MNOの満足度調査、総合満足度では楽天モバイル（Rakuten UN-LIMIT VI）が1位！やはり料金の安さが重要【MMD研究所調査】

2022年03月15日

MMD研究所は3月14日、「2022年3月MNOの満足度調査」の調査結果を公開しました。この調査は先日の「2022年3月通信サービスの利用動向調査」においてMNOを利用している18歳～69歳の男女1,800人を対象に2022年2月14日～2月16日の期間で実施されたものです。

調査対象サービス：
docomo（n=200）、au（n=200）、SoftBank（n=200）、ahamo（n=200）、povo（n=200）、LINEMO（n=200）、Rakuten UN-LIMIT VI（n=200）、Y!mobile（n=200）、UQ mobile（n=200）

2022年3月MNOの満足度調査

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総合満足度1位はRakuten UN-LIMIT VI

各項目3位までの概要は上図の通り。装具満足度1位は楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIでした。料金部門の他にサービス部門でも1位を取っています。ただ、満足度は1位なのにNPSでは3位にも入ってないのですよね。

利用する際の最重視点は「月額料金の安さ」

利用している通信サービスの最も重視している点を聞いたところ、「月額料金の安さ」が58.1%で圧倒的に多くなりました。次いで「料金プランの分かりやすさ」が11.7%と、料金に関するものが目立ちます。

繋がりやすさや速度、信頼性というものは重視されないというよりは「あって当然」と思われているのかもしれませんね。

割引プラン、オプションは半数程度が加入

割引プランやオプションについて加入しているか聞いたところ（わからないと答えた方を除く）、割引プランは54.2%が、オプションは43.8%が「ある」と答えました。

どちらも「わからない」という人が1,800人中の20%以上いたようです。それもなかなか怖い話ですね。

総合満足度ではRakuten UN-LIMIT VIが1位、ただし通信品質では…

利用しているサービスの満足度を「料金部門」「サービス部門」「通信品質部門」「顧客サポート部門」の4部門においてそれぞれ聞いたところ、料金部門、サービス部門が「Rakuten UN-LIMIT VI」、通信品質部門が「ahamo」、顧客サポート部門が「UQ mobile」とそれぞれ部門トップとなり、総合満足度は「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」が985ptでトップでした。

「料金部門」…月額料金の安さ、料金プランの分かりやすさ、オプションプランのお得さ
「サービス部門」…提供端末の豊富さ、料金プランの豊富さ、オプションプランの豊富さ
「通信品質部門」…データ通信速度、データ通信の繋がりやすさ、通信時のセキュリティの信頼性
「顧客サポート部門」…サービスに関する情報の豊富さ、契約･解約の手続きのしやすさ、カスタマーサポート対応の良さ

当然ではあるのですが、料金部門ではメインブランドとその他+Rakuten UN-LIMIT VIで大きく差がありますね。また、通信品質ではRakuten UN-LIMIT VIが一人負けのようです。まぁ、まだここは長い目で見ましょう。

オススメするか、でもメインブランドとその他でくっきり

家族や友人におすすめしたいかどうか10点満点の点数をつけてもらい、NPS（ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度）を出したところ、全体では9点から10点をつけた推奨者が17.2%、7点から8点をつけた中立者は38.6%、0点から6点をつけた批判者は44.3%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-27.1でした。

サービス別のNPSは、「LINEMO」が-11.9で最も高く、「au」が-47.0で一番低くなりました。

LINEMO、オンライン専用プランの中では一番契約者数は少なかったと思いますが、NPSではいいんですね。総合満足度も2位でした。

MMD研究所の調査ではここに掲載した以外の結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。