
メルカリモバイル、ギガの取引1GBあたりの平均価格は36円、ギガ販売で黒字になった人も
メルカリは5月2日、2025年3月に開始した格安SIMサービス「メルカリモバイル」におけるデータ通信量(ギガ)売買の利用動向をまとめ、発表しました。
1GBあたりの平均価格は36円で、20GBで200円の購入事例もあったようです。
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メルカリモバイル
メルカリモバイルは2025年3月4日に開始した新しい格安SIMサービスです。プランは月額990円で2GBと月額2,390円で20GBの2つというシンプルなものです。最大の特徴は、余ったデータ通信量(ギガ)をメルカリ上で売買できるという仕組みです。(1GB/200円から出品可能で、最大設定可能額は1GB/500円)
申込みはメルカリのアプリからのみで、4月24日からは「MNPワンストップ」にも対応しています。
2GB以上で出品されたギガの平均単価は36円/GB

2025年3月4日~4月25日の期間で集計されたデータによると、平均価格は1GB単位の取引では248円/GB、2GB以上では36円/GBでした。他社の追加データ料金に比べるとおトクな価格帯です。
また、メルカリモバイルの契約者のうち、約3人に1人(33%)がギガの購入もしくは出品を経験し、出品されたギガは平均20時間で購入されているとのことです。

割安に大容量を購入した事例も

ギガの売買では、容量と価格は売る側が設定できるので、同じ容量でも売価は様々です。そんななかで割安に購入した事例としては、45GBを900円で購入、15GBを200円で購入したというものもあるようです。2GBの低容量で契約して、割安で必要なだけ追加容量を購入し、合計すれば中~大容量を低価格で実現できている、なんていう人もいるようです。
ギガ出品で黒字になった例も

20GBを契約した人は逆にギガを販売して実質的な月額料金を下げることができます。中には20GBのうち16GBを3,150円で販売(出品手数料10%を含む)して760円の黒字になった人もいます。そういう使い方もできると、サービス開始時から言われていましたが、本当にできてしまうんですね。
ちなみに、取引されたギガの中で、1GBは最大330円で取引されているとのことです。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。