Nubiaのゲーミングスマホ「RedMagic」に5G対応の2020年モデル「RedMagic 5G」が4月21日よりグローバル市場で発売されました。
Snapdragon 865を搭載しRAMは8GBまたは12GBというハイスペックはもちろんのこと、144Hzのリフレッシュレートで動作する6.65インチのAMOLEDディスプレイも大きな特徴となるハイエンドゲーミングスマホです。今回はそのスペックや特徴を紹介していきます。
Eclipse Black (8GB+128GB) : 579ドル
Pulse (12GB+256GB) : 649ドル
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RedMagic 5G
RedMagic 5Gは昨年発売されたRed Magic 3Sの後継機となる端末で、その名の通り5Gに対応したハイスペックゲーミングスマートフォンです。5G対応だけでなく、SoCがSnapdragon 855+からSnapdragon 865になり、ディスプレイのリフレッシュレートが90Hzから144Hzになるなど全体的にパワーアップしています。
- リフレッシュレート144Hzのスムーズディスプレイ
- Snapdragon 865搭載
- 液冷と空冷を組み合わせた冷却システム
- 端末の側面にトリガーボタン
- 64MPのソニートリプルカメラ
- 最大55Wの急速充電可能なバッテリー
OS | RedMagic OS 3.0 based on Android 10 |
---|---|
CPU | Snapdragon 865 5G |
RAM | 8/12GB |
ストレージ | 128/256GB UFS3.0 |
ディスプレイ | 6.65インチ AMOLED 1080 x 2340 (FHD+), 387.5ppi リフレッシュレート:最大144Hz タッチサンプリングレート:最大240Hz |
カメラ | 背面:Sony IMX686 64MP+8MP+2MP 前面:8MP |
バッテリー | 4,500mAh 18W急速充電(最大55W充電) |
サイズ | 約168.56 × 78 × 9.75 mm |
重量 | 約218g |
ネットワーク | SA+NSA: compatible with both standalone and non-standalone modes 5G: NR n41/n78 2G+3G+4G: GSM 2 / 3 / 5 / 8 WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 8 / 19 CDMA/EVDO BC0 / BC1 TD-LTE B34 / B38 / 39 / 40 / 41 FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B20 / B12 / B17 / B18 / B19 / B26 |
Snapdragon 865搭載のハイパフォーマンス
上のスペック表でも書いてありますが、RedMagic 5GはSoCに現在の最高峰であるSnapdragon 865を搭載しています。Snapdragon 865を搭載するスマホはAnTuTuベンチマークでは大体55万点前後をマークします。
当サイトでもベンチマーク結果はまとめていますが、昨年日本でも発売されたROG Phone IIが49万点くらいだったので、そこからだいぶ上がってます。
SoCだけでなく、RAMもハイエンド向けのLPDDR5の8GBまたは12GBを搭載、ストレージも高速なUFS3.0の128GBまたは256GBを搭載します。
5G対応
そして名前にもあるように5G対応です。まだまだ日本で5Gエリアは少なくスポットでしかありませんが、今後広がっていくのは間違いありません。そういった先々まで使えますし、5G時代になれば外でのゲーム体験もまた変わってくるでしょう。
ゲームのための強力な機能がたくさん
RedMagic 5Gにはゲームプレイを快適にするための様々な機能があります。
144Hz駆動のウルトラスムーズディスプレイ
RedMagic 5Gのディスプレイはリフレッシュレート144Hzです。これは簡単に言えば数値が大きいほどスムーズに見えるもので、RedMagic 3Sは90Hzでそれでも高リフレッシュレートと言われていましたが、それすらも大きく引き離します。
多くのスマートフォンはだいたい60Hzで、ゲーミングスマホやAQUOSのなめらかハイスピード表示などでは120Hzがありますが、数字上はそれを上回ります。
公式サイトに144Hzと90Hzの比較動画があるので、それを見るとわかりやすいでしょう。
さらに、タッチサンプリングレートは240Hzです。これも数字が大きいほどタップしたときの反応が正確というようなもので、シビアなタイミングを要求するゲームで役に立ちます。
更に進化した水冷+空冷システム
高負荷なゲームをプレイするときに気になるのは本体の熱です。RedMagic 3Sでも空冷+水冷のシステムがありましたが、RedMagic 5Gでは以前よりもCPUの温度を18℃も下げることに成功したそうです。この強力な冷却システムで、ゲーム中もプレイに集中できます。
端末側面にトリガーボタン搭載
端末側面の左右にはタッチ操作できるトリガーボタンが搭載されています。ゲーミングスマホではおなじみになった機能ですね。
Game Space 2.1でゲームをより快適に
これもゲーミングスマホでよくある機能ですが、パフォーマンスを最大化するために調整したり、プレイ動画を記録するといった機能がまとまってます。
特徴的なカラーの本体デザイン
ゲーミングスマホといえばそのデザインも魅力です。RedMagic 5Gには3つのカラーバリエーションがありますが、その中でも「Pulse」は溶岩のような赤と氷のような青を併せ持つ特徴的な姿をしています。過去にもグラデーションな端末はありましたが、赤と青というここまではっきりと分かれた色を使うのは驚きます。
あとの2色はEclipse BlackとHot Rod Redです。パターンは違いますがどちらも黒と赤を基調としておりかなりカッコいいです。
ベゼルは細く、フロントカメラはその中にあります。ゲーム用途でノッチやパンチホールは邪魔ですから、目立たないベゼルの中に収められてるのはGoodです。
カメラはトリプルカメラ
ゲーミングスマホと言ってもカメラに妥協はしません。背面カメラはSony IMX686センサーを搭載した64MPのメインカメラに広角カメラとマイクロカメラのトリプルカメラ構成です。ナイトモードなどの機能もあるので、普通に普段使いのスマートフォンとしても十分に活躍できます。
十分なバッテリーと急速充電でプレーを止めない
RedMagic 5Gのバッテリーは4,500mAhです。スタミナモデルのスマホほどではありませんが、普通のスマホよりも大きく十分以上のものです。大容量であればバッテリー残量を気にせずにプレイに集中できます。
また急速充電は付属の充電器で18Wに対応。別売りのアダプターを使えば最大55Wで素早く充電できます。
まとめ:5G時代のゲーミングスマホがやってきた
間違いなくトップクラスの高性能とそれをゲームで活かすための機能の数々。RedMagic 5Gは最高のゲーミングスマホの1つで間違いないでしょう。それほどゲームをするわけでもない私でも、この紹介記事を書いてるだけでワクワクしてきます。
RedMagic 5Gは4月21日より公式サイトでグローバルに販売されています。日本にも発送してくれますよ。価格は8GB+128GBのEclipse Blackが579ドル(約6万2千円)、12GB+256GBのPulseが649ドル(約7万円)です。(Hot Rod Redは8GB+128GB構成で後日発売。)スペックからすると安いですよね。ただし、海外端末なので技適については各自で注意してください。
このほかにアダプターやコントロールハンドルなどのオプションもあるので、詳しくは公式ストアをご覧ください。
Eclipse Black (8GB+128GB) : 579ドル
Pulse (12GB+256GB) : 649ドル
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。