スマートウォッチAmazfitのエントリーモデル「Amazfit Bip 5」をレビュー用に提供していただきました。
エントリーモデルで14,800円という価格ながら1.91インチの超大型ディスプレイにGPS搭載、10日間のロングバッテリーなど多機能でコストパフォーマンスの良いスマートウォッチです。
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クーポンコード:Bip5FOLDER
有効期間:2023年9月22日から-10月22日まで
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Amazfit Bip 5の概要
Amazfit Bip 5はエントリーモデルのスマートウォッチです。「Go Bigger, Go Smarter」というコンセプトのもと、Bipシリーズで最大の1.91インチディスプレイを搭載し、Zepp OS 2.0搭載、24時間ヘルスモニタリングにフィットネス機能など多機能であることも特徴です。
カラー | ソフトブラック/クリームホワイト/パステルピンク |
---|---|
サイズ | 45.94×38.09×11.2mm (心拍ベース除く) |
重量 | 約40g(バンド含む)/約26g(バンド除く) |
ボディ素材 | プラスチック |
防水グレード | IP68 |
ディスプレイ | 1.91インチ TFT (320×380) 260PPI |
タッチスクリーン | 2.5D強化ガラス+指紋防止コーティング |
バンド | シリコン素材 長さ:155mm ~ 210mm 幅:22mm |
バッテリー | 300 mAh(標準値)マグネット式充電 約2時間 |
センサー | BioTracker PPG 生体認証センサー (血中酸素をサポート) 3軸加速度センサー |
接続 | Bluetooth 5.2 BLE |
測位システム | 4衛星測位システム GPS、GLONASS、GALILEO、QZSS |
対応デバイス | Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上 |
搭載OS | Zepp OS 2.0以上 |
外観
小さな箱の中に本体のほかマニュアルと充電用マグネットケーブルのみと、シンプルな内容です。
大きな正方形型ディスプレイが目立ちますね。ボディ部分の素材はプラスチックで、さすがに高級感あるとは言えませんが、かといって安っぽいわけでもありません。
サイドにボタンが1つ。これを押してメニューを呼び出したり長押しでの動作も割り当てられます。また、写真では見えにくいですがマイク穴とスピーカーもあります。
ディスプレイ部分はわずかに湾曲しており、そのおかげで見やすく操作しやすくなっています。
実際に装着して正面から。普段スマートバンドを使用している身からするとかなり大きな画面に驚きます。
バンドはシリコン素材で幅22mmです。つるつるしていて気持ちいいですね。穴にピンを通した後、内側に入れ込むタイプです。外側に出してビロビロしないのは良いのですが、バンド1枚分思ったよりも窮屈になったり、風呂上がりなど肌が滑りにくくなってる状態だと入れ込むのに苦労します。ちょっと慣れが必要ですね。
本体裏側にはセンサー類があります。また、バンドを留めるピンも見えます。このピンでバンドを外して取り替えることも可能です。
ディスプレイ
Amazfit Bip 5のディスプレイは1.91インチで320×380ピクセル。正方形よりもわずかに縦長です。有機ELではなく液晶なので周囲の光の状況によっては若干白っぽく見えるかもしれません。
タッチパネルの反応や動きもまずまず。
明るさはスライダー式で自動調整には対応していません。これがちょっと残念だったところ。
Amazfit Bip 5でできること
Amazfit Bip 5はスマートウォッチなので、できることは非常にたくさんあります。
- 時刻表示(常時表示は非対応)
- 歩数計
- 心拍数/血中酸素レベル/ストレスレベル測定
- 心拍数等の異常時の通知
- 睡眠モニタリング
- 呼吸エクササイズ
- 生理周期トラッキング
- 座りすぎ通知
- PAI健康評価
- 120種類以上のスポーツモード
- 運動検知
- フィットネスアプリとの同期
- ランニングサポート(仮想ペーサー、自動ラップ/条件付き一時停止)
- 着信やアプリの通知
- SNSやLINEの簡易返信
- Bluetooth通話
- モーニング・アップデート
- アラーム/タイマー/ストップウォッチ
- 天気予報
- 音楽再生コントロール
- スマホを探す(音を鳴らす)
- ミニアプリ
- Alexa対応
スマートウォッチなら普通にできることはもちろん、スポーツモードでGPS対応やランニングサポート、Bluetooth接続による通話、SNSやLINEの簡易返信、Alexa対応などは便利です。
ウォッチフェイス
ウォッチフェイスも豊富に用意されており、アプリからダウンロード・同期できます。物によっては表示内容を変更(歩数→バッテリー残量など)できたり、全体のカラーを変更できるものもあります。
秒表示があるものやテキスト表示などちょっと変わったものもあります。
また、自分の画像を使ったポートレート写真というウォッチフェイスもあります。これは単に画像を使うだけでなく、被写体を自動判別して、時計の数字の前に重なる(数字が被写体の下に潜る)ような表示ができます。iPhoneのロック画面のようですね。
数字と被写体があまり被るようだとダメで、少しだけ被るような表示になります。それでもキャラが浮き上がって見えるようで面白いですね。
Zepp OS 2.0
基本的な操作としては、再度ボタンを押すとメニュー表示、ホーム画面で左右にスワイプするとウィジェット表示(ループ)となります。
上から下にスワイプでコントロールセンター、下から上にスワイプで通知カードの表示です。
ウィジェットやコントロールセンターの表示は、何を表示するかアプリで変更可能です。
