Amazfit Active Edge レビュー:お手頃で10気圧防水!タフなデザインのアウトドア向けスマートウォッチ

Zepp Healthさんから、Amazfit Active Edgeをレビュー用に提供していただきました。以前紹介したAmazfit Activeの兄弟機的位置づけの、Zepp OS 2.0搭載スマートウォッチです。

2024年3月29日時点でのAmazonでの価格は19,900円で、商品ページに5%オフクーポンがあります。また、当サイト用にもクーポンコードを発行していただきました。

クーポンコード:AmazfitEdgeG
有効期間:2024年3月29日(金)から4月28日(日)まで
割引率:5%オフ(995円の割引額)

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Amazfit Active Edgeのスペック

カラー ラバブラック、ミッドナイトパルス、ミントグリーン
ボディ素材 プラスチック(2色)
バンド素材 TPU(半透明)
バンド幅 22mm
タッチスクリーン 2.5D強化ガラス、指紋付着防止コーティング
ディスプレイ 1.32インチ TFT(277ppi、360×360)
センサー BioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリック センサー(2PD+2LED)、加速度センサー、地磁気センサー
Bluetooth Bluetooth 5.2 BLE
バッテリー 370 mAh(定格値)
サイズ 約 46.62 × 46.62 × 12 mm(心拍ベース除く)
重量 約 54g(バンド含む)、約 34g(バンド除く)
対応OS Android 7.0以降、iOS 14.0以降
防水性能 10気圧(100メートル)
GNSS(衛星測位システム) GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS

より詳細なスペックは公式サイトをご覧ください。

パッケージ、内容品

パッケージは、白地にAmazfit Active Edgeの画像が大きく乗ったデザインで、表面はしっとりとさらさらの中間のような質感です。パッケージデザインはAmazfit Activeと瓜二つです。

内容物一覧です。Amazfit Active Edge本体、バンド、多言語対応の説明書、充電器が入っていました。

本体・バンド・充電器

今回頂いたのはラバブラックです。

Amazfit Active Edge本体です。がっちりとしたデザインで、スポーツウォッチを彷彿とさせます。iF デザインアワード 2024を受賞した個性的なデザインになっています。

4つのボタン

左側のボタン


右側のボタン

Amazfit Active Edgeは、デザインだけでなく実際の仕様もスポーツウォッチクラスになっています。その仕様の1つが、この4つのボタンです。ハイエンドモデルとなるAmazfit Balanceなどでも、通常ボタンは2つが基本です。しかし、このAmazfit Active Edgeでは、タッチ不要で操作できるように、ボタンが4つ装備されています。以前紹介した、Amazfit T-Rexシリーズと同様に、基本的にボタンだけで操作が可能になっています。これにより、アウトドアシーンでの操作性が向上しています。

上記動画で、操作の様子が確認できます。各ボタンの役割は本体に書かれている通り、右上が決定、右下が戻る、左上がアップ、左下がダウンです。

また、 文字盤の画面でSELボタンを押したときにどの画面にするかを、本体の設定個人設定クイック スタートでユーザーが設定できます。

付属バンド


バンドはTPU(熱可塑性ポリウレタン)製。遊革が2つ付いていて、しっかり固定できます。

バンドは半透明で、光に透かすと透けます。ラバブラックは、腕に装着した状態では、よほど明るい場所でないと透けて見えないくらい濃い色でした。

充電器

充電器は、Amazfit Activeなどと同一の充電器です。

ディスプレイ

ディスプレイは、1.32インチの液晶ディスプレイを採用しています。輝度の無段階調節には対応していますが、自動調節には非対応です。

上記画像が、昼13時ごろの晴れた日の屋外での見え方のサンプルです。写真では実際より画面が暗く写っていて、肉眼で見るともう少し明るく(比較的はっきりと文字盤を視認できるくらい)見えます。

明るさを最大に設定し、懐中電灯モードで輝度を測定したところ、約 529 nitsでした。ディスプレイはOLEDではなく液晶ですが、輝度的にはOLEDディスプレイの兄弟機Amazfit Activeと大差ないくらい明るいです。ただし、屋外の明るい場所だと白っぽく見えるときがあります。

通知

通知は、文字盤を左から右にスワイプすると確認できます。通知の表示は、Amazfit Balanceなどのボタンが2つのAmazfit製品だと下から上へスワイプなので、それと異なります。
また、ボタンが2つのAmazfit製品では、通知を右から左にスワイプすることで、スマートウォッチの通知を削除することができましたが、本製品では、タップして通知を開いてから削除ボタンを押すか、一括で全ての通知を削除することしかできません。

