ワイモバイルをメイン回線にして1ヶ月と少し経った
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9月の終わり頃、メイン回線をワイモバイルに変更しました。ちょうど料金プランが切り替わる前だったので、そのあたりも含めてワイモバイルの使用感を書いていきます。
ある程度は予想通りだったのですが、今まで気にしてなかったものがあったりしました。全体的には満足してます。
回線速度や繋がりやすさ
格安SIMの速度測定を毎月2回実施していますが、やはりワイモバイルは速いですね。まぁ厳密に言えばワイモバイルは格安SIMではないですし、どちらかといえばMNOですしね。
通常の通勤や昼休み時間といったものが無い生活をしているので、ふと外で気づいた時にお昼時の混雑時間だったということもあるのですが、そんなときでもワイモバイルにしてからは通信速度が遅いと思ったことはありません。
通話に関しても、この1ヶ月で1,2回ほど機会があったのですが、特にこれまでとの違いを感じることもありませんでした。
特に驚きの何かがあったわけではないのですが、すべてが自然に何の不満もないというのは、振り返ってみれば良いことだったのだと思います。
料金について
ワイモバイルは2019年10月から料金プランを一部変更しました。そのため、9月中に契約するか10月になってからするか、どちらが得なのか検討していました。
この時点では旧プランで契約したほうが圧倒的にお得ということで9月中に契約しました。が、私が契約した後になって新プランの高速データ通信容量が増量されました。旧プランではキャンペーンとして2年間の期限付きで増量されていたのですが、その増量後の容量がデフォルトになりました。
こうなると、一概に旧プランのほうがお得だったとは言えなくなりますね。まぁ、ある程度はこういうのが出るとは予想してましたけどね。
使ってみて不便に感じた点
使っているうちに不便や不安を感じた点がいくつかあります。大したことないといえばそうなんですが。
データ量繰越がない
格安SIMだとわりと多くが採用している「余ったデータ容量の翌月繰越」がワイモバイルにはありません。まぁそれほど問題になるわけではないのですが、繰り越してくれればデータ容量に余裕が生まれるので気が楽になるんだけどなぁ、と。
専用アプリ…?
- My Y!mobile
-
制作: SoftBank Corp.(Ym1)価格: 無料
ダウンロード
格安SIMだと、大抵は通信量の確認などできる専用アプリがあるのですが、ワイモバイルの場合は上記の『My Y!mobile』になります。
ただ、このアプリは単にウェブのMy Y!mobileにアクセスするためのショートカットでしかありません。アプリ一覧から起動するとブラウザアプリでMy Y!mobileが表示されます。それだけです。ウィジェット等もありません。
また、起動するたびに新しいタブでMy Y!mobileを開くので、気づくとブラウザのタブがMy Y!mobileだらけになることもあります。個人的には、内蔵ブラウザでMy Y!mobileを表示するだけでもいいから単独のアプリにしてほしかったなぁ、と思います。
My Y!mobileの反映が遅い
My Y!mobileでは料金の確認や、その時点までの使用データ量を確認できるのですが、その反映がけっこう遅いと感じました。
上記画像、10月8日23時10分現在となっていますが、この日は速度測定をした日で、実際はもっと多くの通信をしています。感覚としては1日遅れくらいで表示されてるようです。データ通信のみのSIMを契約していたときはもう少し早く反映されていた気がするのですが、なにか違いがあるのでしょうか。
毎月の料金についてもMy Y!mobileに表示されるのは割りと遅いです。5-10日ほど経たないと表示されません。
前月よりも増えたときにはその理由を表示してくれるのはわかりやすくていいですね。
意外と良かった点
これはワイモバイルに限った話ではありませんが、台風等の災害時に支援措置を取ってくれるのは嬉しかったですね。
私自身は特に被害を受けたわけではありませんが、追加データ購入料金が無償化され(当初10月31日までだったのが11月30日までに延長)現在は実質使い放題となっています。意味なく使いまくることはしませんが。
こういった措置をしているのはワイモバイルに限らないのですが、このあたりの対応はやはりMNO>MVNOを感じます。サポートの違いに含まれるんでしょうかね。こういう、いざというときのためにMVNOではなくMNOを選ぶというのはアリだと思います。(MVNOでもmineoなど災害時の対応をやっているところもあります。)
ワイモバイル契約するなら11/28までがお得
先にも少し触れましたが、ワイモバイルは10月からの新プランで旧プランよりもデータ容量を拡大しました。それにより、これまであった「データ増量オプション」の月額料が2年間無料とする「データ増量無料キャンペーン」は、11月28日をもって新規適用を終了します。
逆に言えば、11月28日までに申し込むと旧プランよりも増量されたプランでさらに2年間「データ増量無料キャンペーン」が適用されます。残り短い期間ですが、なかなかお得だと思いますよ。
現在のワイモバイルの料金プランは以下の通りです。
スマホベーシックプランS | スマホベーシックプランM | スマホベーシックプランR | 高速データ通信容量 | 3GB (1年間+1GBで4GB) |
9GB (1年間+3GBで12GB) |
14GB (1年間+3GBで17GB) |
通話料 | 10分以内の国内通話は無料 | 基本使用料 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 | 新規割 | -700円 | 月額利用料金 (合計) |
加入翌月 ~7カ月目 |
1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
---|---|---|---|---|
8カ月目 以降 |
2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
このほか、おうち割 光セット(A)または家族割引サービスを適用するとさらに月額-500円になります。
まとめ:十分満足です
料金に関してはまだキャンペーンで激安になってる状態なのでなんとも言えませんが、今のところワイモバイルにして満足してます。My Y!mobile周りで多少の使いにくさはあるものの、通常使用で不便を感じることはありません。
あとはイベント時の繋がりにくさがどうなるかかな、と思ってます。OCN モバイル ONEだった時に東京ゲームショウでかなり混雑してて通信速度遅かったので…。
人にオススメできるかどうかは、その人の使用状況等にもよるのでなんとも言えません。ですが、通常キャリアの料金に不満があって、それでもある程度のサービスの質は確保したいのであれば、ワイモバイルはいい選択だと思います。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。