週間スマホ業界ピックアップ – Google Chromeに4つの新機能が追加、OPPO Pad 2のクラファン…？

日々進歩する携帯電話業界、今週も色々なニュースがありました。この記事では、今週のニュースを追えなかった人、そうでない人にも向けてピックアップしてザックリとまとめ、私見を記載していきます。あくまでもザックリですので、気になるニュースがあれば、ぜひ自分でも検索してみてください。

今週は2023年第31週(7月30日〜8月5日)のニュースをピックアップします

モバイル版Chromeに4つの新機能が追加

Googleは8月2日、モバイル版Chromeにおける4つの新機能を発表しました。既にリリース自体はされてみたいですが、まだ機能が使えない人もいるようです。Googleの新機能追加はすぐ使える人、そうでない人に別れるため、機能の追加が発表された日から使えるようになるとは考えないほうがいいでしょう。

以下は今回追加された4つの機能です。

アドレスバーをタップして関連する検索候補を表示

対象サイトでアドレスバーをタップすると関連する検索候補が表示されます。

たとえば、カレーのレシピを読んでいたとします。アドレスバーをタップすると「このページに関連する」といった案内の下に、一流シェフが作るカレーのレシピやラッシー、サラダの作り方など、関連する検索候補が表示されます。

Googleの検索トレンドをアドレスバーに表示

Googleトレンドをアドレスバーに直接表示できるようになりました。まずはAndroid版Chromeのみで実装され、iOS版のChromeには今年の後半に導入される予定です。

タッチ検索に関連検索候補が表示

Chromeでページ上のワードをタップすると、タップしたワードの検索結果が画面下部に表示される「タップして検索」という機能があります。この機能で、関連検索結果がカルーセルで表示されるようになりました。

iOS版Chromeの検索候補が最大10個に拡張

iOS版のChromeにおいて、アドレスバーに表示される検索候補が最大6個→10個に増えました。Android版は既に10個です。

OPPO Pad 2のクラファン開始！

オウガ・ジャパンは8月2日からOPPO Pad 2のクラウドファンティングを「GREEN FUNDING」で開始しました。OPPO Pad 2はアスペクト比が7:5の約11.6インチ、最大144Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイを搭載し、チップセットにはMedia Tek Dimensity 9000を採用したフラッグシップAndroidタブレットです。

7:5のアスペクト比は業界初となり、A4サイズに近いため従来のタブレット製品よりも文章や電子書籍が読みやすくなっています。また、縦幅が長いため、エクセルやウェブページの閲覧もしやすいようです。

OPPO Pad 2は20%引きの72,000円で支援できます。配送予定は9月下旬。目標金額は50万円です。

…ただ、クラウドファンティングと謳っているものの、OPPO Pad 2は海外で発売済みです。しかも、クラファンの目標達成額は50万円と、OPPO Pad 2を8人が注文すれば達成できる金額に設定されています。それはクラファン本来の使い方なのか…？と。

もしも、需要を確認したいのであれば、公式サイトでセール販売してもいいはず。そうすればクラファンに出資する手数料も節約できます。そう考えると、クラファンでX台売れた！1日で目標達成！のようなセールスポイントが欲しいだけなのでは？と邪推してしまいます。

グローバル展開中のフラッグシップタブレット、OPPO Pad 2がGREEN FUNDINGに登場🚀🚀

📅今日～9月17日（日）まで
すべてを叶える、至高の一台。
①業界初、7:5白銀比ディスプレイ
②MediaTek Dimensity 9000を搭載
③67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ

便利なアクセサリーのセットもあります💼… pic.twitter.com/pHuiI6875X

— OPPO Japan (@OPPOJapan) August 4, 2023

あるいは、クラファンで実質的に受注生産の形をとって、需要を確認するといった方法も考えられますが、先述したように「他のやり方」も選べるのに、あえて選ぶのはどうなのか？ちなみに、X（旧：Twitter）でOPPO Japanが「新製品をいちはやく体験するチャンス」と言及しているので、後から一般販売される可能性もあります。もっとも、クラファンにある20%の割引率も日本国内における一般販売価格からの割引かも不明で、色々とハッキリしない部分はあります。

なんというか、OPPOのような有名なメーカーが微妙な販売方法をしていると、XiaomiやHuaweiなど他のブランドに対しても「やっぱり中国だな」といった風評被害を及ぼす可能性があるため、筆者としては「他国よりも高い価格設定で販売するのはいいけど、クラファンを使うのはやめようよ…」と思ってしまいます。製品のコンセプトはおもしろいのになあと思ったりも。（中国では約59,000円で販売中）

ポケモンGOのイベントでドコモが通信障害

トレーナーの皆さん、Pokémon GO Fest 大阪のウェルカムゲート、チームラウンジ、テックサポートがあるエリアで、Docomoのネットワークに問題が発生しています。Docomoをお使いの方は、各生息地の装飾近くに移動していただくと通信が改善します。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。 #ポケモンGO

— @NianticHelpJP (@niantichelpjp) August 4, 2023

大阪で開催されていた「Pokémon GO Fest 2023」でドコモの通信障害が発生していました。イベントでゲットしたポケモンがインベントリに反映されていなかったり、課金アイテムが消費だけされて機能が反映されていないなど、様々な声が上がっています。

ドコモの通信が悪いとの評判は以前からありましたが、ポケモンGOのフェスティバルなど、ユーザーの金銭が関わってくるような状況で通信障害が発生するのは問題です。筆者も先日開催された「隅田川花火大会」の会場にいったところ、人でごった返す混雑度合い、通路は一方通行となり、警官が総動員で動いているような状態でした。そのような状況もあり、ついにドコモ回線が圏外になる状況に。流石に圏外は思うところがあるので、早急に改善してもらいたいところです。

ただ圏外になるだけならまだしも、花火大会が開催されるまで籠もっていたシーシャ屋で電子マネー決済ができず、現金も持ち合わせていなかったので混雑のピークが落ちついた後に支払いしました。申し訳ない…。（現金を携帯していない筆者にも否はありますけどね）

今週のまとめ

今週のニュースをまとめると…

でした！OPPO Pad 2の件もいくつか疑問があるものの、多くの人にとって影響がある携帯回線の混雑を解消して欲しいところです。繋がりにくいだけならまだしも、圏外までダウンするのはダメじゃないの？と思ってしまいます。

筆者は3回線契約しているので、かろうじて対策はできますが、普通なら1回線のみの契約でしょう。コロナも明けて、街に人が出るようになってきましたし、外国人観光客もたくさんいます。携帯キャリアには対策を打ってほしいところです。

ではでは、また来週！よい1週間を！

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