趣味ランナー視点でスマートウォッチのトレーニング向け画面を比較【Polar Flow編】

2025年は年間1000km走ることを目標にし、月替りで様々なスマートウォッチを試しています。スマートウォッチのメーカーごとに違うアプリを試して比較し、自分に合うスマートウォッチ(の管理アプリ・メーカー)はどれなのか、見極めたいという企画です。

2025年7月はPolarの「Polar Pacer Pro」を身に着けて走りました。管理アプリは『Polae Flow』です。

ただ、今月は身体の不調もあり、7月上旬で走るのを一時休止しており、記録を取ったのも最初の10日間ほどだけです。


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走る人の経歴

この記事を書いてる人について (ここをタップで開閉します)

この記事を書いてるorefolderは46歳のおっさん。若い頃はオリエンテーリングを主戦場にそれなりにトレーニングしていたものの、ここ5年以上はサボりがちで趣味ランナーとも言えないくらいに衰えています。

自己ベストはトレイルランニングではハセツネCUPが13時間15分くらい、フルマラソンは4時間15分くらいです。

サボらずにトレーニングするための理由付けとして、今回の企画を考えました。2025年の年間目標は走行距離1000kmです。目標としてはかなり低いのですが、2024年はほぼトレーニングしてなかったので、いきなり100km走れるわけもなく。怪我に気をつけながら少しずつ増やしていこうと思っています。

できれば年末辺りにフルマラソンを完走できるようにしたいですね。

Polar Flow

2025年7月は「Polar Pacer Pro」を身に着けて走りました。管理アプリは『Polar Flow』です。

Google playPolar Flow
Polar Flow
制作: Polar Electro
価格: 無料

ダウンロード

先に書いておくと、今回のPolar Flowは正直言って使いにくかったです。開始早々に音を上げて、早く次に移りたいと思っていました…。まぁ、一応Polar Pacer Proはスマートウォッチというよりもスポーツウォッチであり、アプリもトレーニング主体なのですが、それを考慮してもやっぱり使いにくかったです。

ダイアリー

Polar Flowを開くとまず表示されるのがこの「ダイアリー」画面です。その日の達成度や運動記録、睡眠時間などが並びます。基本的に並び替えなどはできず、データが有れば表示される(運動などなければ表示されない)、となっています。

睡眠の記録はダイアリーの下の方にあるので、たどり着くのに若干手間です。睡眠スコアや睡眠の深さ、回復度合いなど一通りのデータは確認できます。

アクティビティ

アクティビティのページでは、日・週・月の単位でアクティビティの時間などが強度ごとに色分け表示されます。「日」の表示だと心拍数グラフに睡眠やランニングがいつ行われたのかも表示されて、1日の流れを掴みやすくなっています。

こういった表示からもわかるのですが、Polar Flowは基本的に「心拍数」を軸にして考えているようです。スマートウォッチでのヘルスケアというよりもトレーニングのための記録です。

ランニングの記録(概要)

トレーニングの記録は基本的に週単位で表示されます。距離や時間などのまとめと、トレーニング状態(維持、向上、下降など)が表示されます。個別の記録をリスト表示にしたものも表示できます。個別の記録詳細はこれをタップして表示します。

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2025年7月はけっきょく4回しか走ってません…。どうも左足の親指に違和感というか軽い痛みがあり、静養中です。

ランニングの記録(個別詳細)

個別の詳細ではまず概要が表示され、その下にグラフやチャート、そして最後にルートが表示されます。わりとルート表示が最初に来るアプリが多いので、これは珍しい気がします。その日の思い出というよりも、あくまでデータ中心、といった印象を受けます。

PC(web)でもデータ確認できる

Polar FlowにはPC(Web)版もあり、アプリと同じアカウントでサインインすれば、こちらでデータの確認などできます。カレンダー表示もあるので、むしろこちらのほうが見やすいかも。

基本的にはPCの大きな画面で見て、スマホのアプリ版は時計との同期や、ちょっと確認のために、といった使い方のほうがいいのかもしれません。

Polar Flowの良かったところ・イマイチなところ

Polar Flowを使ってみて感じた良かったところとイマイチなところをまとめます。

良いところ
  • PC(Web)版がある
  • 心拍数を中心としたデータ
  • GPXファイルでエクスポートも可能
イマイチなところ
  • 表示がわかりにくい
  • 見た目がいまいち
  • ライフログには向かない

Polarの心拍計測機能付き時計は20年ほど前にも使っていたのですが、その頃とはだいぶ変わりましたね。自分が求めているのはあの頃の使い心地なのかもしれません…。Web版はそれに近いのですが、アプリ版は目的の情報がどこにあるのかわかりにくく、また画面の遷移に時間がかかるなど、使い勝手がよくありませんでした。

何を求めるかは人によりますが、私としては月単位や週単位での走行距離や時間のグラフが見やすいと嬉しいです。モチベーションにもかかってくるので。そういった点がPolar Flowは駄目でした。

まとめ

そもそも、ライフログやヘルスケア的な役割も持つスマートウォッチではなく、心拍トレーニングを軸にしたスポーツウォッチ(とアプリ)でした。それを求める人になら良いのかもしれませんが、私には向いてなかったというわけです。

7月の前半は多少ガマンをしつつもPolar Pacer Proを付けて生活していたのですが、睡眠記録の確認などでアプリを開くことはほとんどありませんでした。うーん、今回は失敗でしたね。

2025年7月の走行距離と時間

ランニング回数…4回
走行距離…25.06km
タイム…2:25:21

年間1000kmまで あと566.78km

6月末の時点で残り6ヶ月で約600km、月100kmペースで行けば、ちょうど1000km…だったのですが、いきなり予定が崩れてしまいました。まぁ、こういう事はあり得るだろうな、とは思ってましたよ。残り5ヶ月、1ヶ月113.5kmペースで1000kmはまだいけます。一応7月中はお休みしていますが、また8月からは走っていきたいと思います。

次回予告

2025年8月はGoogleの「Pixel Watch 3」で記録を取っていこうと思います。Fitbitアプリは気になっていたので。もう少し安いFitbit Charge 6などでも良かったのですが、まぁどうせなら…ということで。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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