OPPO Reno10 Pro 5G レビュー:充電を忘れても大丈夫、約28分で充電完了!日常生活に豊かさをプラスするスマホ!

  • 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

オウガ・ジャパン様から発売されたばかりのミドルハイスマートフォン「OPPO Reno10 Pro 5G」を貸与してもらいました。

「OPPO Reno10 Pro 5G」は日常によりそったスマートフォンで、約28分で完了する急速充電に対応しています。また、FeliCa(おサイフケータイ/モバイルSuica)や120Hzのディスプレイリフレッシュレートにも対応し、カメラも綺麗に写ります。

  • 約28分で完了する急速充電
  • 没入感の高いエッジディスプレイ/120Hz対応
  • おサイフケータイ対応
  • エッジディスプレイは好き嫌いが分かれる、好きな人は好き

本体・付属品

今回お借りしたカラーはグロッシーパープル。光沢感があり、ツルツルとしたガラス素材です。グレアタイプの保護ガラスを想像するとわかりやすいのではないでしょうか。

画像はシルバーグレー

ちなみに、OPPO Reno10 Pro 5Gは2色展開。グロッシーパープル以外にもシルバーグレーが存在します。シルバーグレーの方は同社の独自加工技術「OPPO Glow」のおかげでサラサラとした触り心地です。保護ガラスで例えるとアンチグレアでしょうか。

本体重量は約185gと、最近のスマホしては標準的です。しかし手に取ると実際の数値よりも軽く感じます。スペック上の重量がそれなりにあっても、重さを感じさせない点は個人的に好感を持ちます。

カメラユニットは、シンプルにまとまりつつも、細部にメカメカしさを感じるデザインでかっこいいです。

音量のアップダウン/電源ボタンは右側面に配置されています。

おサイフケータイの搭載を示すマーク(モバイル非接触IC通信マーク)もあります。

SIMトレーはnanoSIM×2の仕様です。eSIMにも対応し、物理SIM+eSIM、物理SIM+物理SIMのDSDVができます。ちなみに、OPPOはキャリア版をシングルSIM、公開市場版をデュアルSIMにして発売することがよくありますが、本機はどちらもデュアルSIM仕様です。

付属品は急速充電に対応したACアダプタ、Type-C to Aケーブル、SIMピン、ソフトケース、冊子類です。

エッジディスプレイ採用のディスプレイ、外でも見やすい

OPPO Reno10 Pro 5Gはエッジディスプレイ(約6.7インチ)です。画面の左右が湾曲しているため、ジェスチャー操作がしやすい、画面への没入感が高まるなどのメリットがあります。

画面の見やすさも問題なし。輝度が最大800nitもあるため普通に見えます。HDRコンテンツ表示時の最大輝度は950nitに達します。

解像度は2412×1080 (FHD+) です。4KやWQHDの高画素コンテンツを視聴しない限りは困ることはないでしょう。

リフレッシュレートはハイエンド端末で主流の120Hz。なめらかな表示で目に優しく、気持ちいいスクロールを実現します。可変リフレッシュレート(120Hz/90Hz/60Hz)のため、使用状況に応じて自動的にリフレッシュレートが変更され、バッテリーをコントロールします。

リフレッシュレートが高くなるにつれて、画面がなめらかに動くようになります。ただし、アプリ側が高リフレッシュレートに非対応な場合もあるため、注意が必要です。

ディスプレイ内には指紋センサーが埋め込まれています。ここに触れることで、画面のロックを解除できます。

個人的にエッジディスプレイを採用しているのは高評価。エッジディスプレイは特に暗所での没入感を味わえるため、動画の視聴時に真価を発揮します。また、左右が湾曲しているため、フラット(平ら)なディスプレイよりも握りやすいです。

SNSやブラウザなど、通常使用でも没入感が高まります。最近のスマートフォンはフラットディスプレイへの回帰がトレンドではあるものの、あえてエッジディスプレイを採用するのは「わかっているなあ」といったところ。いやね、エッジディスプレイの方が筆者的には近未来を感じるのですよ。こういったところからも「日常生活に豊かさがプラス」されている気がします。

カメラ性能

スマートフォンのカメラ性能は進化の一途をたどっています。カメラ性能がそのメーカーの看板になるといっても過言ではありません。OPPO Reno10 Pro 5Gは現行のハイエンドモデルには及ばないものの、数年前のハイエンドに拮抗、ソフトウェアは進化しているためそれ以上です。

もちろん、ハイエンドには及びませんが。以下は作例です。

全体的にパッキリと、シャープネスで写実的な印象です。ちなみに、OPPOは国内展開されていないフラグシップモデル(最上位モデル)にて、スウェーデンの老舗カメラメーカーのHasselblad(ハッセルブラッド)と提携したカメラを搭載しています。

