OpenRock S2 レビュー:安定する形状でランニングにもいい耳掛け式オープンイヤーイヤホン

OpenRockのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「OpenRock S2」をレビュー用に提供していただきました。

片耳7gの軽量イヤホンでIPX5防水に対応、オープンイヤー型の割に揺れが少なくて散歩だけでなくランニングにも使えます。また、物理ボタンによる操作で不意の誤動作が起きないという利点もあります。

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OpenRock S2の概要

OpenRock S2(正式名称:OpenRock S2 オープンイヤー空気伝導スポーツイヤホン)は耳をふさがないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。

12mmドライバーとBassDirect技術により音漏れを最小限に抑えながら強化された低音をを提供し、LDAC対応、ハイレゾ認証もあります。32時間連続再生のバッテリーにマルチポイントも対応、IPX5防水もあります。

■主な機能

ノイズキャンセリング
外音取り込みモード
ワイヤレス充電
着脱検知
低遅延モード
マルチポイント
管理アプリ
操作方法カスタム
防水 IPX5
Bluetoothコーデック LDAC、SBC、AAC
■主な仕様
Bluetoothバージョン Bluetooth 6.0
ドライバー 12mmドライバー
対応コーデック LDAC、SBC、AAC
ケース寸法 71 x 62 x 27.3 mm
重量 イヤホン:片耳7g、ケース+イヤホン:約58g
連続再生時間 8時間(イヤホン単体)・32時間(充電ケース含む)
バッテリー 3.7V 450mAh/1.665Wh(充電ケース)
充電時間 1.5時間(充電5分で1時間再生可能)
防水規格 IPX5

外観

内容物はイヤホン本体と充電ケースのほか、マニュアルだけとシンプルです。充電用のケーブルは付属しません。とはいえ普通のUSB Type-Cケーブルで問題ありません。

ケースは71x62x27.3mmで少し大きめで平べったい形をしています。表面にはラメのようなものがあります。正直、最初は埃が付着してるのかと思いました…。こういうデザインなんです。

USBポートはサイドにあります。

パカッと開けるとイヤホンが2つ横に収められています。耳から外したときに、そのままの流れで無理なくケースに収められます。

イヤホン外側。スピン加工された銀色の部分があります。これがタッチコントロールになっているのかと思ったら違いました。アームの先(バッテリー)は太くなっていてタンクといったイメージで私は好きです。

イヤホン内側。L/R表記もあります。

バッテリータンクのところにOpenRockのロゴがあります。

このさきっぽ部分に小さなボタンがあります。これが操作のためのボタンです。タッチではなく物理ボタンでの操作なんですね。

装着感と安定性:意外と安定する

実際に装着してみると、意外と装着感が良く、かなり安定していることに驚きました。私は耳の後ろ側が外側に広がっている(耳が横ではなく前を向いてる)せいなのか、この手の耳掛け式のイヤホンは「乗せてるだけ」にになりやすく、耳と頭でフックを挟むことができずにフックが揺れてしまいます。

ところが、OpenRock S2はそういったことがなく、かなり安定しています。散歩はもちろん軽く走ってもフラフラする感覚や落ちそうな雰囲気がありませんでした。

よく見るとイヤホンとアーム部分が内側に食い込むような角度があります。これによりちゃんと頭に固定できてるようです。

少し前に試したEarFun OpenJumpも似たような形をしていて安定していました。耳掛け式のオープンイヤーイヤホンも、形状がしっかり進化してくれてるんだなぁと感心してしまいました。これならランニングでも使えそうです。

音質と音漏れ

オープンイヤー型のイヤホンはどうしてもカナル型に比べて音質が劣る、とくに低音が出ないことがよくあります。OpenRock S2については、ハッとするような音の良さはないものの、低音はしっかりと聞き取れるほどの存在感がちゃんとあります。独自のBassDirect技術というのがしっかりと耳に音を届けてくれているようです。

