格安SIMの高速通信オンオフをクイック設定パネルから切り替える方法 (mineo・UQ mobile・OCN)
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
格安SIMの中には、自分の操作で高速通信をオフにして低速通信状態に切り替えることができるものがあります。低速通信状態では高速データ通信量を消費しないので、速さが必要でない時にその状態にしておけば節約できます。
節約のためにはこれを頻繁にオン・オフする必要があり、そのためにウィジェットで切り替えられる格安SIMもあります。これも便利ですが、Android 7.0以上ならクイック設定パネルにそれを置くこともできます。どの画面からも高速通信をオン・オフできて非常に便利なので、今回はその方法を紹介します。
今回の方法が通用する格安SIM
今回の方法を簡単に言うと、「高速通信のオンオフウィジェットをクイック設定パネルに置く」です。なのでまずはそういった機能をもつアプリをインストール&設定しておきます。
簡単に調べたところ、mineo、UQモバイル、OCNモバイルONEのアプリであれば切り替えウィジェットもあるので可能です。
Custom Quick Settings
- Custom Quick Settings
-
制作: Mighty Quinn Apps評価: 4.1 / 5段階中価格: 無料 (2017/10/13 時点)
ダウンロードposted by: AndroidHTML v3.0
クイック設定パネルで格安SIMのオンオフを切り替えるには『Custom Quick Settings』というアプリを使います。このアプリ自体は無料ですが、今回の方法を使うにはアプリ内購入でPro版を購入する必要があります。150円なので、今回の記事を読んでその価値があると思ったら買ってみてください。
(アプリの説明にも書いてある用に、一部の端末ではうまく動かないようなので、Pro版を購入する前に無料でできる範囲で設定してみることをおすすめします。)
設定のやり方
Custom Quick Settingsの設定がすべて英語ということもあり、最初は使い方に迷うかもしれませんので、実際に設定するまでを載せていきます。
1.タイルの新規作成
最初にアプリを起動したときにはなにも登録されていない状態です。まずは右下の+ボタンをタップして新しいボタンを作成します。「Add Tile」という画面になるので、英語が読めれば読んでください。
この画面の状態でステータスバーを下ろし、クイック設定パネルの編集画面に移動します。
おそらく一番下に「Custom Tile 0」というボタンが追加されているので、それをドラッグして上の方の使用するタイルに移動します。
2.タイルにウィジェットを指定
これでアプリに戻ると設定画面になっています。さらにリスト表示に戻れば「Unconfigured Tile」というのが加わっているはずです。
このアプリで設定できるタイルはいくつもありますが、今回は「Click Widget」を指定します。
ウィジェットのリストが出てくるので、必要なものを選びます。今回はmineoでやってみます。
1つ選ぶとそのウィジェットがプレビューされるので、そのウィジェットのどこをタップするのか指定します。実際にタップすれば印がつくので分かると思います。印をつけたらOKをタップして次へ。
3.ラベルやアイコンを設定
設定画面の右タブ「Custom」に移動すると、ラベルのテキストやアイコンなど細かく設定できます。アイコンは元々あるものやインストールしているアプリアイコン、その他画像などから指定できますが、どれを指定しても単色に変換されてしまいます。
基本的には「Built In」を選んでおけば、様々な単色アイコンから選択できるので大丈夫でしょう。適当に検索すればそれっぽいアイコンが表示されます。
4.完成
これでクイック設定パネルに自分で作ったタイルが表示されるようになりました。一度設定した後は、他のタイルと同じように移動や削除ができますし、Custom Quick Settingsの設定から内容を変更することも可能です。
簡単便利
実際に使ってみると物によって反応が微妙に違うこともありますが、クイック設定パネルをタップすればウィジェットをタップしたときと同じような反応になります。
最初の方にも書きましたが、一応「mineo」「UQモバイル」「OCNモバイルONE」の3つでは今回の方法で実際にオンオフできることを確認しました。その他でもウィジェットをタップしてオン・オフできるものであれば使えると思います。
クイック設定パネルにタイルを追加する系のアプリはほかにもあるのですが、Custom Quick Settingsのようにウィジェットを操作できるものは今のところ見当たりませんでした。
有料、しかもアプリ内購入のみなので試用してキャンセルできないのが悩ましいところですが、便利といえば便利です。オン・オフできるウィジェットを持つ格安SIMを使っていて、頻繁に切り替える人であればかなり「使える」と思います。いちいちホーム画面に戻らなくても切り替えられますからね。
ぜひ試してみてください。
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。