私の愛したXperia-デザインが好みすぎて震える3台のXperiaたち
私が初めて買ったスマートフォンはXperia SO-01Bでした。それ以来、メイン端末はいつもXperiaでした。最新のものはなかなか買えていないのですが、最近では過去のモデルをコレクション的に集めることもしています。上の写真は私が現在所有しているXperia端末のすべてです。全部わかる人はそれなりにマニアックでしょう。
今年はXperiaもこれまでのZシリーズからXシリーズへと変わり、大きな変換点にあるのだと思います。その時期に「XperiaにおけるAndroidアプリ考察」のショーグンさんがこんな記事を書いていました。
これを読んで、やはりあの頃のXperiaはデザインがものすごく私好みだったな、と思うのでした。今回はそんな「あの頃」のXperia、私が愛したXperiaを3台紹介します。もちろん現在も所有しているものです。
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Xperia neo
Xperia neoは2011年発売のモデルで、Xperia arcと同じような時期のモデルです。当時arcが欲しかったのですが、キャリア経由では金銭的な理由から購入できなかったので白ロムを探していたらneoという海外モデルがあるのを知り、一目惚れ的に秋葉原まで買いに行ったのでした。2台目のスマホにして初の海外モデルでした。arcも売っていましたがneoの方が若干安く、54,000円くらいだったと思います。
arcとはデザインが大きく異なり、上下が丸くなっています。Xperiaではこういう形はかなり珍しいと思います。背面はプラスチックのテカテカしているものですが、上から下にかけて微妙なグラデーションがあります。
下が丸くなっていること、適度な厚みがあること、3.7インチのコンパクトさが重なってかなり持ちやすい端末です。物理ボタンも真っ直ぐではなくアークを描いており、さらにちょうど角になっている部分にあるので押しやすいです。デザインと使いやすさがうまく融合している端末でした。
約1年間フルに使っており、その後もレビュー用・ホーム画面カスタマイズ用として活躍してくれました。そのため現在は本体のダメージもかなりあります。
サイドのメタリック感もいいですよね。今のXperiaのスタイリッシュなカッコよさを目指すのとは違うベクトルのカッコよさを持っていると思います。過去に私が乗っていた車(マツダ ランティス)がちょうど同じような色で、雰囲気も非常に似たものを持っていたと思います。
背面はarcとは逆に中央部が一番厚くなっています。そのおかげで端末タワーをやろうとするとここでグラグラしてしまうのですが…。
Xperia sola
Xperia solaはneoから1年、SO-01Bから2年ほどの2012年発売です。当時、Xperia PとXperia solaのどちらを買おうか悩んでいました。まぁ結局どちらも買ってしまったのですが。それほど悩んだこの2台、どちらも非常にカッコよくてたまらないものでした。
背面はしっとりとした感触があります。このつや消しの赤が良いですよね。最下部はちょっと材質が違ってメタルっぽい感触です。
solaの最大のデザイン的特徴はここ。前面下部に段差があるんですね。これが実際に使ってみるまではどうなのかと思っていたのですが、なかなか良いものでした。ホームボタンなどは物理ボタンからタッチセンサー式に変わりましたが、こういった位置にあると分かりやすいです。
持った感じはneoに比べると角張っていますが、のちのZシリーズほどではありません。ディスプレイサイズは3.7インチなので、当時としても(比較的)小型モデルでした。ポケットに入れて気軽に持ち出せる大きさです。
カメラ部分が出ているのがちょっと残念ですが、端末自体がスタイリッシュというよりはかわいい系なのでうまく合っているかな、とも思います。
そしてソニーエリクソンのマークが、これがただのプリントではなく立体的になっているんですね。(neoもそうでしたが。)これが触っててなんか気持ちいいんですよね。
やっぱりXperiaの赤はいい赤だなぁ。
Xperia P
Xperia Pはsolaと同じく2012年発売のモデルです。4インチで性能を見てもsolaからは一回り上のものを持っています。当時のXperiaの「最先端」というイメージを持った端末です。
Xperia Pはアルミボディを持ち、その質感はかなり評価されています。実は最初は黒を買ったのですが、その理由が「赤だとカッコ良すぎるから」でした。まぁ結局外装を別で買って赤に変えてしまったのですが。いやー、この背面、惚れ惚れします。
