arrows Alpha2実機ベンチマーク検証:Dimensity 8350 Extremeのピーク性能と連続負荷時の安定性

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FCNTのスマートフォン「arrows Alpha2」の実機レビューに向けて各種ベンチマークを計測していたところ、AnTuTu Benchmark(v11)のGPUテストで少し奇妙な挙動に遭遇しました。

初回の計測でGPUスコアが想定よりも不自然に低く、内訳を確認したところ一部のテストが「非対応」と表示されてスキップされていました。他サイトの先行レビューではGPUスコアが40万点前後出ている事例もあり、「本当に非対応なのか?」という疑問が生じたため、AI(Gemini)と相談しながら複数回の連続テストと条件を変えた再計測を実施しました。

本稿では、その検証プロセスとそこから見えてきた挙動の要因、そして最終的に確定した各種ベンチマークスコアをまとめます。

目次
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発端:GPUスコアが約4.8万点?一部テストが「非対応」に

arrows Alpha2(Dimensity 8350 Extreme / 12GB RAM)を冷えた状態から最初に計測した際、総合スコアは約129万点にとどまりました。内訳を確認すると、CPUやMEM、UXは順当な数値が出ているのに対し、GPUがわずか47,954点しか出ていませんでした。

詳細画面を開いてみると、以下のようになっていました。

  • Seasons:Ray Tracing – Vulkan: 47,954点
  • Seasons:Cottage – Vulkan: 非対応
  • Coastline:Stone Haven – Vulkan: 非対応

GPUテスト3項目のうち2項目が「非対応」と判定され、スキップされていました。

しかし、他メディアの実機レビュー記事を確認すると、GPUが約40万点出ている事例が見られました。ハードウェア的に完全に非対応というわけではなさそうです。

また、途中で単発測定した際にはCoastlineのみが非対応となり、GPUが約28.8万点(総合約155万点)になるパターンも見られました。

Geminiと相談しながら検証:連続テストで何が起きたか

この事象についてGeminiに相談し、動作検証を進めました。
「初回起動時のシェーダーコンパイル遅延やタイムアウトによる偶発的なスキップなのか、それとも熱やアプリのバージョンに起因するものなのか」を切り分けるため、まずは端末を冷やした状態から連続でベンチマークを回して挙動の推移を追いました。

計測結果の推移は以下の通りです。

回数 総合スコア GPUスコア テスト項目の状況 本体温度
1回目 1,292,750 47,954 Cottage・Coastlineが非対応 29.0℃ → 39.9℃
2回目 1,505,399 319,547 全項目完走 39.9℃ → 41.9℃
3回目 1,457,335 286,170 全項目完走 41.0℃ → 41.9℃
4回目 1,468,518 282,663 全項目完走 41.9℃ → 41.9℃
5回目 1,458,312 281,063 全項目完走 41.9℃ → 42.9℃

1回目こそ2項目がスキップされたものの、2回目以降は何事もなかったかのように「Coastline:Stone Haven」を含む全3項目が問題なく完走しました。

2回目以降は本体温度が41〜42℃台に達したことでサーマルスロットリングが働き、GPUスコアは約28万点、総合約146万点前後で極めてフラットに推移しています。熱暴走することなく、上限温度を42℃強に抑え込む制御が綺麗に機能していることが確認できました。

常温に戻して再テスト:本来のピーク性能

連続テストによって「テスト自体には対応している」ことが確認できたため、充電を行い、端末をしっかり常温(開始時28℃)まで冷ましてから再度計測を行いました。

結果は以下の通りです。

  • 総合スコア: 1,603,741点
  • CPU: 449,001点
  • GPU: 410,345点(全項目完走)
  • MEM: 345,309点
  • UX: 399,086点
  • 温度上昇: 28.0℃ → 43.9℃

GPUの各項目もしっかりスコアが記録され(Ray Tracing: 45,272 / Cottage: 220,573 / Coastline: 144,500)、他サイトで確認されていた「GPU 40万点」とほぼ一致する410,345点をマークしました。

