
Googleは9月3日、自分で独自のAndroid bot(ドロイド君)を作成できるサービス「Androidify」を公開しました。自撮り写真をアップロードしたり、プロンプトを書いたり、アクセサリを追加することで、自分だけのドロイド君を作り出せます。
Androidifyはウェブ版とAndroidアプリ版があります。
Androidify
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制作: Google Samples価格: 無料
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Androidify
Androidifyといえば、何年も前にも存在したアプリの名前です。そのときは昔の平面的なドロイド君をカスタマイズするアプリでした。今回のAndroidifyは現在の3D的になったドロイド君をカスタマイズします。
ウェブ版で作ってみる
こちらのページにアクセスすると自分のドロイド君を作成できます。
自分で写真を用意するか、プロンプトでどんなドロイド君にするのか指示を出します。ドロイド君の色も別で選択できます。
Create my botをタップしてしばらく待つとドロイド君の完成です。この画像はダウンロードボタンを押したあとのページで長押しすると保存できます。
プロンプトではなく自分の写真を用意すれば、手っ取り早くその写真と同じような服装のドロイド君を作成できます。
どんなもんでしょう?(実際は4320×4320のかなり大きな画像になります)
アプリ版もほぼ同じように作成できます。こちらは画像の縦横比や背景のカスタマイズも可能です。
Androidifyの仕組み
今回のAndroidifyはGoogleのAIを使って作られています。写真にキャプションを付けるためにGemini 2.5 Flashを使用し、カスタム Android botを生成するためにImagenを使用し、さらに (場合によっては) Googleの最新のビデオ生成モデルであるVeo 3を使用して、さまざまな雰囲気でボットをアニメーション化します。
このあたりについては下記ページを参考に。
実際にやってみるとなかなかおもしろいので、ぜひ自分の写真でドロイド君を作ってみてください。ちなみに、3頭身キャラのイラストを読み込ませてみたら「これは人間の写真ではありません」と出てしまいました。残念。
参考情報
- Androidify
- Androidify: Build your own Android bot using AI
- Android Developers Blog: Androidify: Building AI first Android Experiences with Gemini using Jetpack Compose and Firebase
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。