IKKO OH2 レビュー:フラットで万能、ややウォーミーで万人に勧めれる太鼓判イヤホン

HiFiGo様から「IKKO OH2」をレビュー用に提供していただきましたのでレビューします。

「IKKO OH2」は1DDのイヤホンで、フラットな音が売りのイヤホンです。さて、結論から入りますがOH2は「価格以上の音質」でフラットな万能機といったところでしょうか。間違いなく万人に勧めれるイヤホンです。

良いところ
  • フラットで万能
  • しかもウォーミーでリスニングより
  • カラーバリエーションも豊富
イマイチなところ
  • 寒色が好きな人には合わないかも
B09KRYTKJN
IKKO OH02 IEM + Gift Bag

HiFiGo
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パッケージや本体のデザイン・装着感

「IKKO OH2」はHiFiGoで注文すると特別仕様のパッケージで届きます。

通常のパッケージはこんな感じです。

筆者が提供していただいたのはグリーンカラーです。イヤホンの内部が透けて見えるのがカッコいい。

グリーンカラーのほかにも、パープル、グレー、シルバー、ゴールドの4色があります。

付属品はMMCXケーブルとイヤーピース、冊子類にケース、ピンバッジがついてきます。他のメーカーでは見かけない、ちょっと個性的な付属品ですね。

装着感も良好で、本体サイズが小型なのもあって「落ちてくる」こともなく快適です。

音質:バランス良好、優秀

音質の評価は3つの楽曲を聴き、それぞれの感想を書いて行います。長文になるので、ザックリとした音質を知りたい方は「総評」まで飛んでください。

視聴環境:iPhone 6 / Amazon Music

eufonius – Apocypha

まずは女性ボーカルから。ボーカルは近いわけでもなく、遠くもない印象です。また、分離感もよく全体的にバランスが取れています。ただ、ピアノや楽器の「金属音・残響感」は控えめで、丸みを帯びている印象です。かといって、透明感がないわけでもなく、しっかりと透き通っています。

Laur – Frail

続いてピアノソロです。ピアノということは中高音域が試されますが、問題なく綺麗に聴けます。しかし、前述したように、金属音の鋭さや残響感が控えめで、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。弾ける感じはあまりなく、伸びずにスッと抜けていく感じです。 

コブクロ – ここにしか咲かない花

最後に男性ボーカルです。正直驚きなのですが、各曲の色彩に染まります。この曲はアコースティックギターが入っているのですが、OH2はウォームなこともあって相性がいいです。

総評:フラットでリスニング、それでいながらウォーミーで各ジャンルの色彩に染まる

総合的な評価はフラットなリスニングサウンド、いわゆる寒色系ではなくて、薄っすらと暖色系でウォーミーな感じです。評価で聴いた曲以外にも色々と聴いたのですが、どんなジャンルにも合います。

この手のイヤホンは「乾いている音」が多い傾向にあり、無機質で物足りないことが多いです。ところが、OH2は適度に暖色系で心地よく聴けます。

また、カラーバリエーションも豊富で、「ちょっといイヤホンが欲しいんだけど、何かない?」と訊かれたら、とりあえずこれを勧められる、そんな1本です。これは太鼓判!

B09KRYTKJN
IKKO OH02 IEM + Gift Bag

HiFiGo

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CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。

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