本機にもそのチューニングやエッセンスをどこか感じます。老舗カメラメーカーとスマホメーカーがタッグを組むのは外国だとよくあり、実は重要なマーケティングの1つです。

日本だとSony×ZEISS(ツアイス)やSHARP×Leica(ライカ)が代表的ではあるものの、イマイチ浸透しきっていないのが現実だったりも…。どちらもドイツを代表するカメラメーカーです。

独自の急速充電規格 80W SUPERVOOC フラッシュチャージで約28分で充電完了

発表会で行われたライブパフォーマンス

OPPO Reno10 Pro 5Gは付属の充電器で充電すると約28分で完了します。これは0%→100%までの実証値であり、OPPO Reno10 Pro 5Gの発表会でもライブパフォーマンスとして披露されていました。その時は28分よりも少し早く充電完了していました。

急速充電がまだ主流ではない時代、感動した記憶が鮮明に残っています。当時高校生だった筆者は、寝る前に充電するのを忘れることが度々ありました。そんな時に急速充電に助けられたものです。あの感動が一般的になるのは嬉しいものがありますね。当時の急速充電規格「Quick Charge 3.0」を覚えている人は読者さんの中にどれほどいるのか…?

バッテリー性能

非SIM環境、Wi-Fi接続で適当に使ってみたところ、100%→40%まで12時間ほどでした。個人の使い方などで変化はするものの、OPPOが公称している「1日は使える」というのは間違いなさそうです。

4年劣化しないバッテリー

OPPO Reno10 Pro 5GはBattery Health Engine(BHE)という独自のバッテリー制御技術を導入するおかげで、約4年間は購入時と変わらないバッテリーの持ち時間を実現するといいます。(これは4年間使ってみないと真偽はわかりませんが)

ゲーム・処理性能

スマホを評価する上で重要な点がゲーム性能です。最近はスマホでも『原神』などの本格的な3Dゲームがリリースされて侮れなくなってきましたよね。今回は『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』をプレイしてみました。

3Dライブを再生してもモタつくことなく快適に動作します。画面の鮮明さも相まって、キャラクターたちがより綺麗に見えてサイコーです。

端末の処理性能を測定するアプリ『AnTuTu Benchmark』『3D Mark』で性能を測ってみました。

結果は上記の画像の通りで、AnTuTu Benchmarkが569,129点、3D Mark Wild Life Extreme Stress Testが689点でした。どちらも普段遣いにおいては申し分のない性能です。

おサイフケータイに対応

モバイルSuicaやiDなどの電子マネーを使うために必要なおサイフケータイにも対応しています。日常生活で使う機会も多いはずです。

Google ウォレットにモバイルSuicaを追加することも可能。

日常生活で必要十分

OPPO Reno10 Pro 5Gを使ってみて、日常生活に寄り添ったスマホというのは確かにその通りだな…と思いました。おサイフケータイ、本体重量の割には軽く感じて使いやすい、没入感の高いエッジディスプレイ、急速充電などの実用的な機能が充実しているからです。約7.9万円の価格をどう捉えるか?というところではあるものの、円高や物価高も高まっている今なら高くはない価格だと思います。

それはそうと、スマホ好きの筆者としては、2〜3年前のハイエンド端末を思い出す感触で少し懐かしくなってしまいます。当時はエッジディスプレイがトレンド。サイズ感も当時のハイエンドモデルに近いです。

エッジディスプレイは好き嫌いが分かれるポイントだと思います。エッジディスプレイに惹かれるのであればアリなのではないでしょうか。急速充電もついていて、日常生活をより豊かにしてくれる、そんなスマートフォンです。

スペック表

OS ColorOS 13 (based on Android 13)
CPU Snapdragon 778G 5G
RAM 8GB
ストレージ 256GB
外部メモリ
ディスプレイ 6.7インチ 2412×1080 (FHD+) 有機EL
リフレッシュレート:最大120Hz 可変(120Hz/90Hz/60Hz)
メインカメラ [広角]約5000万画素(F値:1.8)、AF対応、OIS対応
[望遠]約3200万画素(F値:2.0)、AF対応、光学2倍ズーム対応
[超広角]約800万画素(F値:2.2)、画角112°
フロントカメラ 約3200万画素 (F値:2.4)、AF対応
バッテリー 4600mAh
サイズ 約163 × 75 × 7.9 mm
重量 約185g
生体認証 指紋(画面内)、顔
防水防塵 IPX4・IP5X
SIM nanoSIM×2 + eSIM
対応バンド 2G GSM : 850/900/1800/1900MHz
3G WCDMA : Band 1/2/4/5/6/8/19
4G TD LTE : Band 38/41/42
4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
5G : n3/n28/n77/n78
その他 おサイフケータイ、IRリモコン機能

参考情報

本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

OREFOLDERの最新情報をお届けします
author icon
CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。

⇨CloNisの記事一覧