充電状態で画面が反転するホーム画面がKLWPなら驚くほど簡単にできた。
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1年半ほど前、まだ私がそれほどアニメを見てなかった頃、物語シリーズの戦場ヶ原さんのスマホ画面を再現したものを作りました。
これはこれでいいのですが、別のアプリ『KLWP Live Wallpaper Maker』で作ってみました。KLWPについては、以前も紹介しているので、一般的な使い方についてはそちらをどうぞ。若干画面やアプリ名が変わっていますが。
KLWP Kustom Live Wallpaper | orefolder.net
完成状態
これが完成状態です。充電中は画面がオレンジになって、そうでない時は白背景になります。画面中の文字は色が逆になります。また、左下のインベーダーゲームの残機表示のようなものはバッテリーに連動してあって、20%ごとに1つ減っていきます。
壁紙の色を変える
まずは壁紙の色を充電状態で変化させるようにします。普通は単色か画像かしか選べませんが、右のチェックを入れて、画面上部に表示される電卓のようなボタンをタップします。
ここでは、いろいろ演算子を駆使するといろんな表示にできるものです。GlaejaのかたつむりとかZooperのAdvanced Parametersとか、そんなイメージです。
ここに、以下のように入力します。
$if(bi(charging)=0,ffffff,f63d0c)$
これは、充電状態が0(放電中)の時はffffffを、そうでないときはf63d0cを表示する、ということです。ffffffとかf63d0cは色のコードです。
充電/待受の文字を表示する
画面上に大きく表示するテキストもほぼ同じです。
$if(bi(charging)=0,待受,充電)$
これで充電状態で表示文字列が変化します。
ちなみに、テキストのサイズは通常は300までですが、これも右にチェック入れて演算子モードにするともっと大きな値を入力できます。
テキストの色は背景の色と逆に設定します。
$if(bi(charging)=0,f63d0c,ffffff)$
これで充電状態によって背景色が切り替わり、テキストも反転した色で切り替わる壁紙が出来ました。
確認
白い…白すぎてステータスバーもナビゲーションバーもなにも見えない…。
しかたないので、図形(長方形)を使ってバーを書き込みます。別にホーム画面の機能で透明化しない設定にしてもいいですが。
バッテリー連動の残機表示
左下の残機表示は、図形を使っても良かったのですが、単純な形だったのでフォントを作りました。
aaaa.ttf (10.2KB)
これをKUSTOMフォルダのfontsフォルダ内に入れれば使えます。
バッテリー残量によって変化するのは、やはりテキストの演算子エディタを使います。
$if(bi(level) > 80, "aaaaa", if(bi(level) > 60, "aaaa", if(bi(level) > 40, "aaa", if(bi(level) > 20, "aa", "a" ))))$
KLWPはこういうif文がわかりやすくていいですね。
完成
これで完成です。
一応、エクスポートしたものを以下に置きます。自由にダウンロードしてお使いください。
(人の作ったものを利用するにはKLWPの有料キーが必要になると思いますが…。)
gahara.klwp.zip (5.43MB)
最終的なレイヤーはこのとおり、たったの4つです。ステータスバーとか必要なければ2つ。なんだか、ものすごく簡単でした。
まだ、KLWPと他のウィジェットを組み合わせたホーム画面、というレベルまで行ってないのですが、可能性はとても感じますよね。チビチビ作ったり解説していきたいと思います。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。