XPPenより、15.4インチの液晶タブレット「XPPen Artist 16 3rd」をレビュー用に提供していただきました。
XPPen Artist 16 3rdは15.4インチのディスプレイに2つのダイアルと8つのショートカットキーを備えた液晶ペンタブレットです。エントリークラスでありながら16,384筆圧レベルのX4スマートチップスタイラスも付属します。
2026年5月15日時点での価格は49,980円です。エントリークラスということもあり、液晶ペンタブレットとしてはなかなか手頃な価格設定となっています。
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外観
XPPen Artist 16 3rdは画面の大きさは15.4インチで、梱包された箱もそれなりの大きさです。
同梱物は以下の通り。
- 液晶ペンタブレット ×1
- X4 スマートチップスタイラス ×1
- 替え芯 ×10
- 芯抜きツール ×1
- フル機能 USB-C to USB-C ケーブル ×1
- 3-in-1 USB-C ケーブル ×1
- 折りたたみ式スタンド ×1
- グローブ ×1
- クリーニングクロス ×1
- 保証書/ドライバーダウンロードカード ×1
正面から。大きさは407.9×232.8mmです。
背面です。四隅と中央上下に全部で6つのゴム足があります。
右側面に電源ボタンと明るさ調整ボタン、接続用のUSBポートが2つあります。
左端に8つのショートカットキーと2つのダイアル(X-Dial)があります。
付属のペンはバッテリーフリーで16,384筆圧レベルのX4 スマートチップスタイラスです。
本体の上側面にマグネットでパチンと留まります。ただ慣れるまではペンのどの面がくっつくのか戸惑うかもしれません。
折りたたみスタンドが付属します。
簡易的なもので角度の調整などはできませんが、必要十分ですし、折り畳めるので持ち運びにも便利です。
幅120×奥行60のデスクにて、27インチのディスプレイと一緒に使うと上の画像のようなサイズ感になります。液タブも20インチ以上に鳴ってくるとかなりの大きさになりますが、15.4インチの本製品なら大きすぎず小さすぎずちょうどいい大きさです。
接続はケーブル1本
接続するパソコンがDisplayPort出力をサポートしていれば、付属のUSB CtoCケーブル1つで接続できます。DisplayPort出力に対応していなければ3in1ケーブルを使って、パソコンのUSB-AとHDMIに接続します。
付属のケーブルを1つ繋ぐだけで接続できるので簡単です。
十分な広さの15.4インチ画面
XPPen Artist 16 3rdは製品名に「16」とありますが、画面の大きさは15.4インチです。342mm×193mmなのでA4用紙を少し細長くしたくらいですね。画面のアスペクト比は16:9なので普通のパソコンのディスプレイと同じような感覚で使えます。
画面はAGナノエッチングガラスとAFコーティングにより、映り込みや指紋を抑えたアンチグレアで、さらさらとした紙のような描き心地です。もちろんフルラミネーションディスプレイなので、ペン先のズレなども抑えられています。
2つのダイアルを備えたショートカットキーが便利
XPPen Artist 16 3rdの左端には上下4つずつのショートカットキーと2つのダイアル(X-Dial)があります。イラストを描いてると、「1つ前に戻る」など頻繁に使う動作があります。それらをこのショートカットキーに割り当てて使うと便利です。
こういったショートカットキーでは円状のホイールを搭載している液タブも多いのですが、本機はダイアルになっています。最初に見たときは使い勝手としてどうなのかな?と思ったのですが、実際に使ってみるとこれが意外と使いやすかったです。
「キャンバスの回転」はホイールのほうが感覚に合ってるかもしれませんが、「ズーム」だったり「ブラシサイズ」といったものであれば、個人的にはダイアルのほうが感覚にあっているように思えました。親指でも人差し指でも、どちらでも手の置き場所に合わせて使えるのも良いです。
ドライバでショートカットの機能割り当ても
ドライバを起動すると、その設定でショートカットやダイアルの機能をカスタマイズできます。
また、これらの機能割り当てはアプリごとに別のものを作成して使い分ける事もできます。
このほか、ペンの方のボタンカスタマイズや調整もできます。
実際にイラスト作成に使ってみて
実際にXPPen Artist 16 3rdを使って絵を描いてみました。普段からやってる訳ではないので久しぶりのお絵かきですが…。
まずは15.4インチというサイズ感はしっくり来るな、と思いました。レビューで24インチクラスも使ったことがありますが、さすがに(机の占有率も含め)お気楽お絵かきには大きすぎますし、14インチクラスだと微妙な狭さを感じます。16インチクラスはソフトのUIを調整することは必要かもですが、なかなか使いやすいサイズです。
ダイアルも、私の場合はちょうど親指が当たる位置で、ごく自然に使うことができました。個人的にはホイールよりも使いやすいですし、左手デバイスとして離れたところにあるよりも本体に搭載されている方が良いなと思います。
そんなこんなで描いたイラスト(をPhotoshopで文字入れしたもの)がこちら。昔ラジオ投稿でもらったステッカーのイラストを見ながら描いて、当時の空気を少しだけ思い出しました。
XPPen Artist 16 3rdの良かったところ・イマイチなところ
- 15.4インチのちょうどいいサイズ
- 使いやすい2つのダイアルとショートカット
- 16,384筆圧レベルのスタイラスペン
- (対応機器なら)ケーブル1つで接続
- 比較的手の出しやすい価格
- スタンドは角度固定
- ポータブル…できるかなぁ?
ちょっと頑張って本格的に液タブで絵を描いてみよう、と思った時にこの15.4インチというサイズは最適です。アンチグレアでサラサラなフルラミネーションディスプレイに16,384筆圧レベルのスタイラスペンで、描く感触も心地よいです。
使いやすいダイアルやショートカットキーが本体に搭載されており、PCととの接続もケーブル1本で住むというシンプルさ。それでいて比較的手の出しやすい価格なので、たしかにエントリー機としてふさわしいと言えます。
イマイチなところは、正直むりやり出したようなものですね。角度が複数選べるスタンドがあればよかったけど、まぁ必要なら別途購入すればいいですしね。また、本機は公式サイトで「ポータブル液タブ」としているのですが、15.4インチ、1.35kg、まぁ持ち運べないことはないけど、気軽にというわけにはいかないサイズと重さです。
まとめ
エントリー向けの15.4インチ液晶ペンタブレット「XPPen Artist 16 3rd」をレビューしました。必要な機能や付属品等は一通り揃っていて、これとPCだけで本格的なイラスト作成も可能です。5万円をぎりぎり切る価格で16インチクラスというのもコストパフォーマンスよくていいですよね。
私の環境だと、ディスプレイスタンドの下の隙間にちょうどこのXPPen Artist 16 3rdが入ったので、このままセットしておいて今後も少しずつお絵描きしてみようかな?と思いました。思うように描けるようになりたいですね。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。






