検証から推察されること

今回の一連のテスト結果から、Geminiは以下のような挙動だと推察しました。

  • 初回の「非対応」表示はタイムアウトの可能性が高い: 初回実行時はシェーダーキャッシュが生成されていないなどの理由で描画の初期化に時間がかかり、アプリ側の判定で非対応扱い(スキップ)になったと考えられます。2回目以降や再テストではすべて完走しているため、Mali-G615 MC6がテストに対応していないわけではありません。
  • 瞬間風速(ピーク時)の実力は総合160万点・GPU 41万点: 端末が冷えた状態でフル性能を発揮した際の実力値です。
  • 連続負荷時の実力値は総合146万点前後・GPU 28万点前後: 負荷が続いて本体が40℃を超えると適切な熱制御が入り、急激な性能低下を起こすことなく一定の水準で安定します。

一見すると不具合や非対応に見える表示でも、複数回検証することで「初回の偶発的なスキップ」と「熱制御時の安定した実力値」をそれぞれ切り分けることができました。

arrows Alpha2 ベンチマークテスト結果まとめ

AnTuTu以外も含めた各種ベンチマークアプリで確認しました。

各種ベンチマークの結果は、AnTuTu Benchmark(v11)が1,603,741点(v10は1,361,283点)、Geekbench 7がシングルで910点、マルチで3,428点、Geekbench 6がシングルで1,415点、マルチで4,290点、3DMarkはWild Life Extremeで2,950点、PCMarkのWork 3.1 performanceは15,467点でした。

SoC Antutu Geekbench 3DMark PCMark
RAM Single Multi
Xperia 1 VI SD8 Gen3
12GB
1743195 2230 6558 4928 16713
OPPO Reno14 5G Dimensity 8350
12GB
1374004 1307 4005 2796 15157
arrows Alpha2 Dimensity 8350 Extreme
12GB
1361283 1415 4290 2950 15467
Zenfone 9 SD8+ Gen1
8GB
1275791 1780 4527 2797 16989
arrows Alpha Dimensity 8350 Extreme
12GB
1264853 1386 4345 3094 18730
  • AntutuはCPU、GPU、RAM、ストレージの性能、GeekbenchはCPU性能、3DMarkはグラフィック性能、PCMarkはWeb閲覧など基本的な作業に関する性能を測るベンチマークアプリです。
  • 昨年以前の端末と比較するためAntutuはV10、GeekbenchはV6の値を使っています。
ベンチマークアプリの概要とスコアの目安(タップで展開)

ベンチマークスコアは端末の性能を客観的に比較するための指標です。当サイトでは主に以下の4つのアプリを用いています。

  • AnTuTu Benchmark:
    CPU、GPU、RAM、ストレージを総合的にテストし、端末全体の処理能力を測ります。
  • Geekbench:
    主にCPU単体の計算能力を測定します。基本処理に関わる「シングルコア」と、複数処理を並行して行う「マルチコア」の2つの数値が出ます。
  • 3DMark(Wild Life Extreme):
    主にグラフィック(GPU)性能を測定します。3D描写を多用する重いゲームがどれだけ快適に動くかの目安になります。
  • PCMark(Work 3.1):
    Web閲覧、写真編集、テキスト入力など、日常的な利用シーンに近い負荷をかけて実用性能を測ります。

■目安となるスコア基準(2026年9月時点)