持った感触はかなり四角が強調されています。それまでは3.7インチ端末を使っていたので4インチ端末は少し大きい気もしましたが、さすがにすぐに慣れました。現在はもう小さく感じますね。
このXperia Pの一番のデザイン的特徴はこの透明なフローティングプリズムです。ただデザイン的にそうなっているだけではなく、ここには戻るボタンやホームボタンが配置されており、透明なのにちゃんと反応します。間に透明部分があるなんて、未来的で超カッコいいですよね。
ここには気泡が入ってしまうような人もいたらしいですが、幸い私のPはそうなってはいないようです。
単なる四角ではなく、ちゃんとアクセントとなるフローティングプリズムを持ったこのデザイン、もう痺れます。
背面の赤、ソニーエリクソンマーク、この組み合わせが本当にカッコいいです。
そうそう、背面はゆるやかにカーブしているのでちゃんと持ちやすさも合わせ持っているんですよ。この辺りがZシリーズの四角と大きく違うところですね。(その分Zシリーズは薄く、板っぽさを感じるのがすごいですが。)
Xperia Pは今でもファンが多いですが、私としても究極のデザインの1つと思っています。このデザインとアルミボディでもう少しベゼルを細く、性能もスペックアップしてくれると、とても嬉しいんですけどね。
結局は2011-2012年ごろの海外Xperiaが好きだった
自分が持っているXperiaを並べて、どれが一番好きなのか考えたら、やっぱりこの3台でした。neoはカッコよさというよりも持ちやすさ、使いやすさという点が大きいですが。
改めて見るとどれも海外端末ですね。別に日本発売のものが嫌いなわけでもないのですが、Xperia rayなど、今でも手に入れられていません。購入する機会は無くもなかったのですが。ただXperia rayも2011年なので、やはりその頃のデザインが好きなのかなと思います。
手に入れられてないけど好きなデザインのXperia
ここまで挙げたものは自分が所有しているものですが、これまで手に入れてなかったものでも欲しい、好きなデザインのXperiaがあります。その中から2つだけ紹介します。
Xperia active
Xperia activeは2011年発売のアウトドア向けの防水Xperia端末です。かなり小さくて、デザイン的には大きなストラップホールがあるのが特徴です。
付属の太いストラップを付けて、活動的に遊ぶ中で使えるスマートフォン、ということだったのでしょう。
この黒×オレンジ×白という組み合わせも、めちゃくちゃ私好みなのです。何かの機会とお金の余裕があればコレクション用として欲しいのですが、1万円以下には下がらないんですよね…。
Xperia ZL2
もう1つは、ここに来て初めての国内端末となるXperia ZL2です。Xperiaアンバサダーで1ヶ月ほど借りたことがある端末です。これはあまり評価は高くない気もするのですが、私はターコイズカラーがかなり好きです。(借りたのは白だったのでかなり悔しかった。)
この、背面ロゴが浮いているように見えるのがものすごくカッコよく見えます。今持っているXperia Z3 Compactの側面も同じように浮いて見えるデザインとなっており、そこはかなり気に入っています。
これもいつか欲しいと思っているのですが、性能的には何をするでもないコレクション用途となるので、そういう目的で買える値段まで下がってくれないと…ですね。
まとめ
現在のXperiaは、2011-2012年頃とはデザインの方向性が大きく違っています。どちらもカッコいいのですが、私としては2011-2012年ごろのほうが個性もあって好きでした。
最近ではXperiaに限らず、どのスマホも似たようなデザインに落ち着いてしまっています。どれも基本的には四角いですよね。黎明期と違って、けっきょくは売れるモデル、成功したモデルに似たものになっていって、メーカーを超えてデザインが収束していく、というのは分かるのですが、寂しいものです。
限定モデルでも何でも、たまには尖ったデザインのものが見たいですね。
で、こういう感想はけっきょくショーグンさんの記事と同じ結論なんですよね。古くからのXperiaファンは似たようなものかもしれません。それが凝り固まった古参・老害の意見と思われなければいいのですが。どうなんでしょう。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。