週間スマホ業界ピックアップ – Xiaomi!Xiaomi!Xiaomi!3機種が発表!YouTubeが医療情報に関連するコンテンツポリシーを厳格化へ

日々進歩する携帯電話業界、今週も色々なニュースがありました。この記事では、今週のニュースを追えなかった人、そうでない人にも向けてピックアップしてザックリとまとめ、私見を記載していきます。あくまでもザックリですので、気になるニュースがあれば、ぜひ自分でも検索してみてください。

今週は2023年第33週(8月13日〜8月19日)のニュースをピックアップします。

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Xiaomiが3つの新製品を発表!

Xiaomiは8月14日に3つの新製品を発表しました。折りたたみスマホの「Xiaomi MIX Fold3」、14インチの大画面タブレット「Xiaomi Pad 6 Max」、5万円台でAnTuTu Benchmarkのスコアが170万点のコスパモンスター「Redmi K60 Ultra」です。

Xiaomi MIX Fold 3!薄型フォルダブル端末!

Xiaomi MIX Fold 3は薄型・軽量な折りたたみスマホで、本体重量は255gと非常に軽量。薄さも驚異の10.86mmを実現しています。(最上位モデルのみ10.86mmで通常モデルは10.96mm)

メインディスプレイは約8.03インチと、もはやミニタブレットの域を出ています。

カメラレンズには老舗カメラメーカーLeicaのSummicronレンズを搭載しています。

クアッドカメラ構成で、メイン+超広角+5倍ペリスコープ+3.2倍望遠が搭載されています。筆者は5倍ペリスコープが好みのため嬉しいポイントです。画像処理もLeicaと提携しており、筆者の愛用する「Leica M10の気配」を感じます。

SoCには「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しています。原神などの3Dゲームをしても処理性能不足にはならないでしょう。

電力制御用の専用チップセットを搭載しており、省電力性にも優れているようです。実際に使わないと判断できないポイントではあります。

ストレージ構成ごとの価格は以下の通り。

・12/256GB:8,999元(約18万円)
・16/512GB:9,999元(約20万円)
・16/1TB:10,999元(約22万円)

折りたたみデバイスにしては安価な部類で、というか1TBモデルが22万円で購入できてしまいます。筆者の愛用しているGalaxy Z Fold3 5G(12/256)が新品価格で22万円くらいだったことを考えると、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

なお、中国市場以外の発売については示唆されていません。従来モデルがグローバル市場で販売されていなかったことを鑑みると、今回も中国市場以外で販売する可能性は低いと思います。

少々マニアックなデバイスではあるもの、気になる方は個人輸入してみてはどうでしょうか。

Xiaomi Pad 6 Max!14インチディスプレイに8 Gen 1+で7.6万円から

14インチの大画面タブレット「Xiaomi Pad 6 Max」も発表されました。14インチの巨大な画面サイズなのにも係わらず、7.6万円からという圧巻のコストパフォーマンスを誇ります。

ディスプレイ解像度は2880×1800と高く、大画面を余すことなく活かせます。

SoCにはSnapdragon 8 Gen 1+を採用しています。1世代前のハイエンドSoCで、大半のことなら快適に動作するでしょう。

10,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。ただし、画面サイズも巨大なため必ずしもバッテリー持ちがいいとは言えないでしょう。

ストレージごとの価格は以下の通りです。

・8/128GB 3,799元(約7.2万円)
・12/256GB 3,999元(約8万円)
・12/51B 4,199元(約8.8万円)
・16/1TB 4,599元(約9.6万円)

Redmi K60 Ultra!AnTuTu170万点で5万円台!?コスパモンスターの再来か

公称AnTuTu170万で5万円台のフラグシップキラースマートフォンの「Redmi K60 Ultra」も発売されました。

SoCにMediaTek Dimensity 9200+を搭載し、なんとAnTuTu Benchmarkのスコアは170万点を超える凄まじさ。これで動かないゲームやアプリはまずないでしょう。