通知画面では横に全角8文字程度表示できます。フォントはいわゆる中華フォントですが、極端に視認しづらいことはありませんでした。

本体ストレージ

初回セットアップ後、ストレージ残量を表示するミニアプリのみをインストールした状態での本体ストレージの空き容量は、約36MBでした。

Amazfit Active Edgeの機能

  • 歩数計
  • 24時間心拍数計測
  • 睡眠モニタリング
  • 血中酸素飽和度(SpO2)測定
  • 睡眠時の呼吸の質測定(Beta)
  • 130種類を超えるスポーツモード
  • 座りすぎ通知
  • 着信やアプリの通知
  • 低血中酸素アラート
  • ストレス緩和促進アラート
  • アラーム/タイマー/ストップウォッチ
  • 天気予報
  • 音楽再生コントロール
  • ストレスレベル測定
  • 心拍数、血中酸素濃度、ストレスレベル、呼吸数のワンタップ測定
  • スマホを探す(音を鳴らす)

管理アプリ「Zepp」

Google playZepp(formerly Amazfit)
Zepp
制作: Huami inc.
価格: 無料

ダウンロード

他のZepp製品と同様、スマートフォン側のアプリにはZeppアプリを使います。

ワークアウト記録



屋外で1時間ほどのサイクリングをしてみました。基本的なバイタルデータなどはこれまでと同様にしっかり取れています。GPS(GNSS)も、道に沿ってしっかり記録できていました。

バッテリー持ち

バッテリーは、標準的な使用だと公称値で約16日間持続するとされています。

心拍数モニタリング:有効(10分ごとの測定)、睡眠モニタリング:有効、文字盤:静止画、メッセージ通知:150件/日、手首を上げて画面点灯:100回/日、血中酸素レベル測定:5回/日、画面操作:5分/日、着信通知:3回/日、GPSによるランニング:90分間/週
Amazfit Active Edge

私も実際に以下の条件で使ってみて、公称値より3〜4日短い、約12日間で充電が切れました。

今回の使用条件は以下の通りです。

  • アシスタントによる睡眠モニタリング/睡眠時呼吸の質モニタリング(Beta):ON
  • アクティブ心拍数モニタリングON
  • 自動ストレスモニタリング、血中酸素自動モニタリング:ON
  • 1分に1度脈拍測定
  • 腕上げで画面点灯(10秒)
  • 画面輝度最大
  • 入浴時以外常時着用
  • 使ってみた感想

    ディスプレイ(光センサー)

    本製品には環境光センサーが搭載されていないため、先述の通り画面輝度の自動調整に対応していません。この点はAmazfit Activeと同じなのですが、個人的には外してほしくなかったポイントなので残念な部分です。

    ボディ

    ボディは全てプラスチック製で、金属部分は充電端子とネジ程度です。プラスチックだと高級感が失われがちですが、Amazfit Active Edgeはチープさがあまりなく、使っていても気になりませんでした。

    操作感

    この画面はボタンだけでは操作できない

    Amazfit Active Edgeの大きな特徴の1つである4つのボタンですが、日頃タッチ操作ばかりを使っている方の場合、むしろボタンだけだと操作しづらいと感じるかもしれません。ボタン操作だと、画面をスクロールする際に、項目を1つ送るたびにボタンを押さねばならず、単純に手を動かす回数が増えるためです。タッチ操作で慣性スクロールを使えば、さっと動かせますからね…

    ただし、これは使い方によっては真逆にもなりうるということです。大きな手袋などをつけている場合は、そもそもタッチ操作はままならないでしょうから、ボタンは大きなアドバンテージになります。

    付属バンド

    付属バンドは、Amazfit製品の中でもしっかりしたものになっていて、がっちり腕に固定できます。やはり遊革がちゃんと付いている(バンドに開けられた穴で代用されていない)のは使いやすくて良いですね。

    まとめ

    Amazfit Active Edgeを実際に使ってみて、良かった点とイマイチな点をまとめます。

    良いところ
    • 10気圧防水に対応
    • スポーティーなデザインでタフ
    • お値段はひかえめ
    イマイチなところ
    • 輝度の自動調整不可

    Amazfit Activeと同様、輝度の自動調整ができないのは唯一残念な点ですが、バッテリー持ちの長さや、Zepp OS 2.0の快適な動作などは他のAmazfit製品と変わりません。タフな仕様のAmazfitスマートウォッチで、クーポン無しで2万円切りと手の届きやすい価格のモデルなので、スポーティーなデザインが好みの方に広くおすすめできるスマートウォッチです。

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    でじぃ
    病気療養中のガジェットオタク。基本はTwitterにいます。私の執筆した記事は私個人の意見です。ご依頼などあれば、ご連絡はTwitterのDM(これが一番早いと思います)か、digitalkcct@gmailどっとこむ(どっとこむ→.com)まで宜しくお願いします。
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