Material 3 ExpressiveでPixelシリーズのUIがどう変わったのか比較

9月4日にPixelシリーズにアップデートが配信され、新しいUI「Material 3 Expressive」が適用されました。これはAndroid 16の目玉の1つでもあります。

この新UIでPixelの画面がどう変わったのか、比較してみていきましょう。

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ホーム画面

基本的に左がMaterial You(アップデート前)、右がMaterial 3 Expressive(アップデート後)です。

ホーム画面はパッと見はあまり変わってません。若干アイコンの位置が下がってますね。

ステータスバーの時計が若干大きくなって、Wi-Fi等のアイコンが変わっています。

充電中はバッテリーアイコンに色がつくようになりました。

テーマアイコンはダークモードのときに若干色身が変わった気がします。

アプリ一覧(ドロワー)は背景が半透過になりました。また下から引き出された事がわかるように最上部にはノブが表示されています。

通知領域

通知領域はガラッと雰囲気が変わりました。(通知の並び方なんかも変わっているようですが、ちょっと未確認です)

こちらも背景が半透過になってます。明るさのスライドバーも変わってますね。また、ボランがオンのときは四隅の丸みが小さくなっています。形が変わるのでわかりやすいといえばわかりやすいのですが、若干統一性がなくて気持ち悪いです。

クイック設定パネルのタイル編集画面も変わりました。これまではボタンを長押し→ドラッグで出し入れしていましたが、ボタンの右上にある+ボタンで追加・削除ができます。

また、表示するボタンをタップすると大きさの変更もできるようになっています。

ボタンを小さくできるようになったので、通知領域を一段下ろした状態で最大8個のボタンを表示できるようになりました。アイコンだけで区別がつかないボタンは大きいサイズが良いですが、アイコンだけで判別できるものは小さくしてスペースを節約するのもいいでしょう。

ちなみにBluetoothのボタンは左側のアイコンをタップするとオンオフ、右側のテキストをタップするとBluetoothの設定ダイアログが表示されます。

設定画面

設定では、項目の種類ごとに色分けされるようになりました。また、項目名のフォントサイズが若干小さくなり、説明文とのサイズ差(ジャンプ率)が小さくなっています。

スライダーは線が太くなり、現在値の部分にラインが表示されてわかりやすくなっています。

また、これまでは画面が表示された最初は最上部にスペースがあってタイトルが大きく表示されていましたが、アップデート後は最初からタイトルが小さく表示されています。(スクロールするとタイトルを大きく表示することも可)

オンオフのボタンはボタンの中にチェックマークとバツが表示されて、今どちらなのかがよりわかりやすくなっています。

音量バー

音量ボタンを押したときのスライダーも変わっています。個人的には、これまでの0(最低値)になるとちょうど円になるデザインも好きだったのですけどね。

まとめ

全体的に、モダンになりつつも「よりわかりやすく」なっているのではないでしょうか。これくらいの変化であればすぐに慣れそうですね。

ちなみに、今回のアップデートではシステム的なUIが変更されましたが、すでにアプリ単位でもMaterial 3 Expressive化は始まっていて、Google系のアプリ(時計やGmailなど)は今回のアップデートや端末に関係なく変わっています。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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