オープンイヤー型のイヤホンは音を楽しむよりは「ながら聞き」用途で使うのが良いです。それを考慮すれば十分以上の音質が出ています。BGMのように流していて普通に音楽を楽しめます。

音漏れに関しては、普通に室内で聞く音量であればよっぽど近づかないとわからない程度です。ただ外で使うとなると音量を上げがちになるので、そうすると近い人には「何か鳴ってる」のが気付かれます。混雑してる電車内では気をつけたいところ。また、アプリで「空間音響」をオンにすると全体的な音量が上がるようで、これを使うとより音漏れには気をつけたほうが良いです。

アプリと操作

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OpenRock
制作: OpenRock
価格: 無料

ダウンロード

OpenRockの管理アプリでイコライザーや操作方法のカスタマイズが可能です。


アプリを使うとイコライザの選択や操作方法のカスタマイズ、空間音響のオンオフなどが可能になります。アプリを使わなくても利用は可能ですが、できれば一度は確認してみたほうがいいです。

少し面白かったのが「使用時間超過のご案内」というもので、これは指定時間使い続けてると案内音声が再生されます。また、それとは別に「自動電源オフ」があり、これは指定時間なにも音を鳴らさないでいると自動で電源が切れます。ケースがないときにバッテリーを温存するのに役立ちます。

操作のカスタマイズ

OpenRock S2はアームの先にある物理ボタンを押し込んで操作します。バッテリータンクを挟んで押し込む形になるので操作感は悪くありません。

操作のカスタマイズについては、「長押し」のみ変更できます。1回押し(再生/停止)・2回押し(次の曲)・3回押し(前に戻る)については固定で、左右どちらも同じです。長押しは「音量+」「音量-」「マイクオンオフ」「音声アシスタント」で選択でき、これは左右別々にできます。

OpenRock S2の良かったところ・イマイチだったところ

OpenRock S2を実際に使ってみて良かったところ・イマイチだったところをまとめます。

良いところ
  • 耳をふさがないので散歩で不安なく、仕事中でも安心
  • 形状が良いのか、他に比べ安定する
  • マルチポイント、LDACに対応
  • 物理ボタン操作なので誤動作がない
イマイチなところ
  • ボタンカスタマイズが限定的
  • マルチポイントとLDACは両立できない

ながら聞きで疲れない

オープンイヤー型の特徴のままですが、音楽を聞きながら周囲の音が聞こえるので散歩や在宅での仕事中など、「ながら聴き」に便利です。買い物のレジでもそのまま店員さんの声が聞こえますし、仕事中に猫様がご飯を催促する声も聞き逃しません。

その一方で交通量のある道路脇では外のうるささで音楽が聞こえなかったり、カナル型に比べれば音が軽かったりといったデメリットはあります。

ほかのオープンイヤー型に比べ安定する

オープンイヤー型は耳の形による装着感の個人差が激しいのですが、OpenRock S2はほかのオープンイヤー方が駄目だった私でも安定します。首を振っても吹き飛びません。これまで安定しないと諦めていた方でも試す価値はあると思います。

マルチポイント、LDACに対応

マルチポイントに対応しているので、PCとスマホの両方で使うこともできます。その場合はLDACと両立はできないのですが、そこは他の類似イヤホンでも同じですね。

まとめ

OpenRock S2は正式名称「OpenRock S2 オープンイヤー空気伝導スポーツイヤホン」というだけあって、走ってもちゃんと安定して防水もIPX5あるので汗にも強いイヤホンでした。正直、耳掛け式のオープンイヤーイヤホンでここまで安定するのには驚きました。これならランニングでも使えます。

散歩やランニングで耳をふさがないイヤホンが欲しい、できるだけ軽くて安定するものが欲しい、という方にはピッタリなイヤホンです。

Amazonでの価格は2025年8月22日時点で9,980円、商品ページのクーポンで8,982円になります。また、別途20%オフクーポンをいただいたので、最終価格6,986円で購入できます。どうぞご利用ください。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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