ができないのが難点です。これも別途.apkファイルで日本語入力アプリをインストールするなどして対処したいと思います。
用途を定めれば活躍してくれそう
今回レビューしてる端末が中国版ということもあってGoogleサービス非対応、日本語非対応、そしてインカメラ非搭載ということもあり、かなり用途は限定されてしまいます。それでも小型で超縦長という特徴を活かし、適切な用途で運用すればしっかり活躍してくれそうです。
今のところはTwitter専用端末として運用する予定ですが、少しだけメインとしても運用してみたいですね。どれくらい常用できるのか気になります。もう少し使ってみて、また改めてレビューをお届けしたいと思います。
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!
行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。