ディスプレイはリフレッシュレートは144Hz。ゲームでもヌルヌルと安定して動作します。ただし、有機ELとは触れられてなく、LCD(液晶ディスプレイ)の可能性もあるためディスプレイ品質でコストを削減しているのかもしれません。

カメラ構成はメインカメラ、超広角カメラ、マクロカメラからなる3眼構成です。

ストレージごとの価格は以下の通りです。

・12/256GB 2,599元(約5.2万円)
・16/256GB 2,799元(約5.6万円)
・16/512GB 2,999元(約6万円)
・16/1TB 3,299元(約6.6万円)
・24GB/1TB 3,599元(約7.2万円)

XPro(旧:Tweetdeck)の利用がBlue加入必須に

マルチカラムかつタイムラインを自動で更新しながらX(旧:Twitter)を閲覧できるXPro(旧:Tweetdeck)がBlueに加入しないと利用できなくなりました。https://tweetdeck.twitter.com/にアクセスしてもtwitter.comに転送され、Blue加入を勧めるモーダルウィンドウが表示されます。

つまり、XPro(Tweetdeck)の実質的な有料化が実施されたと言うわけです。XProを利用するためにはBlueに加入する必要があり、個人の場合は月額980円、年額だと12%オフの10,280円が請求されます。(ウェブからの場合)

XPro(旧Tweetdeck)のために980円を払う価値があるのか?と言われると、個人的には微妙なラインです。スマホでTweetdeckを利用するためのMarindeckも使えませんし、筆者にとっては正直なところ加入する価値は見いだせません。

YouTubeが「誤った医療情報を含むコンテンツ」を削除へ

Googleは8月18日に誤った医療情報を含むコンテンツを削除すると発表しました。具体的なポリシーフレームワークは以下の通りです。

・予防に関する誤った情報:特定の健康状態の予防または感染、現在承認および接種されているワクチンの安全性、有効性、成分に関して、保健当局のガイダンスと矛盾する情報を宣伝するコンテンツを削除します。例えば、予防方法として有害な物質を宣伝するようなコンテンツが該当します。

・治療に関する誤った情報:有害な物質や行為を宣伝するなど、特定の健康状態に対する治療法について、保健当局のガイダンスと矛盾する内容を伝えるコンテンツを削除します。例えば、がん治療薬として塩化セシウムを宣伝するといった、専門的な治療を受けるべき特定の健康状態に対して実証されていない治療法を勧めているコンテンツが該当します。

・事実を否定する誤った情報:特定の健康状態の存在を否定するコンテンツを削除します。例えば、COVID-19 で死亡した人の存在を否定するコンテンツが該当します。

つまり、科学的根拠に乏しい医学的なコンテンツが削除の対象になります。COVID-19は存在しない、ただの風邪、マスクに効果はない、にんにくを食べるとガンが治る、などが対象です。

なお、このポリシーは各地の保険当局やWHO(世界保健機関)のガイダンスが変更されると、それに追随して更新されます。ただし、更新は遅れることもあります。

今週のまとめ

今週のニュースをまとめると…

  • Xiaomiが3つの新製品を発表!
  • XProの利用が実質有料化
  • YouTube、誤った医療情報を規制へ

でした!今週はXiaomi製品の発表会が開催されて、せっかくならと思い特集?の形でまとめました。

個人的にXiaomi Pad 6 Maxが気になっていて、14インチで7万円台という突出したスペックが刺さるのですよね。13インチ〜14インチのタブレットだと10万円超えがスタンダードになってくるため、この安さは新たな選択肢になるかもしれません。

ところで、最近スマホで3Dゲームを始めたところ、Snapdragon 888だとスペック不足でスマホをアップグレードしようか悩んでいます。後継機にあたるGalaxy Z Fold5が第一候補ではあるものの、Xiaomi MIX Fold 3の詳細を見れば見るほどアリかな…と。

もしかしたら…手元に来てるかもしれませんね。ではでは、また来週。よい1週間を!

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CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。

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