Amazfit Bip 5 Unity レビュー:よりスタイリッシュに、バッテリー持ちも良いエントリー向けスマートウォッチ

スマートウォッチAmazfitのエントリーモデル「Amazfit Bip 5 Unity」をレビュー用に提供していただきました。

Amazfit Bip 5 Unityは1.91インチの大型ディスプレイを持ったスマートウォッチで、2023年9月に発売されたAmazfit Bip 5のコンセプトを踏襲しながらさらにスタイリッシュでリーズナブルになったモデルです。

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有効期間:2024年6月11日から6月28日まで

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Amazfit Bip 5 Unityの概要

Amazfit Bip 5 Unityは1.91インチのディスプレイを搭載したエントリーモデルのスマートウォッチです。「Go Bigger, Go Smarter」というAmazfit Bip 5のコンセプトを踏襲し、Zepp OS 3.0搭載、最大11日間のバッテリー24時間ヘルスモニタリングにフィットネス機能など多機能でありながらリーズナブルな価格に抑えられています。

カラー グレー、チャコール
サイズ 45.8mm×37.8mm×10mm
本体重量 40g (ボディのみ:25g)
素材 ボディ部分:ステンレススチール
バンド部分:シリコン
防水等級 IP68
ディスプレイ 1.91インチ TFT
解像度 320×380 、260PPI
タッチスクリーン 2.5D強化ガラス、指紋防止コーティング
バッテリー 容量:300 mAh (定格値)
充電:約2時間/マグネット式
省電力モード:最大26日間
標準的な使用:最大11日間
ハードな使用:最大5日間

センサー 健康:BioTracker PPG生体センサー
運動:3軸加速度センサー
接続 Bluetooth 5.2
セット内容 スマートウォッチ(標準バンド含む)、マグネット式充電ケーブル、取扱説明書
対応OS Android 7.0 以上、 iOS 14.0 以上
アプリ Zepp App

Amazfit Bip 5 UnityとAmazfit Bip 5の違い

Amazfit Bip 5 UnityはBip 5よりも安くなっていますが、削られた部分だけでなく良くなった部分もあります、主な違いは以下の通り。

Amazfit Bip 5 Unity Amazfit Bip 5
価格 11,900円 14,800円
ディスプレイ 1.91インチTFT/フラット 1.91インチTFT/カーブ
大きさ
重量
45.8×37.8×10mm
25g
45.94×38.09×11.2mm
26g
ボディ素材 ステンレススチール製スリムミドルフレーム プラスチック製ボトムケース
GPS測位 なし 4衛星測位システム
スポーツの自動認識 6種類 7種類
日常使用時のバッテリー寿命 最大11日間 最大10日間
OS Zepp OS 3.0 Zep OS 2.0

大きな違いとしては画面がフラットかカーブしているか、ボディがステンレスかプラスチックか、そしてGPS測位機能の有無です。

Amazfit Bip 5 Unityの外観

小さな箱の中に本体のほかマニュアルと充電用マグネットケーブルのみと、シンプルな内容です。

Amazfit Bip 5 Unityは正方形型のディスプレイを持ったスマートウォッチです。ボディがプラスチック製からステンレススチール製になったことでこれまでよりも少し高級感が出てきました。

右側面にはマイク穴とサイドボタンがあります。ボタンは大きく押しやすいですね。これは長押しでAlexa起動なんかもできます(アプリで変更可能)。

左側面にはスピーカーがあります。ランニング時に1kmごとのタイムを読み上げてくれたり、Bluetooth通話も可能です。

1.91インチあると画面が大きくてウォッチフェイスにもいろいろな情報をいっぺんに表示できますね。

バンドはシリコン製で、先の余った部分を内側に入れ込むタイプです。外側に出してビロビロしないのは良いのですが、バンド1枚分思ったよりも窮屈になったり、風呂上がりなど肌が滑りにくくなってる状態だと入れ込むのに苦労します。

個人的にはあまり好きなタイプではないのですが、市販の時計ベルトに変更もできそうなので、本格的に使うならそういうものも検討したほうが良さそうです。

裏面側には各種センサーなどがあります。無印のBip 5と違って背面側もマットになってるのが良いです。

ディスプレイ

Amazfit Bip 5 Unityのディスプレイは1.91インチで320×380ピクセル。正方形よりもわずかに縦長です。下側のベゼルがほかよりも少し広くなっています。有機ELではなく液晶なので周囲の光の状況によっては若干白っぽく見えるかもしれません。

タッチパネルの反応や動きもまずまず。

Zeppアプリ

Google playZepp(formerly Amazfit)
Zepp(formerly Amazfit)
制作: Huami Inc.
価格: 無料

ダウンロード

Amazfit Bip 5 Unityの設定やデータの管理などは『Zepp』アプリで行います。

トップページには歩数や睡眠記録などが1列のカードで並びます。もちろん順番の変更や表示の有無も選択可能。この表示は見やすくて私は気に入ってます。ダークモードにも対応しているので、黒背景にもできます。

デバイス側の設定もアプリから可能です。各種センサーによるモニタリング状況もここで制御します。これはバッテリー持ちに直結するので、自分に必要なものをちゃんと選びましょう。

Amazfit Bip 5 Unityでできること

Amazfit Bip 5はスマートウォッチなので、できることは非常にたくさんあります。全部は書ききれないので、一般的なスマートウォッチにありそうな機能のあるなしをチェックしてみましょう。