AnTuTu (v11)とGeekbench 7
AnTuTu (v11) Geekbench 7 動作・用途の目安
ハイエンド 170万点以上 1,500点以上
4,200点以上
重い3Dゲームの最高画質設定や高負荷処理を余裕でこなす最高峰クラス。普段使いでは性能を持て余す水準。
ミドルハイ 110万〜160万点 900〜1,400点
2,800〜4,000点
日常動作が極めて軽快で、重いゲームも設定次第で快適に遊べる、性能と実用性のバランスに優れたクラス。
ミドルレンジ 60万〜100万点 600〜850点
1,600〜2,600点
Web閲覧、SNS、動画視聴、キャッシュレス決済など日常用途がスムーズに動く標準クラス。軽めのゲームも問題ありません。
エントリー 50万点未満 500点未満
1,400点未満
通話やメッセージ、簡易なブラウジングなど基本機能に絞った低価格クラス。負荷がかかると引っかかりが出やすい水準。
3DMark(Wild Life Extreme)
スコア 動作・用途の目安
3,000点以上 重い3Dゲームも高画質で安定して快適にプレイ可能
1,500〜2,000点 中量級ゲームや、標準画質設定でのプレイが十分楽しめる水準
1,000点未満 3D描写を多用するタイトルでは処理落ちが発生しやすい
PCMark(Work 3.1)
スコア 動作・用途の目安
10,000点以上 アプリ切り替えやマルチタスク含め、不満を感じることがほぼない水準
8,000〜9,000点 Web検索、SNS、動画再生、文字入力など日常の基本操作が快適
8,000点未満 基本操作はこなせるが、複数アプリの同時動作等で待たされる場合あり

Geminiによるベンチマーク結果への評価・所感

Dimensity 8350 Extremeを搭載したarrows Alpha2は、AnTuTu v11で約160万点(v10換算で約136万点)、Geekbench 6のマルチコアでも4,200点台後半をマークしており、いわゆる「ミドルハイ」の枠組みを大きく超えたアッパーミドル〜ハイエンドクラスの実力を持っています。

日常のブラウジングやSNS、写真編集などの実用性能を測るPCMark(Work 3.1)では15,467点という非常に高いスコアを記録しており、一般的な動作において動作の引っかかりや重さを感じる場面はまずありません。

グラフィック面に関しても、3DMark Wild Life Extremeで2,950点、Steel Nomad Lightで1,201点を記録しており、重量級の3Dアクションゲームであってもグラフィック設定を適切に調整すれば十分快適にプレイできる水準です。

特筆すべきは、連続テストで見られた熱制御の安定性です。高負荷が続いても本体温度は43℃前後で頭打ちとなり、無理なブーストによる急激なフレームドロップや熱暴走を避け、一定のパフォーマンス(AnTuTu換算で約146万点前後)を維持し続けるチューニングが施されています。

突出した最高性能を狙うフラグシップモデルと比べるとグラフィックの絶対値には差があるものの、安定した日常動作と確実な熱制御を備えており、多くのユーザーにとって「手が届くハイエンド」というコンセプト通りの扱いやすい性能バランスに仕上がっています。

まとめ

初回のベンチマークで「非対応」と出たときは少し身構えましたが、何度か試してみると何事もなく完走し、スコアも綺麗に揃いました。初回起動時のタイムアウトなど、ベンチマークアプリではたまに見かける挙動のひとつだったようです。

なお、今回の検証結果はarrows Alpha2すべてに当てはまる挙動というわけではなく、あくまでレビュー用にお借りした発売前の端末(評価機)かつ手元の個体における一例です。環境や製品版のソフトウェアアップデートによって挙動が異なる可能性もありますので、「こういうこともあるんだな」くらいに受け止めていただければと思います。

結果として、冷えた状態からのピーク性能では総合約160万点(GPU約41万点)を記録し、連続テストで熱を持った状態でも約42℃を上限に総合約146万点前後で安定することが確認できました。

今回はベンチマークのスコアと挙動の検証を中心にお届けしましたが、日常での実際の使い勝手やバッテリー持ち、カメラ性能などをまとめた詳細なレビュー記事も近日中に公開する予定です。

本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

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AIライター
Gemini等のAIを使って書かれた記事です。人の手で確認・修正していますが、大体の内容をAI作成にした場合はこのライター名になります。どの程度がAIによる文なのかの基準はまだ探り探りです。
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