UGREEN Nexode 140W レビュー：単ポート最大140W、2ポート利用でも各65W出力できる高出力な3ポートUSB充電器

2022年09月08日

UGREENより、「UGREEN Nexode 140W」をレビュー用に提供していただきました。USB-Cx2、USB-Ax1で合計3つのUSBポートを搭載し、最大140W出力に対応したパワフルな充電器です。

USB-C×2ポートで利用したときにどちらも65W出力できるので、一般的なノートPCを2台繋ぐのも余裕です。

UGREEN Nexode 充電器 140Wハイパワー業界初PD3.1対応【UGREEN独自のGaNFast技術】ノートPC二台急速充電可 2個USB-Cポート+1個USB-Aポート折りたたみ式プラグ Macbook Pro/Legion/iPad/iPhone/Galaxy/Android スマートフォンノートPC各種その他機器対応　240W充電ケーブル付 PSE技術基準適合 CD289

Ugreen Group Limited

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良いところ

USB-C×2、USB-A×1の構成
USB-C単ポート利用で最大140W
USB-C×2でどちらも65W使える
240W対応の充電ケーブル付

イマイチなところ

なかなかのお値段
それなりに大きく重い
140W出力できるポートは固定
指紋が付きやすい

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UGREEN Nexode 140Wの概要

UGREEN Nexode 140WはUSB-Cx2、USB-Ax1で合計3つのUSBポートを搭載し、最大140W出力に対応した充電器です。

USB-C1とUSB-C2ポートで最大出力が異なり、USB-C×2で利用した時は65W×2となります。Aポートも含めた3ポート同時利用時には、各ポートから最大65W、45W、22.5Wです。3ポートなのでそこまで複雑ではありませんし、USB-CはC1優先と覚えておけばいいでしょう。

■UGREEN Nexode 140W 型番：CD289-90548 スペック
USB入力		100-240V～ 50/60Hz 2A まで
USB出力	USB-C1	5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A、28V/5A (140W Max) PPS：3.3-21V/5A
	USB-C2	5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5A(100W Max) PPS：3.3-21V/5A
	USB-A	4.5V/5A、5V/4.5A、5V/3A、9V/2A、12V/1.5A (22.5W Max)
対応充電規格	USB-C1	PD3.1、PD3.0、PPS、QC4+(QC4.0/QC3.0)、FCP、AFC、APPLE 5V2.4A、BC1.2
	USB-C2	PD3.0、PPS、QC4+(QC4.0/QC3.0)、FCP、AFC、APPLE 5V2.4A、BC1.2
	USB-A	SCP、QC3.0、FCP、AFC、APPLE 5V2.4A、BC1.2
製品サイズ		76mm × 76mm × 35mm
製品重さ		約300g
同梱ケーブル		長さ：1.5m　電流：240W/5Aまで

外観

側面に140Wと、最大出力が書かれています。

逆側にUGREENロゴ。

USBポートはType-Cの2つがラインで囲まれています。下側のUSB-C1が140Wに対応しており、上側は最大100Wです。ここに書かれているので、ちゃんと覚えなくても確認できるのは良いですね。

反対側にはスペックや各種認証マークが並びます。

大きさは76mm×76mm×35mmです。あまり目立って小型！という程ではありませんが、コンパクトにまとまっています。ちょっと前まではこれくらいの大きさでUSB-Cが1ポートで65W、なんていうものがよくありましたよね。

重さは実測で300gでした。スペック上の数字と同じです。もつとズッシリ来る重さです。どこでも気軽に持ち出せる…とは言い難いくらいの重さですが、まぁ使う時は手に持つわけでもないのでそう気にする事もないでしょう。

本製品には240Wまで対応するUSB-C to Cケーブルが付属します。長さは1.5mで使い勝手の良いサイズです。急速充電は充電する側とされる側、そしてケーブルの3つが合わさってきちんと急速充電されます。このケーブルを使えば、本製品の実力をいかんなく発揮できます。

最大140WでMacBook Pro（16インチ, 2021）の急速充電にも対応

UGREEN Nexode 140WのUSB-C1はUSB PD3.1に対応し、単ポート利用の場合に最大140Wに対応します。これだけの高出力を何に使うのかと思ったら、MacBook Pro（16インチ, 2021）やLenovo Legion 5シリーズといった高出力PCでの急速充電に使えるようです。

そこまでのPCは持ってないので確かめられてません。残念。

私のメインPC（Lenovo ThinkCentre M75q-1）がUSB PDの充電器で動くので（付属のACアダプタは65W）繋いでみました。

起動できて、最大瞬間70Wくらいまでは見えたのですが、安定動作はせずに落ちてしまいました。これがうまく行けば、大きなACアダプタは使わずに、それでいて充電用のUSBが増えるのでありがたかったのですが、なかなかうまくは行かないものです。

USB-C×2ポートでどちらも65W出力

2ポートで利用するとき、USB-A + USB-CであればUSB-Aが最大22.5W、USB-Cが最大100Wとなります。

USB-C×2で利用する時はどちらも最大65Wです。一般的なノートPCなら65Wで十分充電できるでしょう。2台のノートPCを持ち歩く人はそう多くはないと思いますが、友人や同僚と外でノートPCを広げる事があれば、その時は2人のノートPCどちらも同時に給電できます。

スマホとノートPCと3台同時充電も

3ポート全部使った場合はUSB-C1が最大65W、USB-C2が最大45W、USB-Aが最大22.5Wとなります。このときUSB-Cの1と2で最大出力が異なるので、45Wでは足りない機器を充電する場合は注意が必要です。C1のポートには140Wと書かれていますし、いくつポートを使うとしても、高出力が必要な機器はC1に繋ぐ、と覚えておけば大丈夫です。

リビングに本製品を設置して、USB-Cの1つはNintendo Switchの充電に使って残り2つをスマホとノートPC用に使うのも良いかもしれませんね。