自営通信用の規格sXGP対応のSIMフリースマホ「Omni K5」24800円で2019年5月発売

CYBERDYNE Omni Networksとコヴィアは、SIMフリースマートフォン「Omni K5」を2019年5月より発売すると発表しました。Omni K5は通常の3G/LTE通信に加え、自営通信用の新規格となる「sXGP(shared eXtended Global Platform)」に対応したスマートフォンです。
コヴィア公式オンラインショップ「FLEAZ Direct」では、¥24,800(税抜)での販売が予定されています。

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sXGP対応スマートフォン

Omni K5は「sXGP」に対応したスマートフォンです。「sXGP」は、従来PHSが利用していた1.9GHzの周波数帯においてTD-LTE方式を採用し、自営無線方式の簡便さとLTE方式の汎用性を併せ持つ新技術です。アンライセンスバンド(免許不要の周波数帯)ですので、対応したLTE無線基地局を設置すれば、Wi-Fi機器のような手軽さでプライベートLTEの環境を構築できることから、自営内線電話やIoT分野のワイヤレス接続に有効な通信方式とされています。

Omni K5はこの「sXGP」を網羅する形で、W-CDMA(Band 1、6、8)、FDD-LTE(Band 1、3、8、19)をサポート。FOMAプラスエリア、LTEプラスエリアにも対応しますので、郊外や山間部なども含めて日本国内の幅広い地域で利用可能です。

Omni K5はLTEと3G(W-CDMA)の同時待受を可能にする「デュアルSIM/デュアルスタンバイ(DSDS)」に対応します。

また、microSDカードスロットが独立しているトリプルスロット仕様になっているので、2つSIMとmicroSDカードを同時に使用できます。

ディスプレイは5インチで縦横比18:9の縦長ディスプレイを採用、横幅64.7mmなのでかなりコンパクトなサイズです。そのほかのスペックはRAMが2GBでストレージは16GB、バッテリーは2000mAhです。OSはAndroid 9 Pieですが、基本的にはローエンドモデルとなります。

マグネットアダプター付属

Omni K5は充電端子がmicroUSBです。その埃・塵などによる汚損や、逆挿し斜め挿し等による損傷を防ぐため、マグネット式アダプターを標準付属しています。コネクタの上下を気にする必要もなく、磁力でアタッチするだけで簡単に充電が可能です。

スマホグッズとしてこうした製品は多く出ていますが、スマホ本体に付属するというのは珍しいですね。

OS Android 9
CPU Quadcore 1.3Ghz
RAM 2GB
ストレージ 16GB
外部メモリ microSDXC (最大128GBまで)
ディスプレイ 5インチ 480×960
カメラ 背面:500万画素&30万画素(デュアルカメラ) 前面:200万画素
バッテリー 2000mAh
サイズ 約137×64.7×10.2 mm
重量 約146g
ネットワーク GSM/GPRS/EDGE:850/900/1800/1900MHz
WCDMA:B1/6/8
FDD-LTE:Band 1/3/8/19
TD-LTE:Band 39

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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