表示フォントはいわゆる中華フォントで、「化」や「直」などが若干違和感ある表示になります。一画面に表示できるのはだいたい7文字×8行程度です。
SNSやLINEで返信可能
LINEやメッセージアプリの通知ではAmazfit Bip 5から直接返信できます。返信する内容は定形メッセージか絵文字です。
定形メッセージの内容はアプリから自分で追加・編集できるので、思ったよりも使い勝手が良いです。
Bluetooth通話可能
スマホとBluetooth接続すると、Amazfit Bip 5で電話をかけたり、かかってきた電話に出たりできます。スマホを取り出さなくても即対応できるのは便利です。
なお、こちらから電話をかける場合には、直接番号をダイヤルするか、あらかじめ設定したよくかける番号、または最近の履歴から選びます。
Alexa対応
また、Alexaにも対応しています。マイク・スピーカーを搭載しているので、Amazfit Bip 5に話しかけて操作できます。サイドボタンの長押しにAlexaを設定しておけば、いつでもすぐにAlexaできます。
Zeppアプリ
- Zepp(formerly Amazfit)
-
制作: Huami Inc.価格: 無料
Amazfit Bip 5の設定やデータの管理などは『Zepp』アプリで行います。
トップページには歩数や睡眠記録などが1列のカードで並びます。もちろん順番の変更や表示の有無も選択可能。この表示は見やすくて私は気に入ってます。ダークモードにも対応しているので、黒背景にもできます。
また、デバイス側の設定もアプリから可能です。各種センターによるモニタリング状況もここで制御します。これはバッテリー持ちに直結するので、自分に必要なものをちゃんと選びましょう。
健康管理
心拍数や歩数などの健康記録も確認できます。週表示は月曜始まりの7日間で固定で、その週の平均などが表示されます。
Amazfit Bip 5ではないですが、私はスマートバンドのこうした記録によって病気を発見することができました。健康なうちはバッテリーを食うだけと思うかもしれませんが、日々記録しておくことは大事です。
睡眠記録
個人的にスマートウォッチの記録で一番よく確認するのが睡眠記録です。Zeppの睡眠記録は項目ごとにカードになっていて非常に見やすいです。睡眠スコアが表示されるので、できるだけ良い点を取りたいと思えるのがいいですね。
週間の表示では夜間睡眠の規則性をグラフで表示してくれます。これだといつ頃寝ていつ頃起きてるのか、視覚的にわかりやすくていいですよね。
ワークアウト
Amazfit Bip 5は120以上のスポーツに対応しています。また、ウォーキング・ウォーキング(屋内)・ランニング(屋外)・ランニングマシン・サイクリング(屋外)・エリプティカル・ローイングマシンの7種類については自動検出にも対応しているので、スタートの押し忘れを防げます。
残念ながら私は最近膝の調子がよろしくないので、まったく走れてません。なので散歩(ウォーキング)で記録してみました。Amazfit Bip 5はGPS搭載なのでスマホを持っていない状態でも軌跡を記録できます。私の住んでる地域は高いビル群などないのでわりと正確ですが、他の人のレビューを読むとビルの間では精度が落ちるようです。
記録される内容も細かく、普通にスポーツウォッチとして役立つレベルです。
ミニアプリ
小さなアプリをインストールしてAmazfit Bip 5で利用できます。大抵はほんのちょっとしたものですが、バッテリー残量の記録を取ってくれるものや計算機、そしてゲームまであります。
2048やり始めると止まらなくなるのでヤバイです。
充電とバッテリー
Amazfit Bip 5の充電は専用のマグネット充電ケーブルで接続します。おそらくほかのAmazfitのスマートウォッチと共通ですね。
バッテリーの持ちに関しては、使い方次第で大きく変わります。公式ページでは標準的な使い方で10日、ハードな使用で5日間としています。
私の場合は丸11日間で100%→28%でした。途中で微妙に設定変更などもありますが、基本的にセンサー類の設定は以下の通り。
- 自動心拍数モニタリング…10分間
- アクティブ心拍数モニタリング…オン
- アシスタントによる睡眠モニタリング…オン
- 睡眠時呼吸の質のモニタリング…オン
- 自動ストレスモニタリング…オフ
- 血中酸素自動モニタリング…オン
おそらく自動心拍数モニタリングが間隔長めなのと画面の明るさが低め(25%くらい)だったのが、ここまで持ってくれた要因だと思います。なかなかバッテリー持ちが良いと感じました。
Amazfit Bip 5の良かったところ、イマイチなところ
Amazfit Bip 5を実際に10日間ほど使ってみて感じた良いところとイマイチなところをまとめます。
- 1.91インチの大画面
- LINEやSNSの返信ができる
- バッテリー持ちが良い
- GPS搭載
- マイク・スピーカー付き
- バンドは慣れが必要
- 明るさの自動調整に対応してない
- 中華フォント
- 有機ELではなく液晶
- 前モデルに比べ高額
スマートウォッチとして基本的なことはしっかりできて、バッテリー持ちもいいので誰にでもオススメできそうなデバイスです。いくつかイマイチな点もありますが、慣れや好みのよるところもありますからね。
エントリーモデルとして機能・性能は十分なのですが、価格が14,800円というのが難しいところ。前モデルのAmazfit Bip 3は9,800円だったので一気に1.5倍くらいになってしまいました。予算によってはBip 3を選ぶのも手ですが、機能・性能を考えれば今ならBip 5をオススメします。
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有効期間:2023年9月22日から-10月22日まで
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。