歩数計
心拍数/異常時の通知
血中酸素レベル
ストレスレベル
睡眠モニタリング
生理周期
座りすぎ通知
音楽再生コントロール
スマホカメラの遠隔操作 アプリ導入で可
運動ポイント (PAI)
スポーツモード 120種類以上
運動の開始検知 6種類
GPS
着信やアプリの通知
SNSやLINEの簡易返信
Bluetooth通話
スマホを探す (音)
Alexa対応

スマートウォッチとして大抵の機能には対応しています。エントリーモデルながら血中酸素レベルの測定やBluetooth通話できるのは良いですね。ただGPS機能はないので、運動時に軌跡を取りたいのであればスマホを携帯する必要があります。

健康管理

心拍数や歩数などの状態を記録・確認できます。日・週・月・年で表示でき、週表示は月曜始まりの7日間で固定です。

Amazfit Bip 5 Unityではないですが、私はスマートバンドのこうした記録によって病気を発見することができました。健康なうちはバッテリーを食うだけと思うかもしれませんが、日々記録しておくことは大事です。

睡眠モニタリング

毎日の睡眠も記録してくれて、スコアを表示してくれます。こうして数字で示してくれると、次はもっと良い睡眠をしたい、という気になってきます。

また、起きてからベッドでゴロゴロしていると、その時間も睡眠として記録されてしまうことがあります。Zeppアプリでは就寝/起床時間をあとから編集できるので、そういった誤記録も自分で修正できます。

また、最近はZepp Auraというサブスクリプションサービスも始まりました。最大14日間無料で試せて、年額4,500円または月額1,350円で睡眠分析やアドバイス、睡眠サウンドなどを提供してくれます。

運動記録

Amazfit Bip 5 Unityは120以上のスポーツに対応しています。また、ウォーキング・ランニング・エリプティカル・ローイングマシンについては自動検出にも対応しているので、スタートの押し忘れを防げます。(無印のAmazfit Bip 5はサイクリングにも対応しているので、そこで少しだけ差があります。)

心拍数やタイムだけでなくルートの記録やストライドなど様々な数値を記録してくれます。けっこう細かいのでスポーツウォッチとしてちゃんと使えそうです。ただAmazfit Bip 5 UnityはGPSので機能がないので、ルートを記録するには接続したスマートフォンを一緒に持ち歩く必要があります。

SNSやLINEで返信可能

アプリの通知を表示するのはもちろん、LINEやメッセージアプリではAmazfit Bip 5 Unityから直接返信できます。

返信する内容は定形メッセージか絵文字です。簡単なものならスマホを取り出さずに済むので便利です。

Bluetooth通話可能

スマホとBluetooth接続してあれば、通話もAmazfit Bip 5 Unityで完了します。発信も着信もどちらも対応。ただ、これは標準の電話アプリのみのようで、楽天Linkでは反応してくれませんので注意を。

Alexa対応

Alexaにも対応しています。マイク・スピーカーを搭載しているので、Amazfit Bip 5 Unityに話しかけて操作できます。デフォルトでサイドボタンの長押しにAlexaが設定されているので、いつでもすぐにAlexaできます。

バッテリーと充電

Amazfit Bip 5 5 Unityの充電は専用のマグネット充電ケーブルで接続します。おそらくほかのAmazfitのスマートウォッチと共通ですね。だいたい2時間弱で0%→100%まで充電できました。

バッテリーの持ちに関しては、使い方次第で大きく変わります。公式ページでは標準的な使い方で11日、ハードな使用で5日間としています。

私の場合は12日間と少しで100%→0%になりました。基本的にデフォルトのままで、センサー類の設定は以下の通り。

  • 自動心拍数モニタリング…1分間
  • アクティブ心拍数モニタリング…オン
  • アシスタントによる睡眠モニタリング…オン
  • 睡眠時呼吸の質のモニタリング…オン
  • 自動ストレスモニタリング…オフ
  • 血中酸素自動モニタリング…オフ

だいたい1日に5-10%程度の減りでした。これが次のサイクルで血中酸素自動モニタリングをオンにしたところ、1日10-15%の減りになりました。それでも1週間は普通に充電無しで持ちそうです。バッテリー持ちの関してはなかなか優秀ですね。

Amazfit Bip 5 Unityの良かったところ、イマイチなところ

Amazfit Bip 5 Unityを実際に20日間ほど使ってみて感じた良いところとイマイチなところをまとめます。

良いところ
  • 1.91インチの大画面
  • ボディ素材が変わってスタイリッシュに
  • バッテリー持ちが更に良くなった
  • GPSがない分だけ安く
  • LINEやSNSの返信ができる
イマイチなところ
  • バンドのつけ外しが面倒
  • 明るさの自動調整に非対応
  • 有機ELではなく液晶
  • GPSがない

基本的には無印のAmazfit Bip 5と同じで、スマートウォッチとして基本的なことはしっかりできつつ、Bluetooth通話やAlexaなど機能は豊富でエントリーとしては十分すぎるほど、といった印象です。

無印との大きな差としてはやはり見た目とGPSの有無でしょうか。ステンレスになったことで見た目のチープさが抜けてかなり良くなりました。それでいてGPSがないからか安くなっています。

GPSがないのでスマホを持たずに運動するとルートの記録がつきません。ただ最近は走るときにもランニング用ポーチなどでスマホを装着してる人が多いようです。であればGPSはスマホに任せて、その分だけ安くなったのは良い判断なのではないでしょうか。

ほかにも細かい違いはありますが、これからスマートウォッチを始めてみようと思うのなら、無印よりもAmazfit Bip 5 Unityのほうが良いと思います。ただ、スマートウォッチでは他社でも1万円を切るエントリーで画面が有機ELのものもあるので悩ましいとところです。自分に必要な機能がなにか、よく考えて選びたいものです。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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